高校野球の特待制度を巡るドタバタ劇。
野球ファンとしてひとこと。


少し古いですが、日本高野連会長の話 (4月20日)を聞いたときに唖然としました。
「野球だけが特待制度を認めないのはおかしい、という意見もあるが、
戦前にも行き過ぎた問題が起きて(当時の文部省から)野球統制令で活動が制限された
歴史的背景がある。
高校野球は教育の一環という従来の方針は変えない。
学生憲章も現状では見直すつもりはない。」


なんたる時代錯誤。結局、文部(科学)省が怖いのか?
時代は大き代わっているし、そもそも高校野球は高野連のものではない。
頑固オヤジの横暴ってのは企業社会で十分。スポーツの世界で見たくない。。


このまま行けば、角を矯めて牛を殺すことになって、
長期的に野球人気は衰退の一途を辿ることになるんでしょうね。

日本球界の先行きを憂うのあるのなら、プロ選手側も
「高校時代、私は特待生でした」っていうのを申告させれば良い。
おそらく物凄い数となるんでしょう。


格差社会云々と言われる昨今にあって、
特待生制度は、(語弊があるが)社会的弱者救済という観点からも
意味のある制度だと思う。
とにかく才能ある人にチャンスを与えて何故悪い!と思いますけどね。


まぁ、とにかく時代の空気も読めない奴らに
大好きな野球がズタズタにされることがたまらなくツライです。
野球に対するイメージを必要以上に悪化させた罪は重い。


活動停止して欲しいのは、高野連、あなたです。



p.s.①憲法記念日で改憲論議も盛り上がってるが、
   まず改正すべきは学生憲章なのだろう。国民の思いとしては・・・・。

  ②野球特待生とか留学ってのを禁止する前に、甲子園大会の運営方法を
   全面的に見直してはどうか。たとえば・・・・・
   
   県大会優勝チームのみを出場させるのではなく、
   そのチームを母体として、有力校の実力ある選手を補強選手として迎え、
   「オール○○県」、として学校名は出さずに出場する。
   その名も、「都市対抗高校野球」。

   さらに1県1校制を見直し、神奈川とか大阪とかの出場枠を大幅に拡大させる。
   (松坂が優勝した80回記念大会のように)
    ⇒悪平等の解消。激戦区でも出場可能性高まる。


   これなら有望選手が甲子園で活躍できる機会は増えるし、
   学校側も過度なスカウティングをしなくなると思いますが、
   いかがでしょうか。