朝の風は、
木々の葉を一枚ずつ揺らしながら、
季節を静かに運んでいます。
急ぐこともなく、
立ち止まることもなく。
ただ、
今という瞬間を大切にしているようです。
私たちも、
未来を急いで迎えに行くより、
今日という一日を、
やさしく迎えてみませんか。
一杯のお茶。
窓から見える空。
誰かと交わす「ありがとう」。
そんな何気ないひとときが、
心に小さな光を灯してくれます。
その光は、
誰かと比べるためのものではなく、
あなたらしく歩く道を、
そっと照らす灯り。
空は今日も、
何ひとつ変わらず広がっています。
だから、
心も少しだけ広げてみましょう。
見える景色が変わると、
昨日まで気づかなかった幸せが、
静かに微笑みかけてくれるかもしれません。
今日も、あなたの心に穏やかな凪が訪れますように。
── 空野 凪