遅れましたが、あけまして・・・。
吹き飛ばされるという体験を、昨日した。
夢の中でだった。
どうということもないし、体に大怪我を負ったという訳でもないが、一瞬のうちにこの世とおさらばするんだという、抗うことのできない宿命とか、この場所に居合わせなければならなかった全ての事柄への恨みとか、この先に起こる事を見越すことのできない自分への失望感を、具体的にリアルに感じた。
普段から、必要以上に人間を疑い、用心深く外を出歩き、無駄なこととわかっていても常日頃より最悪な事態を想定して生きている私にとって、生涯で最もがっかりした経験だった。
吹き飛ばされる直前のまだ何も起こってない空間の、清清しく嫌味なほど明るいさわやかさを、今でもはっきりと思い出せる。
あのような平和な現場から、まさか爆弾が爆発するとは夢にも思わなかった。
夢の中だけれども、夢の中の私はそうだった。
まるで平和な遠足の登山の最中。
その中で、どうして爆弾なんて、思い起こせるだろう。
死にたくないとほんの一瞬思ったことや、痛みが無いのはどうしてだろうという疑問符を、まだまだこれからもうんざりするほど思い出してしまうんだなと思う。
発火のオレンジ色の鮮明さと、ものすごい勢いで上がってくる爆風も一緒に・・・・