まずは、珍記録!

史上ワーストの「141」 
上原彩子に前代未聞の68罰打
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 11/12(土)
◇伊藤園レディス 2日目(12日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6639yd(パー72)

「伊藤園レディス」初日を「73」(1オーバー)でプレーしたはずだった上原彩子が、自身の勘違いから68罰打を科せられる前代未聞の事態が起きた。
初日のスコアは「141」(69オーバー)となり、18ホールの国内女子ツアー史上ワーストストロークを記録した。

激しい降雨によるコースコンディション不良となった初日、芝を短く刈り上げた区域(フェアウェイなど)では罰打なしで、ボールを拾い上げてふき、元の位置にリプレースできるローカルルールが適用された。

ところが、上原は元の位置に戻すのではなく「1クラブ以内の範囲に置き直せる」と勘違いしてプレーした。
このローカルルールの違反は2罰打と規定。
2罰打×19回=38罰打、スコアの過少申告(2罰打)×15ホール=30罰打とされ、計68罰打が科せられた(※)。

第2ラウンドのスタート前に発覚。
前半を終えた時点で大会の競技委員会が事実確認を聴取し、上原は裁定を受け入れた。
「スタートテントにローカルルールは掲示されていた。詳細を確認しなかった」と落ち度を認めた。

これまでの18ホールのワーストスコアは「109」(プロに限れば「97」)だった。
結局、2日間通算で「209」(65オーバー)と36ホールのワースト記録も更新し、最下位で予選落ちした。

米ツアーでは同様にコースコンディションが悪い場合、1クラブ以内の置き直しが一般的といい、主戦場の感覚に慣れていたこともあだとなった。
上原は、棄権の選択肢があったかと問われると「遠くから応援に来てくれている方がいるので、プレーせずに帰すわけにはいかない。もしきのうの時点で分かったとしても、棄権はしていない」と語った。(千葉県長南町/糸井順子)

(※)2016年1月にゴルフ規則が改定され、罰を受けていたことを知らずに過少なスコアを提出した場合、以前とは異なり競技失格にはならない。
違反に対する罰打にスコア誤記の2罰打を加え、競技を続行する(ゴルフ規則6-6d)

同伴のキャディもローカル・ルールに気づかなかったのかな?

まあ、プロとして恥ずかしい記録となりました。


次は、やはりこの話題。

「反トランプ」デモに発砲、1人負傷 容疑者の男は逃走
朝日新聞デジタル 11/12(土)

 米西海岸の都市ポートランドで12日未明、大統領選で当選したトランプ氏に抗議するデモ隊に向かって男が発砲する事件があった。
地元警察によると、男性1人が負傷した。
警察はデモの参加者らを避難させた。

 警察発表によると、デモ行進が市内のモリソン橋がさしかかったとき、参加者の男性と車に乗った男の容疑者との間で争いが起きた。
容疑者は車から降りて、男性に向かって発砲後、車で逃走した。
容疑者は黒人の10代の若者といい、警察は行方を追っている。
抗議デモは連日、全米各地で続いている。(ロサンゼルス=平山亜理)

容疑者が黒人の青年というのも不思議ですね。

深読みすれば、わざと両陣営の対立をあおるための計画だった可能性もありそうです。

トランプ氏の当選で、既にカナダへ移住する米国民が出始めているそうですが、これもある意味「政治難民」といえるのかもしれません。

トランプ氏のことだから国民の流出を防ぐために今度はカナダの国境線に壁を作れとまさか言い出さないでしょう、ねえ。


続いては、こんな話題。

タレント事務所の強みも、豊富な品揃えということなのでしょうか!?

“昭和顔”の女優が軒並みブレイク そのワケとは?
オリコン 11/12(土)

 太めの“ナチュラル”眉、重めのボブヘア……といった女性の“昭和風”ファッションやメイクが目立っている。
芸能界でも“昭和顔”の女優たちが台頭してきており、お笑い界でも一周回ったバブルネタを武器に平野ノラが人気で、改めて“昭和”の良さが見直されているようだ。
昭和顔の女優と言えば、多部未華子、有村架純、松岡茉優、黒木華らがブレイクしている。
さらに、現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK総合)で、ヒロインの女学校時代からの友人・田坂(結婚後は村田)君枝役を演じている土村芳(つちむらかほ)も、次世代“昭和顔”としてブレイクを控えている。
なぜ、これほどまでに“昭和顔”の女優が軒並みブレイクしているのだろうか?

