またまた会計不祥事ですか・・・。
昨日は(8868)URBANが決算発表延期。
マスコミ報道によれば、SPC(特別目的会社)事業を巡る収益計上方針などで
監査法人と意見の相違があったとのこと。

そして本日午後には、(8848)レオパレス21が過去5年分の決算訂正とあわせ、
本日の決算発表延期を発表しております。

プレスリリースはこちらから(すいません、リンクしてません)。
http://www.leopalace21.co.jp/IR_topics_180516.html

社長の命令により「入居者共済会」の名目で本社の勘定とは区分経理された口座
を作り、そこに本来ならば当社の収益として計上されるべきサービス料収入など
が入っていったと。総額85億円。
その口座から「入居者共済会」の目的とは異なる当社社長への貸付や、
当社取引先への貸付が行われるなど、不適切な行為があったとのこと。


以下に、サクッとコメント。

①珍しいですね、簿外資産ってケースは。脱税目的だったのでしょうか?
 そして、業績修正数値には重加算税とかも考慮しているのでしょうか。
 H18年3月期にドカっと出すのでしょうか?
 
②それはともかく、いつものように有価証券報告書を見てみますか。

  H17年3月期の有価証券報告書。
 「役員欄」を見ますと代表権は深山社長のみ。
  同じ苗字の方が役員にいらっしゃいます。
  そして会長と前の会社から一緒と見られる北川専務は、実弟も取締役と
  なっておりましてまさにファミリー経営(皮肉です)。

  そしてこの役員方は、「関連当事者との取引」欄でもほぼ勢ぞろいです。
  「土地建物の賃借・転貸」での取引なので、要は、役員も皆レオパレスに
  住んでいるんですよー、っていうメッセージなのでしょう。
  ここまでは微笑ましい。


②しかし、気になったのは昨年7月29日付の「臨時報告書」。
 連結子会社であるMDI Guam Corporation(グアム)で固定資産の減損損失を
 605億円も計上するって内容です。

 その僅か1ヶ月前、6月30日に提出された有価証券報告書では、
 事業リスクとして次のような記載がありました。

 「平成15年12月迄に順次完成し、全ての施設で営業を開始いたしました。
  このグアムリゾート事業は上記のとおり、諸施設が順次稼働し、収益は改善
  しつつある状況ですが、今後、事業計画が計画通り進展しない場合には、
  当該事業における投資の回収に支障が生じ、当社グループの業績および財政
  状態に影響を与える可能性があります。」

  ・・・・確かに1ヵ月後も「今後」ではありますが。早すぎ。

  7月末がH18年3月期における第1四半期末であり、減損会計について
  何らかの決断を迫られた時期です。
  これまで減損会計の早期適用をしないままH16年3月に東証1部上場、
  9月に公募増資。そして、追い詰められてドカン!と巨額の損失計上。

  こうして限られた情報で見る限りでは、当社のディスクロージャーの姿勢は
  余り褒められたものではありません。
  そして、この延長線上に、今回の事件があるのかもしれません。
  
  
  当社が今後どうなるかよく分かりませんが、
  とりあえず藤原紀香のCMは自粛となるのでしょうね。


以上、門外漢の素人による戯言として聞き流して下さい。