うれしい誤算 | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

昨日届いたバークレーは、フレット擦り合わせで1弦13Fの音詰まりも解消。

ざらざらしていたフレットもすべすべになり、汚れていた指板とペグもきれいにしたので、現在はベストコンデションです。

未だにこれをどうするのかというビジョンは見当たりませんがw

 

それはそうと、先月注文していたネックが海を渡って今日届きました。

それがこちら。

PRS風のバードインレイが入ったネックです。

実は今いじっているハードテイルのスクワイアと合体させて、PRSのSilverSkyのハードテイル版のようなギターを作ろうというのが当初の目論見だったのですが、ネックの注文後しばらく経ってから商品仕様に、

Scale Length: Approx. 24-3/4in

という記載を見つけたんですよ。ショック!

残念ながら、レスポール等と同じミディアムスケールだったのです。

今回買ったスクワイアはストラトなので25.5インチ(647.7mm)のロングスケール。スケールが合わないので当然使えません。
(ネックポケットを削ったり、ブリッジ移動すればいけなくはないのですが、ピックガードの形状も変わってしまうので汎用性が低くなる)

なので、ストラトにこのネックの取付けはあきらめてここ数日ミディアムスケールのデタッチャブルなボディ探しをしていて、今日もそんなギターを探しに行く予定でした。

がしかし、届いたネックをストラトの横に置いた時に「あれ?」と思ったんです。

目視では、スケールが同じに見えるんですよ。

ロングとミディアムの差といってもトータルで20mm程度なので、各フレットの差なんてごく僅かだから同じに見えるだけなのかもしれないと思いつつ、確認のために0〜12Fまでの寸法を測ってみたら、約324mm。エッ

ミディアムスケールなら0〜12Fは約314mmのはずなんです。

疑り深い私は念のためにスクワイアから外したネックを並べて比較してみました。

同じ。
同じや!

フレット位置も完全に一致。これもう間違いなくロングスケール。

これはうれしい誤算でした。

注文ミスしたと思い一度は諦めたSilverSkyハードテイル版が実現しそうです。

純正が21Fなのですが新しいネックはツバだしの22Fなのもうれしいところ。

写真のようにネックエンド部の形状が少し違うので、ネックエンドを少し削る必要がありそうです。

(純正ネックの形をトレースして型紙作ってサンダーで少しずつ削ります。)

あと数日でお盆休みに入りますので、休み期間中の作業が楽しみになってきました。

 

ということで、先日のスクワイアのネック磨きがまったくの無駄作業になってしまいました。

しかし、これについてはまたおかしなアイデアが降りてきました。

 

どうですか?これ。

このボディはヤマハのMotionBという80年代後半頃のヘッドレスベースのものなのですが、かなり前にバラしてずっと放置していたボディ。
今さらこの子を復元しようとは思っていないし、ベースも普通に使えるものが何本もあるので、いっそギターとして生まれ変わってもらうのも面白いかなと。

それになんかこれ、ボディ形状がかわいいですよね。

トップにキルトメイプルのツキ板なんて貼ったら相当いい感じになるんじゃないかと。

念のためスケールを確認しましたが、ハードテイルブリッジならスペースは十分確保出来そうです。

キルトメイプル貼るなら、

スクワイアのネックどうすんねん!?って感じなのですが、こちらのネックをもう一本買ってキルトメイプルのマッチングヘッドにしたらさらに素敵になるような気もします。

ネックポケットがベースネック用なので少し広いため、埋める必要がありそうだったり、PUキャビティがギターのハムバッカーを収めるには狭すぎるのでトリマーで広げたり、適度に木工作業も増えて楽しそう。

 

等と色々妄想し深夜に一人で盛り上がってます(笑)

お盆休みまであと3日。仕事がんばろ。