前回に引き続き、娘(桜蔭高1)が中学3年間で使用した家庭学習用の問題集について、後から振り返る(息子のときに参考にする)ためにまとめています。

今回は、算数編(最終回)です。
では、始めます。



鉛筆 中学課程(中学1年〜2年)

0 中学入学前

英語と同様、桜蔭の合格発表から入学式までの約1ヶ月間に、中1数学(負の数の四則演算や方程式など)を先取り学習するために使用しました。
この問題集は、薄いながらも全62章(=見開き62ページ)あるので、サピックスの算数基礎トレ代わりに、毎朝1日2章ペースで取り組ませていました。


1 中学1年〜2年

チャート式の体系数学は、先取り用ではなく(塾や学校で習った単元の)復習用で使っていました。後述の新Aクラス問題集がスラスラ解けるようであれば不要だと思いますが、娘は数学が苦手なので、この問題集で基礎を固めてから新Aクラス問題集を進めるやり方をとっていました。


桜蔭の副教材です。この問題集はかなり難しく、また証明問題が多いのが特徴で、数学が苦手な娘は随分苦労していました。
この問題集を定期テストの範囲としている桜蔭も代数・幾何ともに定期テストはほぼ証明問題という構成で、「中1に定理を証明させるのか...」と当時衝撃を受けたのを覚えています。
そのため、保護者面談で数学の先生に趣旨を伺ったところ、「桜蔭のお嬢様はみなさま優秀なので、計算問題だと定理を理解していなくても解いてしまうのです。だから、中学課程では定理を理解していただくために、証明問題を出題しているのです。」のようなことを言われ、「だから桜蔭は数学に強いんだな」と当時妙に納得したのを、このブログを書いていて思い出しました。笑


鉛筆 高校課程(中学2年〜)



我が家は、青チャートを使っています。
参考書代わりに白チャートも持っています。
ただ、桜蔭指定の教科書準拠の問題集→塾テキスト→青チャートという優先順位で取り組んでいるので、青チャートは例題を解く程度です。
でも、今年の6月に受験した第1回高1駿台全国模試では、娘が言うには青チャートの問題が出題されたらしく、またその問題は完答できていたので、娘にはこのやり方(あえて先取りはせず、学校のペースに合わせる)があっているようです。



まとめると、「数学(+理科)は、無理に先取りせず学校の進度で家庭学習を進め、高3で重点的に取り組んで仕上げる。一方英語は、高3になるまでに、いつでも受験できるレベルにまで仕上げる。」というのが我が家の受験戦略です。

なので、英語はかなりのハイペース(英語編参照↓)で進めているのです。



以上です。
ご参考になれば、幸いです。