バイキング | 老化するママ

バイキング

少し前のことです。

私は、夕飯を一緒に食べなくなって、随分になります。


配達で夫と下の子と、車で遠出しました。帰りは8時も過ぎてしまってました。

お腹も空いて、家でご飯はやめて、食べて帰ろうとしてました。


前によく行ってたバイキングレストランにはいりました。

節約という名目で、夕飯を外食する時私は一人家で留守番をかってでてました。

そんな私に、夫がおいしいものをと考えてたらしく、前から連れてきたかったというものです。

ひさびさで、私もうれしかったですが、じつは下の子も私の不在な夕飯に戸惑いを覚えていたらしく、はりきってバイキングをエスコートしはじめました。



さまよえるママ-折った封筒

私のすきそうなものを指差しては、おかずのところ連れて行きます。

私は、ものすごぐ久しぶりだったため、ソフトクリームの機械がなつかしくて、あとで食べようねと下の子に話しかけてました。

ああいう、サイドメニューには、目が無い私。


肉を食べさせたい夫は、しきりに私に勧めます。

私は、来たら必ず食べる物にレバーがあります。

嫌いな夫。

私は一皿食べるのも、早いです。

野菜もおおもりで食べてきました。

そろそろ、デザートだと思い、下の子と一緒に立ちあがり、私は皿を手にケーキを積んでました。

下の子は、どこへやら一人で行動してます。

積み終わって戻ろうとしたら、下の子が目に飛び込んできました。

なにやら、大学生くらいのおねえさんとおにいさんに囲まれ、「だいじょうぶ?-」とか言われてます。

どうしたんだろうと思ったら、下の子は、自力でソフトクリームの機械のレバーをにぎり、さらに注ぎ終わったところでした。

写真に写してませんが、そのソフトの量は、1000円のパフェくらいありました。

びっくりです。

本人もっとびっくりのはず。

「だいじょーぶ」

とにっこにこしながら、受け答えして、私もそんな流れを受け止め、「座ろうかぁ」と力無く呼びました。

下の子は、座ってもにこにこしてたんですが、夫が、「失敗は、だれでもあるんだよーチャレンジャーだねーーよくやったねーこんどは上手にできそうだねーパパも食べたいなー。知ってるかい?ママは、1キロアイスをペロッと食べれるんだよー」を、言ったとたん、しくしくと泣き出しました。

きっと、怖かったんだと思います。ひたすら、怖かったんだと思います。

手のとどきずらいくらい、高いソフトクリームの機械レバーでした。

初めて動かすのに、止め方もしらないうちに出し始めてしまったらしいです。

止めたい時にはすでに遅く、出続けるソフトクリーム。

怒られるとも思っただろうし。

でも、うちではこういうことでは怒らないで冷静に対処しようと言い合っているので、責めたりしないから良かったんではないでしょうか?

とてつもなく、大量のさらいっぱいのソフトクリームは、食べるのはきつかったですが、ところどころ悪かったと思った下の子が、泣き止んでから食べて、大半は私、最後は夫で食べ終わりました。

残さない主義です。

落ち着いてから、どうして泣いちゃうの?と聞くと、全部食べられるか心配だったといいました。


さまよえるママ-内容

下の子は、ソフトクリームをきれいに作って積んで、私に見せたかったのではないでしょうか。

「じょうずにできたねー」と、言ってもらえるはずだと考えながら、やったこともない機械に手を出したんだと思います。

ほんとはすぐ、ピンときました。

見れば、ソフトクリームは、床に1滴もこぼれてません。

必死に受け止めてたんでしょうね。

帰りは何度も、もうソフトクリームは食べないと言ってましたが、こういう経験をしておくと、次は失敗しないものです。

おそらく、どうなるか知ったわけですから、あんばいよく積むことを工夫しはじめるはずです。

きれいに注ぐことのできる、おねえさんになってね。