いやぁー、久々にシビれる試合でした。
WBC決勝戦、日本10-キューバ6。

日本は先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃。投手陣もよく踏ん張りました。

8回裏に1点差となった時点では、正直、逆転サヨナラ負けも覚悟しましたが、
9回表の4点はよく取れた。代打・福留がまさに福をつなぎ留めてくれました。
終盤一気の盛り上がりは、さながらレミオロメンの曲のようで爽快でした。


野球界にとって非常にラッキーだったことは、今日が国民の祝日であったこと。
視聴率もかなり取れたのではないでしょうか。


では,これで日本の野球人気が盛り上がるか?というとこれはこれで大きな疑問です。

そう思う理由を3つ。

①ひねくれた見方をすれば、今が日本野球のピークという見方も。
 これから野球人気を支えてきた団塊世代が退職。
 スポーツ新聞や夕刊紙の売上は確実に落ちてくるでしょうし。


②米大リーグにとってWBCは国際見本市。
 これから日本の有望選手もどんどん海外に出て行くでしょう。
 日本球界が今後も大リーガー養成機関化し、空洞化が進む流れは
 変わりそうもありません。


③あとは、出場選手の今後のモチベーション管理。気になります。
 これからリーグ戦開幕ですが、既に燃え尽きてしまっているかも。