予想はしておりましたがグッドウィルグル-プは
一夜にして「国民の敵」となりました。

マスコミは新たなネタを見つけ、
さらなるスクープ合戦に発展するのでしょう。
そしてまたここぞとばかりに内部告発など悪材料も出てきて
いわゆる「祭り」が繰り広げられるのでしょう。


でもちょっとひっかかるものがあります。

前回ネタへのコメントでよよよさんが示された疑問、
すなわち
「今まで目を瞑っていたことを瞑らなくしたのには
何らかの背景があるのでしょうかね? 」。

これは実は私も気になっていました。



で、その背景、私なりにこう推理してみました。


つまり、・・・・・・


「厚生労働省が、国民の関心を、社会保険庁問題からコムスン問題へとそらすため」。


最高潮に達していた社会保険庁への批判を少しでも抑えようとする意図を感じます。
余りにもタイミングが良いですからね。

こう感じた理由は、昨年1月、東京地検へのライブドアへの強制捜査です。
この騒動のお陰で翌日に行われたヒューザー・小嶋社長への証人喚問への
注目度が劇的に下がりましたから。救われた関係者もいたことでしょう。


ですので、へそまがりな私は、むしろ社保庁問題をこれまで以上に丹念に
フォローしていきたいと思います。




<おまけ>


グッドウィルの株価の下値目処をざっくりと考えてみました。
いろんなことが流動的ですので、正直、下値の見当がつきません。

折口代表による記者会見なども行われず、リスク管理で極めて重要な、
利害関係者とのコミュニケーションが成立しておりません。
この不誠実な対応こそが致命傷になるかも知れません。

で、この会社はPBRが非常に高いのですが、ここまで不興を買うと
既存事業へのダメージは甚大であります。
ということで、解散価値ベースでの計算となるでしょう。
となれば、極めて乱暴な計算ですがPBR1倍、約1万円ってのが
一つの下値目処になるかも知れません。

(もちろんこれは素人による戯言ですので、これを基に投資しないで下さい。
 損失を被っても、私は一切責任を負いませんよ。)


さぁて、ストップ安、何日つづくのでしょうかねぇ。