「東京に空はない」と言ったのは高村光太郎の妻、智恵子だが、近頃は東京も案外スッキリとした街になって来て、晴れた日には空も美しく、何より緑が以前より増えてきているのが嬉しい。

特に高層ビルの上の方から景色を見れば、空は広々としていて、かなり遠くの山並みなども見ることが出来る。

現在の東京の空を見て、智恵子は一体何と言うであろうか?

最近東京の街を歩いている。

どこへ行くという大した目的もなく、ただ東京の西へ東へとぶらぶらする。

最近まで車で移動することが多かったのが、電車に乗りバスに乗り、地下鉄、都電といろいろなものを利用して移動する。

もちろん出来るだけ歩く。

大した目的はないが、ただどこどこ界隈という感じで歩く。

今までなかなか行くチャンスが無かった寺社、美術館、公園、何とか商店街、川、池いろいろである。

歩き回って気がついた。

東京は実にいろいろ見るべき場所、楽しめる場所があるということだ。

もちろん海や山の大自然にははるかに及ばないが、それとはまた別の種類の面白みがある。

東京は人口が多いから賑やかのは当たり前だが、昔から多くの文豪や画家、音楽家などが居住していたし、今も住んでいる。

そういう人たちの足跡をたどるのもまた楽しい。


とにかく東京はいろいろな文化 が混在する街である。

そこがまた面白い。