少し久々になりましたが、「在宅校正者への道」です。
今回は、出版編集者さんとのやり取りについてです。
私の仕事は在宅なので、お仕事を依頼してくださる編集者さんとの連絡は、電話とメールだけです。
今はすっかり慣れましたが、仕事を始めたばかりの頃は、この電話とメールだけのやり取りにとても違和感がありました。
会社員をしていた私にとって、面識のない方とのお仕事のやり取りが、どうしても不思議で仕方ありませんでした。
普通は、まずお顔合わせがあって、名刺交換して、打ち合わせがあって…という流れになると思うのですが、在宅ですとそれが一切ありません。
ほとんどバーチャルの世界です。
そして、編集者さんによっては、「連絡はすべてメールだけ」と徹底した方もいらっしゃいますし、「依頼には、まず電話をしてから…」という編集者さんもいらっしゃいます。
当然、電話に出られないこともあるので、メールの方が断然効率がいいのですが、電話連絡をいただくほうが嬉しいです。
電話ですと、メールだけではわからないことが聞けたり、今後の予定をお話しできたり、ちょっとした会話が楽しいのです。
そして、私は出版社を何社か掛け持ちしているので、それぞれの出版社の編集者さんのお声の感じから、その方の年齢や雰囲気などをいろいろ想像しています。
「優しい誠実な編集者さん」とか、「○○長?肩書きがあるえらい方」とか、「やり手の女性編集者さん」とかです。
なにせ想像の世界は自由ですから…