久しぶりすぎて、恥ずかしいぐらいですが…
「在宅校正者への道」です。
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初めて読む方のために、一応ご説明しますと…
私は、在宅で小学・中学の教材の校正という仕事をしています。
「校正」とは平たくいうと、出版物の間違いを正すお仕事です。
数学と理科を担当しています。
教材には4年に一度の「教科書改訂」という大イベントがあり、
来年が中学教科書改訂の年で、前年度の今年は教材出版社は大忙しです。
在宅でお仕事をしている私も、その忙しい波に乗らせていただいています。
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10月から新しいお仕事を始め、もうすぐ一ヶ月になります。
このお仕事のボリュームが予想以上にスゴかった。
教科書準拠という数学の教材です。
いつもなら、1冊分の教材しか引き受けないのですが、今回はそれを一度に2冊分引き受けてしまいました。
編集者の方の「2冊同時にやっていただけると、とても助かるんですよ~」という泣きの言葉に押されてしまいました。
教科書が異なるので、中身は似ていて違うものです。
まるで、双子のような教材です。
「キキとララ」「茉奈佳奈」「ザ・たっち」「きんさん・ぎんさん」(?)
2冊ですのでボリュームも「2倍!2倍!」
(高見山。これを知っている人は昭和世代??)
原稿は出版社から少しずつ送られてきます。
校正が終わったものを、また同じように少しずつ宅配便で出版社に返却します。
そのくり返しでようやくここまで来ました。
今の状況は、野球に例えると「7回裏が終わったところ」です。
あと8回、9回の2イニングが残っています。
最終納期は11月5日。
大事な部分がまだまだ残っているので、最後まで気を引き締めて作業をしたいと思っています。