オヤジギャグ連発の意味不明のタイトルで恐縮です。


(個人的には結構気に入っていたりして)

あのグッドウィルが人材派遣会社クリスタルを買収しました。
いろいろな風評がある先とは聞いておりますが・・・・。
それはいろんな方がお調べになっていることでしょう。

私は私の道を行くだけです。


で、今回の買収は段階的に進んでおります。
まずは、プレスリリースを順に追ってみましょう。

■まず10月31日、人材サービス向け投資ファンドに対し唐突な883億円もの出資。
http://www.goodwill.com/gwg/pdf/20061031165129.pdf
全額銀行からの借入とのこと。

そして今回の買収
■ 11月18日プレスリリース
http://www.goodwill.com/gwg/pdf/20061118150054.pdf
 クリスタルの株式90.92%を保有する「コリンシアン投資事業組合弐号」の74.45%出資。
この結果、クリスタルの株式持分67%を取得。

■クリスタルの簡単な収支・財務状況
http://www.goodwill.com/gwg/pdf/20061118165807.pdf
(H18/3期)
売上高 5911億円
営業利益 392億円
経常利益 398億円
当期純利益215億円
総資産 2192億円
純資産  792億円

一方、グッドウィルの連結業績はというと・・・
http://www.goodwill.com/gwg/pdf/y1806.pdf
(H18/6期)
売上高 1859億円
営業利益  79億円
経常利益  67億円
当期純利益 34億円
総資産 1395億円
純資産  494億円(少数株主持分13億円除く)


以下、思いついたことを少々。


①この買収そのものの妥当性に疑問を感じました。

ご覧の通り、クリスタルがグッドウィルを収支面では圧倒、
財務面でも1.5倍の規模にあります。
語弊がありますが、グッドウィルをダシにして、クリスタルが株式公開をした・・・・・
そんな印象すら与えます。

しかしこういう買収について東証はOKサイン出したんでしょうかねぇ?
問題にならなければいいのですが。


②投資事業組合出資と同時にクリスタル買収を公表すべきではなかったのか?

11月18日のプレスを字句通りに解釈しますと、
10月31日、グッドウィルは、ファンドに出資し、そのファンドは同日付で
クリスタル株を保有している「コリンシアン投資事業組合弐号」に出資しているでしたら、
同じタイミングでクリスタル買収を公表すべきだったのではないでしょうか?
(別途、開示しなくていいルールがある等、私の不勉強・誤解ということでしたら
 ご容赦下さい。予め謝っておきます。)
ですので、「空白の18日間」に焦点が当たるかも知れませんね。


③グッドウェルに生じるのれんは最大352億円
今回の投資額883億円-(クリスタルの純資産792億円×出資比率67%)=352億円。

H18/6末ですでに「のれん」が330億円あります。
ですので、単純合算で700億円弱。

「 グッドウィル」という言葉を辞書で引きますと、
好意。善意。親切心。「―ガイド(=ボランティアの通訳やガイド)」
店の信用。→暖簾(のれん)

まさにこの会社そのものが、のれんのように実体の無いものになってしまうのではないか?
そう思わせてくれた今回の案件です。

また適宜フォローしていきましょう。


P.S.副題についてですが、グッド・ディールとは思っていませんよ。皮肉です。