お疲れ様です。
相場も少し落ち着いてきたようですね。

でも、CDSスプレッドを見ておりますと、
表の末尾にあるソフトバンク。
700の壁を越えて順調に数値が悪化しております(10月20日参考値743.75)。
どこまでいくのでしょうか。ちょっと見ものです。



さて、本日はこの本を購入してナナメ読み。

強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書 663)
神谷 秀樹
文藝春秋

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著者のお名前をどこかで拝見したことがあるな・・・・と思ったら、
日経ビジネスオンラインで定期的に寄稿されていて、
節々で金融危機の警告を発していたんですよね。
金融危機が表面化してから雨後のタケノコのように湧き出てききた
「投資銀行けしからん!」的な付和雷同な論調とは一味も二味も違います。


内容はといいますと・・・・・
ウォール街の「強欲」「傲慢」ぶりとその醜さがよく伝わってきます。
見事なまでのモラルハザート。
こんな輩のために納税者が苦しむワケですから
これを不条理といわずして何という・・・・。



興味深かったのは次の2点。


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■世界恐慌のトリガー ~アメリカ政府が現在最も恐れていること
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①サウジ・アラビアがドル・ペッグをやめること、
②イスラエルがイランの原爆製造工場を爆撃し、
 その報復にイランがホルムズ海峡を閉鎖し、石油の輸送を不可能にすること、
③経済成長が停滞した中国で人民の不満が爆発し、国家が大きな混乱に陥ること、
④グルジアでの対立に始まるロシアとの冷戦の復活、

・・・・・・いずれかが起きれば「世界を大恐慌に落とし込む」・・・・・・って
書いてあるのですが、その根拠はもう少し欲しいところがあり
唐突感はあります。

それでも、世界情勢に疎い私にとっては、
今後のトリガーとして注目すべきことなのでしょう。



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■ウォール街の大物が何故、政府の高官になるのか?
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①使い切れないカネを手に入れたので、次は権力を手に入れたいこと、

②これまで金儲けばかりしていたので、少しは国のために働こうというもの、

③<最も当たっていると思われるもの>
 政府高官になると、民間との利益相反関係を防ぐために、
 持ち株を売却するよう求められる。
 これは強制力を伴うため、売却した株式の値上がり益には課税されない
 という特典が付く。
      ↓
 大物投資銀行家にとって、政府高官になるメリットは
 「タックス・ホリデー」だった!・・・・・・・・って結局、ここでも強欲かいっ!

 
 財務長官のポールソン!
 あんた実は、ポール”トク“だったのね・・・・・。



ところで、何でこの本を買ったのかって?


そんな野暮なことを聞かないで下さいよ・・・・・・・・
講演会&サイン会があるからに決まってるじゃないですか。

・・・・かくいう私も、ことサイン会に関しては、強欲かも。



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本日の1曲。

コメンテーターの温故知新さんがお引っ越し
されたというので・・・・。
引っ越しとくればこの曲。


キャンディーズ 「微笑み返し」


・・・でも、最終回ではありませんから。念のため。

もちろん、強欲資本主義とはお別れしたいですけどね。