いつも冴えない記事ばかりで申し訳ありません。
さて週末ですので簡単に。

日経ビジネス2006.5.22号にて
同名の記事がありましたので、そこの要約と簡単なコメントを。
かなり端折っております。
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「中央青山、解体の瀬戸際」

①PwCに主導権
 
 中央青山監査法人の提携先で信用を補完してきた世界有数の監査法人、
 プライスウォーターハウス(PwC)の関係者が、
 「中央青山との提携関係を今後1年以内に解消する可能性が高い」
 と発言したと。
 
 一方、中央青山の奥山理事長は再三「提携を続けるという確約を得ている」と
 言明。

 PwCは7月にも新監査法人「ピー・ダブリュ・シー監査法人」を立ち上げ、
 受け皿になる予定。
 なお、中央青山の首脳陣は新法人について詳しい説明を受けていないと。


②顧客流出リスク

  関門その1: 06年6月 顧客企業の株主総会
           ↓
  関門その2: 06年7月 業務停止により自動的に契約解消
           ↓(処分解除後に中央青山を一時監査人に選任)
  関門その3: 07年6月 顧客企業の株主総会
        (この時に、中央青山は正式な監査人として残れるか?)

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(コメント)

①「提携解消」。このアナウンスが与える衝撃は極めて大きい。
  同誌でも言及しておりますが、海外事業の監査でPwCの協力が欠かせない
  国際優良企業はおそらく、新法人に鞍替えすることになるんでしょうね。


②で、中央青山には概ねドメスティックな中小型企業ばかりが残ってしまう
 可能性があります。
 もちろん、これら企業が引き続き中央青山との契約を継続すれば・・・の話
 ですけどね。
 

③となれば、残念ですけど、中央青山の命運はおぼろげながら見えてきました。
 しかし、これも金融庁の描いたシナリオの範囲内なのでしょうか。
 一罰百戒ではありますけど、感覚的には、ちょっとやりすぎだと思いますけど  ね。

 新法人ではクライアントと担当監査チームがセットで移動してくるでしょう
 から、監査の質という面では大きな不安はありません。
 ですが、管理部門の整備は大変ではないでしょうか?
 組織体として一定の内部統制を効かせる体制になるまで相当時間を要すると
 思いますが・・・。
 

④最後にどうでもいい事ですが、ピーダブリュシー監査法人っていう名前は
 芸がない。
 
 せめて日本流に、「価格水家監査法人」。ダメっすか?