◆“絶滅種”だった太眉や無修正のネイティヴ眉の流行も昭和への回帰思考

 近年のモデル顔とは異なる魅力を持つ、素朴さやナチュラルさが際立つ“昭和顔”の女優が注目されている。
この“昭和顔”とは、“昭和の町並みや生活スタイルが似合いそうな素朴な顔立ち”でありながらも、昭和を知らない平成世代が支持する顔立ち。
リアルタイムで昭和を過ごしてきた人にとっては、安心感や癒しを感じるが、平成生まれの人々にとっては、ある種の新鮮さを与えているようだ。

 「最近では、メイクが濃いギャル系は少なくなり、どちらかと言うとナチュラルめの素肌美人が人気を博しています。
数年前まではバブルの象徴として“絶滅種”だった太眉や無修正のネイティヴ眉が、流行っています。
昭和から平成を生きてきた世代にとっては、古く感じるものも、“新鮮”であり、逆にチャームポイントとなっているのでしょう。
昭和世代が思っている以上に平成世代にとっては、“昭和顔”は“今の時代”に適した顔なのかもしれません」(エンタメ誌編集者)

◆“昭和顔”女優の和風美人のたたずまいは、視聴者に印象を残す

 その“昭和顔”の代表とも言われる黒木華は、NHKの朝ドラ『花子とアン』(2014年)でヒロインの花子(吉高由里子)の妹役を和服姿で好演し、注目された。
その後、映画『小さいおうち』(同)で昭和初期の女中役を演じると、完全に“昭和的”“純日本的”という評価が定着し、今年はついに『重版出来!』(TBS系)で、連続ドラマ初主演を飾るまでになるのである。

 有村架純もやはり『あまちゃん』で1980年代の女子高生役を演じ、“聖子ちゃんカット”を披露してブレイクのきっかけとした。
また、松岡茉優も同作に出演しており、今ではバラエティ番組のMCなどでも活躍している。
朝ドラ出演で言えば先輩格にあたる多部未華子にしても、お茶の間との親和度が高く、女優としての評価を定着させている。
こうしてみると、確かに“昭和顔女優”の活躍には目を見張るものがあるようだ。

 「昭和顔とされる女優さんは、みなさん黒髪が似合う、眉毛が太めだなどの共通点が指摘されますが、どちらかと言えば“地味”な顔立ち。
女優としてはパンチの効いた“華”がないのですが、温かみや素朴さを感じる“和風美人”のたたずまいや演技力の高さから、逆に視聴者の印象に強く残るんです。
有村さんなどは、もはや昭和顔というよりは、石川秀美さんあたりを彷彿とさせる“昭和アイドル顔”ですから(笑)。
若い世代にとっては、“昭和風”ファッションやメイクが流行っているため、逆に今風で、中高年にとっても懐かしさや親しみやすさが起きやすいんじゃないでしょうか」(前出の編集者)

◆“昭和顔の登竜門”とも言える朝ドラで、次のブレイク女優は?

 そんな彼女たちに続く昭和顔として注目されているのが、『べっぴんさん』に出演中の土村芳で、“ネクスト黒木華”とも言われている。
主人公・坂東すみれ(芳根京子)の女学校時代の友人役で、結婚後も同じ友人役の百田夏菜子(ももいろクローバーZ)とともに過ごす……という役どころで、舞台は戦前の女学校だけに、ヘアスタイルもおさげやおかっぱ。
なかでも土村は病弱な“お嬢さま”であり、生真面目で潔白というキャラがおかっぱ頭とも相まって、まさに“昭和的”なのである。
『べっぴんさん』での土村は、「おかっぱヘアがかわいい」「柔らかい表情で笑う姿に癒やされる」と早くも視聴者の心を掴んでいるようだ。

 「岩手県出身の土村さんは、3歳で地元の子ども劇団に所属します。
京都造形芸術大学映画学科俳優コースへ進むと、在学時代から舞台や自主制作映画で活躍しますが、同大学の教授・林海象監督に見い出されて、林監督の映画『彌勒 MIROKU』で永瀬正敏さんとともに初主演を務めました。
とは言え、一般的な知名度はほとんどなかった。
でもその分、“新鮮度”はピカイチで、最近の朝ドラで言えば、『まれ』主演の土屋太鳳さんや同級生役の清水富美加さん、『あさが来た』主演の波瑠さんと親友役の吉岡里帆さんなどのように、朝ドラをきっかけに、土村さんがブレイクする可能性は十分にあるでしょう」(前出の編集者)

 “昭和顔の登竜門”とも言えるNHK連続テレビ小説自体、大部分の作品は昭和が舞台。
昭和顔女優が重宝されるのもごく自然とも言える。
『べっぴんさん』での土村の演技に、「すごく好き。夫が帰還したときの演技にうっとりした」などの声もあるように、ルックスや雰囲気だけではなく、確かな演技力があるからこそ、視聴者からの高評価を得ている。
時代、時代により、様々な流行や回帰思考が生まれるものだが、しばらくは“昭和顔”の女優たちが主流となってエンタメシーンをけん引していくだろう。

タレント事務所の多種多様なニーズに応えられる陣容は、美男美女しかいない事務所に比べてニッチのニーズをカバーできるという点で優れています。

確かに、「昭和顔」は特に我々世代にはなつかしい温かみを感じさせる魅力がありますよね。


次の話題です。

勝手に「○○の日」と命名して、世間からある程度認知されればそれがディファクトスタンダードになるわけですから、この戦略は有効ですよね。

アリババ「独身の日」セール、過去最高の売上1.9兆円を記録
AFP=時事 11/12(土)

