IMG_20161118_210846.jpg

オロチ「ああっ、ニャーミネーターのソフトクリームが…」

 

オロチ「ケータ、そんな大きな声で手をつなぎたいことをバラして恥ずかしくないのか」

 

オロチ「フミカもまばたきくらいしろ。目が乾いて痛くなるぞ」

 

オロチ「トムニャンが杵で殴られている!」

 

オロチ「いくらなんでもギスギスしすぎだろう…ケータ、肉を食べつくすのはいいが、ホノボーノを召喚したほうがきっと早いぞ」

 

影オロチ「オロチうるさい」

 

ヒカリオロチ「はっはっは!オロチみたいに何かと世話を焼きたがるやつのことをオカン属性というらしいな!」

 

オロチ「私はそういうつもりではないが…ヒカリオロチ、手元をちゃんと見るんだ。お茶がこぼれそうになっているぞ」

 

ヒカリオロチ「はっはっは!しかしケータはひどいな。さすがにウィスパーが少しかわいそうだ」

 

オロチ「ゲームに集中するとしゃべらなくなる、か……ウィスパーの気持ちを考えると、ちょっとせつないな」

 

ヒカリオロチ「同じ部屋にいて会話がないなんで、これが夫婦なら離婚ものだな」

 

オロチ「会話は大事だ。なあ、影オロチ」

 

影オロチ「…………………」

 

オロチ「会話を拒否された」

 

ヒカリオロチ「はっはっは!今の影オロチの頭の中は、百鬼姫をだるまさんがころんだに誘って手をつなぐまでにはどのような手順でいけばいいかという策略でいっぱいのようだ」

 

影オロチ「!!!!!」

 

 

IMG_20161118_214514.jpg

百鬼姫「ケータはきっと、ウィスパーが家出をしていたことに気づいていなかったのじゃろう。そもそもケータの中には“ウィスパーが自分の前からいなくなる”という前提がないのじゃ」

 

ブシニャン「ウィスパーの名を何度も呼ぶケータ……いつものように、自分のためにウィスパーが働いてくれると信じているのでござるな。なんという信頼感であろう。それがし、主君にあれほど信頼されていたであろうか……」

 

百鬼姫「泣いてなどおらぬ。泣いてなどおらぬぞ、私は……」

 

ブシニャン「それがしも泣いておらぬ!」