ヨドバシカメラAKIBA開店直後の17日、
今度は、ロードサイド店舗主体で家電量販店の雄となった
「ヤマダ電機」が東京都心に駅前型大型店を出す、
とのニュースが飛び込んできました。
まずは日経記事から。続いてコメント。
先日のヨドバシカメラに続き、
ランチェスター戦略から見てみると
これも非常に興味深い。
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家電量販、駅前商戦熱く・ヤマダ電機が池袋進出へ
大手家電量販店が人の集まる主要ターミナル駅前を舞台に、
新たな市場開拓・争奪戦に動き出した。最大手のヤマダ電機は
2007年春をメドに、ビックカメラ本店のある東京・池袋に出店する計画。
東京・秋葉原に16日開業したヨドバシカメラの新店舗は電気街の大商圏
獲得を狙う。デジタル家電特需を追い風に、駅前の「顔」だった百貨店に
代わり集客機能を担う。
ヤマダ電機が池袋で出店を計画しているのは、
ビックカメラ本店から数十メートルの場所で、
現在、関係者と最終調整を進めている。
JR池袋駅東口の明治通り沿いで、9階建て、
売り場面積5200平方メートルを予定する。 (07:00)
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まず、ヤマダ電機は「弱者」なのか「勝者」なのか。
東京都心での駅前型大型店は現在ありません。
この領域は、ヨドバシが圧倒的に強い。
よって、東京都心においてヤマダ電機は「弱者」と見るべきでしょう。
ではランチェスター「弱者の戦略」をヤマダにあてはめてみましょう。
ランチェスター戦略の第一法則である、弱者の戦略を一言でいうと
「ゲリラ戦」です。
ベトナムは、約20年間のゲリラ戦の末、大国米国に勝利しました。
これはゲリラ戦の勝利の賜といわれています。
弱者の戦略は、5つの法則を基本原則として戦うことです。
(1)局地戦
市場は「限られた地域、限られた範囲」とする。
範囲が狭いと経営資源を集中できる。
(⇒今回は池袋)
(2)1点集中
ターゲットを決めて迷わず1点集中する。
1点であれば、弱者でも競合より経営資源を多く集中できる。
(⇒ターゲットはビックカメラ)
(3)1騎打ち
1対1で腰を据えて、1つずつ確実に勝利する。
投入した経営資源をこまめに回収しないと、
経営資源(資金)が底をついてしまう。
(⇒ビックカメラ本店との一騎打ち)
(4)接近戦
相手(顧客や競合)に近づいて、顔を見ながら攻める。
近づくことで相手の動きがよく見え、的確な対策が実行できる。
(⇒ビックカメラ本店からわずか数十メートルの場所です)
(5)陽動作戦
手の内を見せない。うその情報などで敵を揺さぶる。
手の内を見せると強者にマネをされて、差別化できない。
(⇒この点については現在情報なし。)
(1)~(4)から、ヤマダ電機の池袋進出は、
見事なまでに弱者の戦略に沿っています。
非常に理に適っていますね。
(5)については何ともいえませんが
おそらく、開店まで手の内は見せないでしょう。
やっぱり家電量販店の経営戦略は
ランチェスター戦略で説明しやすいですね。
ヨドバシ秋葉原出店で、ビックカメラ有楽町店は
大打撃を受けるでしょうし、
今回はヤマダの池袋進出話。
業界上位会社は、ビックカメラ組み易しとして
同社潰しに動いているのでしょうか?。
今度は、ロードサイド店舗主体で家電量販店の雄となった
「ヤマダ電機」が東京都心に駅前型大型店を出す、
とのニュースが飛び込んできました。
まずは日経記事から。続いてコメント。
先日のヨドバシカメラに続き、
ランチェスター戦略から見てみると
これも非常に興味深い。
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家電量販、駅前商戦熱く・ヤマダ電機が池袋進出へ
大手家電量販店が人の集まる主要ターミナル駅前を舞台に、
新たな市場開拓・争奪戦に動き出した。最大手のヤマダ電機は
2007年春をメドに、ビックカメラ本店のある東京・池袋に出店する計画。
東京・秋葉原に16日開業したヨドバシカメラの新店舗は電気街の大商圏
獲得を狙う。デジタル家電特需を追い風に、駅前の「顔」だった百貨店に
代わり集客機能を担う。
ヤマダ電機が池袋で出店を計画しているのは、
ビックカメラ本店から数十メートルの場所で、
現在、関係者と最終調整を進めている。
JR池袋駅東口の明治通り沿いで、9階建て、
売り場面積5200平方メートルを予定する。 (07:00)
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まず、ヤマダ電機は「弱者」なのか「勝者」なのか。
東京都心での駅前型大型店は現在ありません。
この領域は、ヨドバシが圧倒的に強い。
よって、東京都心においてヤマダ電機は「弱者」と見るべきでしょう。
ではランチェスター「弱者の戦略」をヤマダにあてはめてみましょう。
ランチェスター戦略の第一法則である、弱者の戦略を一言でいうと
「ゲリラ戦」です。
ベトナムは、約20年間のゲリラ戦の末、大国米国に勝利しました。
これはゲリラ戦の勝利の賜といわれています。
弱者の戦略は、5つの法則を基本原則として戦うことです。
(1)局地戦
市場は「限られた地域、限られた範囲」とする。
範囲が狭いと経営資源を集中できる。
(⇒今回は池袋)
(2)1点集中
ターゲットを決めて迷わず1点集中する。
1点であれば、弱者でも競合より経営資源を多く集中できる。
(⇒ターゲットはビックカメラ)
(3)1騎打ち
1対1で腰を据えて、1つずつ確実に勝利する。
投入した経営資源をこまめに回収しないと、
経営資源(資金)が底をついてしまう。
(⇒ビックカメラ本店との一騎打ち)
(4)接近戦
相手(顧客や競合)に近づいて、顔を見ながら攻める。
近づくことで相手の動きがよく見え、的確な対策が実行できる。
(⇒ビックカメラ本店からわずか数十メートルの場所です)
(5)陽動作戦
手の内を見せない。うその情報などで敵を揺さぶる。
手の内を見せると強者にマネをされて、差別化できない。
(⇒この点については現在情報なし。)
(1)~(4)から、ヤマダ電機の池袋進出は、
見事なまでに弱者の戦略に沿っています。
非常に理に適っていますね。
(5)については何ともいえませんが
おそらく、開店まで手の内は見せないでしょう。
やっぱり家電量販店の経営戦略は
ランチェスター戦略で説明しやすいですね。
ヨドバシ秋葉原出店で、ビックカメラ有楽町店は
大打撃を受けるでしょうし、
今回はヤマダの池袋進出話。
業界上位会社は、ビックカメラ組み易しとして
同社潰しに動いているのでしょうか?。