私が勝手に注目していたプリヴェチューリッヒ。
本日の日経新聞にあの「年収付きの人材募集広告」が
久々に掲載されておりました。

前2回(1月と5月)の募集内容と比較しながら、
コメントしてみましょう。

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■1月29日■
・弁護士       年収 3,000万円以上
・公認会計士     年収 1,500万円以上
・ファンドマネジャー 年収 3,000万円以上
・シニアアナリスト  年収 3,000万円以上
・IR担当者      年収 1,500万円以上
・経理        年収 600万円以上(28歳まで)
・役員秘書      年収 700万円以上(28歳まで)


■5月28日■
ハワイ運用会社(100%子会社)設立に伴う募集とか。

-ハワイ-
・ファンドマネジャー(ハワイ駐在)
・トレーダー(ハワイ駐在)
・総務(ハワイ駐在)

-国内-
・シニアアナリスト
・監査役担当スタッフ
・役員秘書(28歳まで)
・経理(簿記一級以上取得者)(28歳まで)



■11月4日■
・ハワイ駐在 株式トレーダー  年収 2,000万円以上
・シニアアナリスト       年収 3,000万円以上
・公認会計士          年収 1,500万円以上
・株式トレーダーアシスタント  年収 1,000万円以上
・経理/税理士・簿記一級 優遇 年収 1,000万円以上
・役員秘書           年収 800万円以上(28歳まで)

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(コメント)

①社名が「企業再生」から「企業投資」に変わっていたんですね。


②ハワイの駐在の株式トレーダーは、現地で募集すればいいのに。


③年収を記載した1月の衝撃の広告の結果、5月の募集時までには、
 弁護士・会計士・ファンマネ・IR担当者は確保できたようです。
 
 しかし、今回、再び公認会計士を募集。
 弁護士・ファンマネとの比較で相対的な冷遇ぶりなどに耐え切れず
 辞めてしまったのでしょうか。
 本気で定着させたいのならやはり会計士をもっと厚遇すべきでしょう。

  
④でも、会計士が冷遇されていると思っていたら、今回、
 「経理/税理士 1,000万円以上」
 ってことで、税理士さんも「冷遇チーム」に仲間入り。
 
 さはさりながら、経理はこれまで年齢制限付で募集(→つまり女性前提?)
 しておりましたが、ようやく自らの勘違いに気が付いたといいましょうか、
 経理の重要性を感じたのか、年収も引き上げ、
 より実務能力重視の方針を打ち出しました。
 これは大きな前進です。


⑤そして「お約束」。年齢制限のついた役員秘書。
 今回も募集してましたねー。
 前回から年収が100万円上がってきました。
 さすがに会社側も焦ってきたのでしょうか。

 会計士と秘書の給与がいくらまで上がっていくのか、
 注目して見ていきたいと思います。