いつもと同じ帰り道。
いつもと同じ隣に並ぶ君。
いつまでも愛しい人なんだ。
今日もレッスンの帰り道、
ジェジュンの家までの道のりを一緒に歩く。
週末はたまにこうやって泊めてもらっている。
俺の隣で楽しそうに今日のレッスンでの出来事を話している。
ほわほわと笑顔で話しているのを見ているだけで癒されるな。
「ユノー、ユーノ?」
聞いてる?とジェジュンに言われてはっとした。
まさかジェジュンの笑顔に見とれてたなんて言えないしな…。
「ごめん、なんだった?」
「もう、なんだよー。今日の夜ご飯何が良いのって聞いてるのに。」
「ジェジュンが作るんだったらなんでもおいしいからいいよ。」
笑顔で俺が告げれば、はにかみながら
「それが一番困るのに…。」
ごにょごにょ言いながらほんのり色づいた頬を見ていると勘違いしそうだよ。
ジェジュンに対するこのどうしようもない想いが溢れそうになる。
天使のようないとしい君に俺のこんな欲にまみれた気持ちなんて告げられないよな。
自嘲気味に緩んだ俺の表情にジェジュンの心配そうな声が聞こえた。
「どうしたの?今日のレッスン疲れた?早く帰って休も。」
少し俺よりも背の低い君に見つめられれば必然的に上目遣いになる潤んだ瞳も、
早く帰ろうと手を引いて俺の前を歩く姿も
深い意味を持つわけでもないのにその度に乱される心臓はいつまで持つのだろう。
天使のような いとしい人。
このまま君といつまでも一緒に手をつないで歩きたい。
このままずっと君のことは俺が守りたいんだよ。
いつか俺がこの思いに潰されて君に伝えてしまう時がいつか来るだろう。
そうそんな遠くない未来に…。
Fin.