非常に評判が高いので、無節操な私は映画「おくりびと」を観てきました。


納棺師というニッチな題材にフォーカスしていること、
そして前半のシーンを見ておりますと、
私は何故か往年の映画「お葬式」や「シコふんじゃった」を連想していました。
(両作品へのオマージュも込められているでしょうかねぇ)


で、観終わった感想ですが・・・・
知人や肉親の死にまつわるお話でもありますので非常に感情移入しやすく、
確かに涙は流せる映画です。100人中、100人泣けるでしょう。
でも、それって当たり前。禁じ手を使って泣かせているような
気がしてなりません。


個人的な意見ですが、音楽は良かったのですが、
ストーリーの妙とか特になく、淡々としており、
映画として少々薄っぺらな印象を持ってしまいました。

今一度、予告編を見てみますと、
これだけであらかた筋が追えてしまいますので・・・・。

「おくりびと」 予告編


(まっ、予告編にはない、
 笹野高史演じる銭湯の常連さんの役回りは非常に重要でしたけれど・・・・
しかしその一方で、余貴美子の役の設定は無理があり過ぎた・・・。)


ということで、5つ星で評価するとしたら、2か3というのが私の意見です。
そんなはずはないだろういう方は、ぜひ劇場でご覧下さい。

(でも、なんと言いましょうか、こういう批評を書くと
 何か不謹慎な気分にさせてしまうところも、この映画の特徴かと思います。)



ところで、
この映画では、納棺の際に綺麗にお化粧するシーンがありますが
(予告編にもあります)、それを観た私はこう思いました。



自然人と違って、

法人、特に上場企業は、

亡くなる(破たんする)前に お化粧(粉飾)をするんだよな~。



このブログでも時折、破たんした企業を取り上げてどうでも良い分析を
することがあります。

その意味で、私は「財務版おくりびと」かも知れません。