いつもご覧くださり誠にありがとうございます。

昨日はさしたる中身がなかったのに「シーズン2」最大の1,242名様に
ご覧いただいたようでして、大変恐縮しております。


今回は小ネタ・・・・・といってもオチはありませんが
思いつくまままさに雑感を少々。 


■「世界標準の地位を得た国際会計基準」

 会計制度アナリストとして著名な野村證券・野村さんのレポートが出ました。
 http://www.nomura.co.jp/market/report/zaikai/pdf/2008070701_2.pdf

 財務諸表利用者の視点で今後留意すべき事項などがコンパクトに纏められて
 おりますので、ご関心ある方はぜひご覧ください。
 
 でも、まぁ、何度も書きますが、
 のれん規則償却の停止、あれは止めたほうがいいですって。
 私はこの会計処理がM&Aバブルを煽った一因だと思ってますから。

■「閉塞経済」 -金融資本主義のゆくえ

 慶大・金子勝教授によるちくま新書の最新作が出ました。
  
 大学ゼミの恩師との共著があるからという
 やや情けない理由から、私は金子氏の著作はよく読んでおりまして、
 不透明感増すこのタイミングでの物言いを待っていた一人です。


 で、この閉塞状況を抜け出す処方箋ですが、

 「セーフティーネットの張り替えを急いで社会崩壊を防ぎつつ、
  環境エネルギー革命、あるいは教育投資に基づく知識経済の強化を
  中心とした産業戦略を進めなければ、この閉塞状況を突き抜けるのは
  難しいでしょう・・・・」

 ・・・・・・って、思いっきり、実現可能性低そう。
 閉塞感が強まる1冊かも。


 なお、この本では同じ慶大教授でもある、
 あの小泉改革のブレーン・竹中氏を徹底的にコキおろしておりまして、
 秘かなウリとなっております。

 個人的には本の題名を
 「へいぞう経済」に変えてしまった方がよろしいかと・・・・。




■勝間さんセミナー&サイン会 

7日、[勝間本]の聖地・丸善丸の内店にて
「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」のサイン会。
私も懲りずに行ってきました。
冒頭の写真はその証拠です。

前作「利益の方程式」に続き2回連続で整理券をゲットできたので
勝間さんに「偶然力だけはありそうです」と申し上げたところ
それなりにウケを取ることができました(本当かなぁ?)

 で、次の著作の構想としては
「西原理恵子さんとの対談本」
「ラテラルシンキングを掘り下げた本」
「読書案内の本」
を挙げておりました。

まっ、どんな本になろうとも
私はここまでくれば「サイン会3連覇」を目指して
毎日丸善通いしたいと思います。


これこそまさに

「本待つ店頭」

(ほんまつてんとう)。



おあとがよろしいようで。