2日は著名な不動産アナリストの方のお話を聞く機会がありました。

マンション市場はこれから2年間は調整かと。在庫は東京が1万に対し、
大阪も1万(!)。東京もまだまだ一極集中が進むのでそれなりに在庫
はさばけるのでしょうが、大阪がキツそう。
しかも大阪はオフィスビルでも需要を読み誤って供給過剰となるようでして、
大阪の不動産市況の先行きにかなりネガティブな見方をされておりました。


そんなこんなでいろいろ議論を交わしている中で、
そのアナリストがポツリともらした一言が印象に残りました。




「経済評論家の勝間和代さんが、若い人向けに著書でいろいろ言っていて、
 それが不動産市況にも影響を与えているかもしれない。」



「彼女は、お金を貯めるためには、
 
 ・大型の保険に入らない  
 
 ・自動車を買わない    
 
 ・住宅ローンを組まない  
 
 ことを推奨している。
 
 生命保険、自動車、住宅・不動産業に対して
 結構ダメージを与えるのではないか」



なるほど、今の若い人は、年金ひとつ取って見ても、先行きの不透明感が
強すぎて、まとまった投資がしずらくなっているのは確か。

勝間さんが言わなくてもこういう傾向となったのでしょうが、
勝間さんが上記ライフスタイルを推奨したことにより、
保険・自動車・住宅市場はさらに冷え込んでいくかも知れません。



・・・そう、これが「勝間不況」。



実際にそうなっっちゃたら、命名者の私を褒めてやって下さいね。


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(出所はこの本、P.60)

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間 和代
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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