笠間稲荷神社から松島神社へ向かう途中に、道路に沿った形で細長い公園のような

緑道がある。


浜町緑道である。


東野圭吾の小説「麒麟の翼」では、犯人に間違われる青年・八島冬樹がここの茂みに隠れて

いて警官に発見されたところである。


時間がお昼過ぎだったこともあって、公園の中にところどころあるベンチには

のんびりくつろいでいる近所の人や、タクシーの運転手、ビジネスマンの姿が

見られた。


しばらく歩くと、なにやら銅像のようなものが見えてきた。



$談腸亭日常-弁慶像




近づいてみると、なんと弁慶の銅像が。

すぐ近くには木製のかなりしっかりした門が関所のような形で設置されている。

はて、なぜこのようなものが?

近づいて銅像のそばにある説明版を読んでみると、どうやら、江戸時代にこのあたりに

立派な芝居小屋がいくつかあり、歌舞伎の興業がかなり盛んだったらしい。

その歴史を後世に伝えるために、代表として歌舞伎の有名な演目の一場面から

弁慶の像を選んでこの像を建立したということがわかった。 

関所のような門もやはり同様の趣旨で建てられたのこと。


あらためて、このあたりは当時すでに世界の中でも大都会だった江戸の中心

であったことを思い出す。