1月17日
この日夏月は仕事が休めず
急遽愛ちゃん一人で活動してもらいました(^_^;)
愛ちゃんレポートより
なっちゃんが仕事の為、この日は私が一人で行くことになりました
いつもはなっちゃんに乗せてもらっていますが、「もう何回も通っているし、大丈夫だろう」と思っていました
しかし…
高速道路の入り口でのちょっとした判断ミスが
「あれっ、山形方面?」
なんと逆方面に行ってしまったのです
高速までの道も通勤時間で混んでいて、やっと乗れると思ったのに非常に焦りました
なんとか引き返したものの間に合いそうにないのでなっちゃんに連絡し、自治会長さんに伝えてもらいました
途中の巻き返しもあり、開始時間の11分遅れで到着しました
集会所の 中からは笑い声が聞こえてとても楽しそう
お母さん達はお茶を飲んで待っていてくださいました
「遅れてすみませんでした。間違えて山形方面に行ってしまって…」
「あははっ~良かった、心配していたんだよ」
とお母さん達の笑顔にホッとしました
落ち着いたところで、新年のご挨拶
「今年もどうぞよろしくお願いします(*^_^*)」
早速今日作る巾着をお見せしました
とっても簡単な作り方なので手短に説明し、後は作りながらお伝えすることにしました
皆さんに生地を選んで頂くと
「素敵だね~」
「みんな津波で流されてしまったからね…」
「これもいいね~、迷っちゃう」
今回は裏地もポイントになるデザインなので、組み合わせを選ぶのも楽しそうです
前回のレジン講座の時に初めて参加してくださったYさんも来てくださいました
Yさん「私は手が不自由だから出来ないけど、家にいても楽しくないからみんなの事を見に来たの」
足を運んでくださったことをとても嬉しく思いました
でも生地を眺めるだけで、遠慮されているようだったので
「どれにしましょうかね。一緒に私も作りますから」と声をかけて一緒に布を選びました
早速、型紙で印つけをし、縫い始めました
私は手の不自由なYさんの印つけをし、縫いやすいところまで縫っていきました
「どうですか~やってみますか」
「手が曲がってしまって細かく 縫えない し…」
「大きい針目でもいいんですよ~
できないところはやりますから」
「皆みたいに早く縫えねえないんだ~」
とおっしゃいながらもとてもきれいに縫うことが出来ました
他のお母さん達も
「リハビリだと思ってやってみたらいいよ」と励ましてくれました」
ご本人は謙遜されていましたが、その後もはさみで切ったり、印をつける事も一人で上手に作ることが出来ていました
昔はよくお裁縫をされていたそうです
「お茶のみだけでもいらしてください」と皆さんにお伝えしていますが、身体の不自由な方も楽しんでいただきたいと思っていました
今回ご自身でできる事がわかったYさんの嬉しそうな表情を見て私も嬉しかったです
お年寄りの中には 、耳 が聞こえにくい、足が悪い、手が不自由、などの悩みを抱えていらっしゃる方もいます
そのような事から人と会うことも消極的になり、ふさぎ込んでしまうこともあると思います
Yさんの「家では無人島にいるみたいだ」というお言葉が心にとても残りました
Yさんは皆さんとは違った地区にいらっしゃたそうで、なじむまでに時間がかかってしまったようですが、この数か月で色んな行事やワークショップにも参加されるようになり、良かったと思います
集会所はお母さん同士の憩いの場になり、近況を報告したり、情報交換の場にもなってきているようです
最近は1時間程、皆さんでお散歩されているそうで、以前よりぐっと仲が深まっていらっしゃるように思いました
自治会長さんも「Dandeさんの活動が一役かってくれていたと思う」とおっしゃてくださいました
お昼は「お湯餅ごちそうすっから」とEさんが家で作って持ってきてくださったり
Kさんからは志津川のタコもごちそうになり、とってもおいしくて心があたたまりました
午後からも皆さん順調にでき、紐の先にかわいいチューリップの飾りも付けました
今回の作り方ができれば、大きさを色々変えて作れるので、また2コ3コ目もぜひ作って頂きたいと思います
来月も楽しんで頂けるような内容を考えていきたいと思います
お母さん達の笑顔や楽しい会話…
私もワークショップが楽しくて、この時 間がやっぱり好きだな~と思うのでした
そして改めて支援の意味、重要性を感じる事が出来ました