いつもご覧下さり誠に有難うございます。
まず、プレスリリースはこちら。続いて、簡単なコメントを。
http://www.aeon.info/news/newsrelease/200610/1018-1.pdf
① 会社側からすれば今回の増資は絶妙のタイミングではなかったでしょうか。
思いつくだけでも、
1) イオン単体で言えば、昨年は厳冬で潤った冬物商戦の反動減、
2) グループ最大の収益の柱・イオンクレジットに関しては、
例の上限金利問題の影響の顕在化、
とややネガティブな材料が見込まれております。
(無論、「そんな事は相場は織り込んでいる」とのご反論も予想されます。
甘んじてお受けましょう)
② リリースを読む限り、ダイエー&マルエツ株式取得資金として最大300億円しか使わない、
としか思えません。マスコミ観測の500~600億円っていう水準から見るとかなり低い。
老婆心ながら、丸紅の怒りを買わないことを祈ります。
③ それにしても、どこまで膨張させるのでしょうか、バランスシート。
H18/8末にはダイヤモンドシティの連結子会社化によりオペレーティングリースの残高も膨張。
儲けも次の投資に充当。この会社に財務の規律は働くでしょうか?
見落としがちですが無視できないのは、いわゆる有利子負債以外でも、いわゆる「回転差資金」
やテナントからの預け金などが、イオンの資金繰りを支えていることだと思います。
いずれも店舗増加+売上拡大のシナリオに従えば、当座のキャッシュに不安はありません。
マイカル再建に際しても、回転差資金を十分確保して経営を安定化させたことは有名な話ですし。
とにかく、常に店を出し続けていかないといけないのがこの会社の宿命なのでしょう。
オマケにオリジンなど多額ののれんを伴うM&Aにも注力。
本日の株価も、結局のところ上がって終わりました。
ファイナンスはある程度織り込まれていたのでしょう。
でもそろそろ、イオンの財務を今後どう規律づけさせていくのか、
市場参加者から当社に対してキッチリ問いかけをしてもらいたいものです。
いかがでしょうか?温故知新さん。
お手すきの時、何でも良いのでコメントお願いします。mOm