ノガッパ「いいニュースと悪いニュースがあるッス。どっちから聞くッス？」
ジバニャン「いいニュースから聞くニャン」
ノガッパ「いいニュースは、今ここに極上本マグロの握りがあることッス」
コマさん「じゃあ悪いニュースは何ズラ？」
ノガッパ「それは……食べたら無くなってしまうということッス……」
ジバニャン「そんなの当たり前ニャン！ニュースでも何でもないニャン！」
コマさん「そうズラ！ソフトクリームだって食べたら無くなるズラ！」
ジバニャン「みんな好きな食べ物がなくなっても、悲しいのを我慢して次に食べられる日を待ってるニャン！おまえだけニュースにするのはずるいニャン！」
ノガッパ(ちょっと言ってみただけなのにめちゃくちゃ怒られたッス)
ヒカリオロチ「いいニュースと悪いニュースがあるが、先に聞きたいほうを選んでくれッ！」
オロチ「……じゃあ、悪いニュースから」
ヒカリオロチ「悪いニュースは、オレは魚をさばけないということだッ！」
オロチ「で？ いいニュースは？」
ヒカリオロチ「今は魚がおいしい時期ということだッ！」
オロチ「…………で？ 今そなたと私の目の前にあるこの大量の魚は？」
ヒカリオロチ「さばいてくださいお願いします」
百鬼姫「影オロチよ………いいニュースと悪いニュースがあるのじゃ。どちらから聞くか？」
影オロチ「………いいニュースからだ」
百鬼姫「パック入りのだんごが安かったのじゃ。3本入りだったから二人では分けられぬと思い、2パック買ったのじゃ。これなら１人3本食べられる……これがいいニュースじゃ」
影オロチ「…………悪いニュースは」
百鬼姫「みたらしとあんこを買ってしまったのじゃ！これではみたらし1本とあんこ2本、みたらし2本とあんこ1本という分け方になってしまうのじゃ！私にはどちらかを選ぶことなどできぬ！どうすればいいのじゃ！」
影オロチ「……我は1本ずつでいい。おまえは2本ずつ食べろ」
エンマ大王「なあ、ぬらり。いいニュースと悪いニュースがあるんだけど、どっちから聞きたい？」
ぬらりひょん「では、いいニュースから聞きましょう」
エンマ大王「いいニュースは、悪いニュースなんてないってことだ」
ぬらりひょん「では、悪いニュースは？」
エンマ大王「いいニュースもないってこと」
ぬらりひょん「エンマ大王。仕事してください」
エンマ大王「…………ケータ、また呼び出してくれねーかな」
大ガマ「いいニュースともっといいニュースがあるんだがいいニュースから聞きたいだろ？」
土蜘蛛「どちらも聞かぬ！どうせろくでもないことに決まっておる！」
大ガマ「いいニュースは今えんらえんらと八百比丘尼とふじみ御前が風呂に入ってるってことで、もっといいニュースは風呂の鍵が壊れてるってことだ」
土蜘蛛「我輩を巻き込むな！行くなら一人で行け！」
大ガマ「バカ野郎！一人で行ったら殺されるけど二人で行けばそれぞれ半殺しで勘弁してもらえるかもしれないだろ！」
土蜘蛛「二人で行っても殺されるに決まっておるだろうが！」