日経ビジネスの最新号が「粉飾連鎖」という特集でして、
私はこの中でp.38にあった「会計士を骨抜きにする4つの殺し文句」に注目しました。
会計士が何故粉飾連鎖の罠に落ちたのかを理解するうえで、参考になりそうです。

個人的に備忘録としてメモっておきましょう。
ご興味のある方は原物をお読み下さい。

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前提:負け組業績不振企業にて
(1)「来期は良くなりますから、今期だけは見逃して下さいよ。」
    ↓
  (しかし、来期になっても傷口広がるばかり→会計士が厳しい処理を示唆)
    ↓
(2)「先生、前回までは承認していただいたじゃありませんか。」
    ↓
   (マジメな会計士ほど思考停止。でもいよいよその企業が破綻寸前へ)
    ↓
(3)「あなたは会社を潰す気ですか。会社が潰れたら、
    今までウチの決算を承認してきたあなたもタダでは済まない」
    ↓
   (結局、一蓮托生へ)
    ↓
(4)「先生には絶対に迷惑をおかけしませんから」とメーンバンクからの側面支援
    ↓
   粉飾の罠へ・・・・

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・まぁ、近年の監査バッシングもあり、現在このような話法がまかり通っている
監査法人等は無いと思います(っていうか、あって欲しくない)。
早いところ、時代の遺物となってもらいたいものです。



・エッ、ネタがつまらない?

.....次回は面白くしますから、今回は見逃して下さいよ。