お疲れ様です。


週刊エコノミスト6月16日号のp.78に
証券取引等監視委員会事務局総務課長さんによる
「日本企業の怪しいファイナンス」をいう寄稿がありました。

同誌「タックスヘイブン特集」の一環としての論考ですが、
書いている人が書いている人だけあって、注目に値します。

興味深いと思った箇所を 自分のために、書き残してきおきます。
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・日本の証券不正にはタックスヘイブン、オフショア金融センターSPC、
 ファンドなどを利用する事例が多いが、
 中でも、英領バージン諸島の金融関連規制の緩さが悪用されているケースが
 目立っている。


・英領バージン諸島の最大の問題点は、本人確認が非常に甘い点。
    ↓
 ここのSPCやファンドを引受先にしているファイナンスは、
 真の所有者を隠す目的で行われる不公正なものである確率が極めて高い。
    ↓
 ところが、こうした国際金融の常識が、日本では共有されていない。

・英領バージン諸島の英領バージン諸島中でも、経験的に
 「P.O.Box957(私書箱957号」に住所を持つSPCはかなり怪しいと。
 
 香港のSPC設立仲介業者が習慣的にこの私書箱を使っているようだ。

                          (要約終り)
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(コメント)   


・・・・わかりました、国際金融の常識をこのブログで共有しましょう!


確かに、著者の言う通り
EDINETで「P.O.Box957」と検索するとそれを引受先とした資金調達を
簡単に調べることができます。

検察結果252件!
もう少しこの中身を精査する必要はあるかも知れませんが、
発行企業の顔ぶれを見ておりますと、さもありなんといった印象。


この手の「警戒情報」、当局からもっと出してもらいたいものです。


でもコレって、一歩間違えると「風説の流布」とかになりませんかね?


それでは。

なかのひと

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