今日は、子供時代に起こったことによる恐怖や傷について書いてみます。
最近のご相談には、子供の頃の恐怖体験から通常の生活が出来ないというものが増えてきています。
ニュースでも子供虐待も多く放送され、実際には氷山の一角どころか、砂粒くらいの表面化に過ぎないと感じています。
子供は親の元で愛情に育まれ、少々不満があっても、喧嘩しても問題なく成長するのが本来の姿。
親も人間ですし、完璧ではない。
子育ても沢山経験するものでもなく、最近では1人っ子も多く、そう考えると初めての子育てってことですから、失敗も多くありますよね。
上手くいかない事で癇癪を起したり、起こり過ぎたり、甘やかしすぎたり、疲れてイライラをぶつけてしまったり、子供の顔色を見てしまったり・・・・・
多くの親が納得のいく、マニュアル通りの子育ってなんて出来ません。
また自分がしてもらえなかった事を、我が子にやっても、その我が子の欲していることは別で、帰って大人になった時にイヤミを言われたり・・・
親も大変なんです。
でも最近ではエスカレートし過ぎですね。
それは核家族化も一つの理由でしょう。
子供を守り、親のフォローが出来た、おじいちゃんおばあちゃんと同居するのは、稀になりました。
また近所がお節介を焼くのもなくなりました。
私も親や近所の介入は、うざったくて不快でした。
でも、今の私はありがたいなと思える自分になっています。
うざったい事もありますが、街で子供を見守り叱ってくれたり、笑いかけてくれたりして人間の暖かさや、必要な事も覚えて来ていたんですよね。
でも、今は望んでもそんな環境はありません。
人と関わる事が怖い時代でもあります。
少しのお節介が殺人までになるのですから。
そんな世の中での子育て。
親も子育ての辛さ、しんどさを感じても発散する環境もありません。
ママ友と出かけるのも神経を使うばかり。
あまりのストレスは、家庭内で怒りとなって発散されます。
その時そばに居る弱い、文句も言わない子供に当たってしまう状況は目に浮かびます。
子供は小さいころは親が絶対の存在です。
この絶対の存在を失う恐怖は相当なものです。
自分で生きる術も持たない子供です。
そして子供は親を愛しています。
だから自分が悪いのだと虐待も我慢してしまうのです。
そして、暴力の対象物となり、身体も心も傷を深くつけてしまいます。
時には命まで奪われます。
運よくそんな傷を負った子供が大人まで成長出来たとします。
親と離れる事も可能です。
しかし、親と離れて暴力から逃げても、何故か恋人から暴力の対象になってしまったりすることも多いようです。
結局、相手が変わっただけで、同じ状況にされる。
これは命に刻み込まれた傷が、そういう相手を無意識に選択したり、日々の行動の中に対象になりやすいものが出てしまうとも言われています。
またこれを乗り越えても、人間関係が上手く行かないケースも多いのです。
人の言動に他の人の何倍も傷ついて落ち込み、自分を責めて、相手に不信感を持ったり・・・
そんな感じは相手も察知するので、周りの人間もその人に対して普通の接触がしにくく、結局信頼関係も築けない・・・
何もかもが悪循環になってしまいます。
人は子供でも大人でも、成長は日々していきますが完璧ではない存在です。
間違いもしますし、ストレスに負けてしまうこともあります。
それを理解する事から初めていくことが大切です。
しかし、度を越した行為を理解で解決できるのか?
カウンセラーも人間なので、それがかなりの痛みを負う作業であることは本当によくわかるのですが、
未来を変えたければ、過去を分析しその時の感情を一つ一つ紐解いて開放していくことが、トラウマを解消する近道なんです。
過去は変えられません。
過去に縛られたら、いつまでも過去は追ってきます。
過去を整理し開放して、新しい未来を作っていくことが、一番の幸せなのです。
こういう私にも沢山のトラウマがあり、痛みを伴いながら開放して来て今が有るんです。
過去に縛られず、貴方の中に閉じ籠った、貴方の本来の姿を見つけ出し、その子に勇気を与え新しく未来を築いていきましょう!
私はそのサポートの為にここに居ます。
安心して声をかけて下さいね!

カウンセリング&ヒーリングのお申込みはこちら
↓
↓
Facebook Dandelion Fluffページはこちら
↓
ランキングに参加しています。ポチッとクリックお願いします。
↓
↓