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帰宅の際、KIOSKで「村上ファンド 阪神株 外資系へ売却」といった
見出しの夕刊紙があったので、久々に取り上げてみました。
松坂屋でのMBO提案や雑誌記事などから雑感を少々。


① 松坂屋でのMBO・EBOのニュースを見て私の第一印象は、
  「随分せっかちになってきたなー」。
  
  たかだが5%程度の保有で、もうEXITを考えているのかなーと。
  もっと言えば、これ以上買い上げる資金っていうのが実は余り無いのかもしれない。
  っていうのが私の推理です。

  ライブドアの強制捜査以降、村上ファンドへの風当たりも確実に強まっています。
  特にニッポン放送株を巡っての時間外取引への批判もぶり返していますし。
  そういう中で資金の提供者側の立場からすると、風評リスクなどを恐れて
  「資金をいったん、引き上げようか?」っていう気になってもおかしくない。  

  ちなみに、私が注目している総合月刊誌「選択」2月号p.76に、
  来年のまちづくり3法の改正により郊外出店が厳しくなるイオンが、
  松坂屋株を狙って村上ファンドに接近、っているっていう観測記事がありました。

  でもどうでしょうか?イオンは現在、オリジン東秀をめぐってドン・キホーテとTOB合戦の真っ只中。
  資金にも限りがあるので両取りっていうのは難しいと思いますけど。


② 先日村上氏が講演をした衆議院議員(旧通産省で村上氏の後輩)主催の講演会(in神戸)の
  ニュースを見て、
  「阪神株についても弱気モードになっている!EXITを考えているんじゃないかなー。」
  という印象を受けました。
  
  ボディガードを付けるものものしさ。
  ということは何か危害が加わる事態を想定しているってことですよね。
  村上ファンドは別に上場しているわけでもないので、違和感を感じます。

  でも神戸という土地柄を考えると、もしかしたら・・・ってことでしょうか?
  その筋の方から恨みをかっているってことなのでしょうか?


③ 同じく「選択2月号」p.77の観測記事によれば「次の標的は電通とのウワサ」とのこと。
  資金があればやるのかも知れません。  

  でも、電通は公正取引委員会が注目している会社の1つです。
  <1月4日付拙稿> 公正取引委員会の次のターゲット業種は?
  http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/3e512babbe57fe8ffe4ea5434f0eec75

  本当に火中の栗を拾いに行くのか(行けるのか)、注目ですね。


④ 先日、久々に佐山展生一橋大学大学院教授のお話を(生で)聞くことができました。
  昨年の事業再生講座からもう1年。主張されている軸がブレていないところはさすがです
  (当たり前ですかねぇ)。

  印象に残ったのは「私は村上氏とは一生、平行線ですね。(意見がかみ合わない)」。
  結果として、ベビーフェイス(佐山教授)とヒール(村上氏)の構図をうまく醸し出しています。

  佐山教授が代表取締役を務めるM&Aコンサル会社「GCA」.。
  早ければ今年、東証マザーズ上場予定と。

  でも気をつけてください。上場早々、村上ファンドに買収されるかも・・・。