金融庁は10日、中央青山監査法人に対して一部業務の停止を命令する処分を
発表しました。事前の報道通り、法定監査を対象に、期間は7~8月の2カ月。


以下は、朝日新聞記事より。続いて簡単なコメント。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
①中央青山の奥山理事長は執行部の一新と名称変更を正式発表。
②中央青山と提携する米国の大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース
 (PwC)も中央青山への支援継続と日本での新監査法人の設立を発表。
 中央青山との監査契約を解除した企業の受け皿作りが狙いとのこと。
 すなわち、中央青山に出資する社員身分の会計士が、処分中に別の監査法人を
 設立できないため、代わって新法人の設立に動いたとのこと。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(コメント)

①金融庁は中央青山に創業的出直しを迫りました。
 でも金融庁の報道発表などを見ますと、事後処理の拙さも厳しい処分の一因と
 なっていました。
 「さすがに、クライアントに混乱を招くような措置は講じないだろう」と
 タカを括っていたかも知れませんね。それが致命傷となりました。


②プライスウォーターハウスクーパースが受け皿用の新監査法人設立を発表した、
 って記事は朝日以外で確認できておりませんが、事実だとすれば、
 (広義の)「中央青山離れ」の動きは限定的なものに止まる可能性がありますね。


③しかし、会社法施行を受けて3月決算会社の株主総会は定款の変更等、
 重要議案目白押し。そんな中で監査法人の変更が加わるのですから、
 総会担当者の恨み節が聞こえてきそうです。
  そして、「・・・・・・・とにかく受け皿監査法人の名前を早く決めてくれ!」。


④・・・ということで、新監査法人がどういう名前がいいのか、勝手に考えてみました。

  ・フェニックス監査法人(不死鳥のように蘇りたい、という思い)
  ・全日本監査法人(新日本との対抗意識から。プロレス団体のようですが)
  ・新生監査法人 
  ・あおぞら監査法人(銀行からヒント。いずれも一応、再生しました。)
  ・トヨソニー監査法人(最大のクライアント2社に敬意を表して。
             解約されたくないので。)
  ・監査法人フリーパス(顧客を集めやすいように、監査が甘い印象を与える)
   
 
 まぁ、どういう名前になってもいいのですが、新法人名にどういうメッセージ/
 決意を込めるのか、個人的に注目したいと思います。
 もちろん本質的ではないですけど。