夜になると、今日という一日が ひとつの景色に見えてきます。


近くで見ていたときは、大きく感じたことも、少し離れて眺めてみると、「あれも今日の一場面だったんだな」そんなふうに見えてくることがあります。


嬉しかったことも。悔しかったことも。言葉にできなかった気持ちも。それは、あなたそのものではありません。


今日という空に 浮かんだ雲のようなもの。


だから、今日の出来事を抱えたまま 眠らなくても大丈夫。


雲は雲のまま、 夜空に預けてしまいましょう。


そして今夜は、何者にもならなくていい。何かを証明しなくてもいい。


ただ、「今日の私も、私だった。」そう認めてあげる。


すると、心の奥にある静かな場所が、 少しずつ見えてくるかもしれません。


そこには、今日の出来事に左右されない、あなた本来の 穏やかな空があります。


明日のことは、 明日の空に任せましょう。


今夜はただ、その静かな空に ゆっくり帰っていけばいい。


出来事があなたを決めるのではなく、あなたが出来事を眺めている。


そのことを思い出したら、もう大丈夫。


ゆっくり、 おやすみなさい。


── 空野 凪 🌙