【AFP=時事】中国の電子商取引大手アリババ(阿里巴巴、Alibaba)が「独身の日」の11月11日に毎年行う世界最大のオンラインショッピングイベントで、今年の売上額が過去最高の1兆9000億円近くに達したことが、同社の発表により明らかになった。

 アリババは2009年以降、数字の1が横一列に並ぶことから「独身の日」と呼ばれる11月11日に特別セールを実施している。

 この日の24時間での売上は、米国で11月下旬の感謝祭(Thanksgiving)からサイバー・マンデー(Cyber Monday)までの5日間に行われる同国最大のオンラインショッピング期間の売上額をも凌いでいる。

 アリババのオンライン売上評価基準である流通総額(GMV)は今年、1207億元(約1兆8900億円)に達し、昨年の912億元(約1兆4000億円)を大きく上回り、ジャマイカの国内総生産額(GDP)を超えた。

 アリババによると、売上額はセール開始後の5分間だけで10億ドル(約1070億円)余りを記録したという。【翻訳編集】 AFPBB News

中国経済にもかげりが見えてきているようですので、来年はどうなることか!?


次の話題です。

<JASRAC>生演奏も著作権法違反 静岡の飲食店提訴
毎日新聞 11/12(土)

 日本音楽著作権協会(JASRAC)静岡支部は11日、利用許諾契約を結ぶことなく、生演奏とカラオケで同協会が管理する音楽を無断利用したとして、飲食店「Music Lounge SUQSUQ(ミュージックラウンジスクスク)」(静岡市葵区)の経営者らに計480万8100円の賠償を求め、静岡地裁に提訴した。
生演奏を行う事業者に対する著作権差し止めと損害賠償を求める訴訟は県内で初めて。【古川幸奈】

 訴状によると、同店は同協会と利用契約を結ばないまま2008年6月に開店し、著作権料の督促にも応じなかった。
このため、同協会が14年9月に静岡地裁に侵害を差し止める仮処分の申し立てを行った。
その後同店は廃業し仮処分は解除されたが、無許諾利用期間の使用料が支払われることはなかった。

 また、同店は15年に廃業と開業を繰り返し、生演奏やカラオケなどでの音楽の無断利用を続けた。
協会の桂野力静岡支部長は「廃業して仮処分を解除し、経営名義などを変えて責任から逃れようとした悪質なケース。過去の分も支払って営業してほしい」と話した。
同店は「協会側に支払う意思を伝えたが、その後、具体的な指示がない。突然、提訴され驚いている」としている。

 ◇営利目的なら利用料は必要

 同協会は、著作者と利用者の間に入って使用料の手続きをする著作権管理事業者の最大手。
クラシックやジャズ、歌謡曲など国内外の約350万曲を管理している。
CDや放送、カラオケなどの利用に伴う徴収額は2015年度で約1116億円にのぼる。

 生演奏を行う飲食店は、座席数と利用客1人当たりの平均最低単価、音楽の利用時間から計算された利用料を同協会に支払う必要がある。
チケットなどが配布される営利目的の野外コンサートなども同様の措置が求められる。
一方で、路上などでの弾き語りなど営利目的ではない生演奏は、著作権法で自由利用が認められている。

 著作権の保護期間は50年だが、第二次世界大戦(1939~45年)中に米英などの連合国側から発表された曲は60年になる。
例えば、ベートーベンなどの名曲は使用料を払う必要はなく、自由に演奏できる。

殿様商売の代表(?)です。

一度許可をもらえれば、ほとんど独占的な権利を主張でき、営業努力などしなくても自動的に収益が上がるという仕組みですが、もちろん著作者への支払いを代行しているわけですから、利益から著作者への支払いを差し引いたものが自社の最終利益となるわけです。

果たして1曲90円~100円という使用料金が適正なのかどうか、半独占事業モデルだけに、誰が使用料の妥当性を判断しているのでしょうか?

そして、著者者に支払われている金額はどの程度なのか気になりますね。

JASRACのHPをみたのですが、細かすぎてよくわかりませんでした・・

では、11-13生まれの有名人です。

1954年松永真理(編集者,iモード生みの親)、1962年山本文緒(小説家『プラナリア』『恋愛中毒』)、1962年本田雅人(サクソフォーン奏者)、1972年木村拓哉(歌手,俳優(SMAP))、1976年棚橋弘至(プロレス)。

Tower Of Power - ♫ Squib Cakes
戦いが終わればノーサイド、とばかりに、今までで最も下品な新大統領候補に負けたクリントン候補やオバマ大統領からも祝福の言葉を贈っています。

もちろん、日本を含む各国代表からも。

米国はこれ以上国内で二分された憎悪や感情的対立をあおらないためにも、和解が必要なのは確かでしょう。

そして、各国もあえて権力を握った暴君の機嫌を損ねることはしないという大人の対応なのかもしれませんが、本当にこのままスルーでいいの?

トランプ氏が選挙期間中に(もかかわらず)発した数々の暴言や人種差別発言など、なかったことにしていいのか?

こうした腫れ物に触るがごとくの配慮が果たして米国民やトランプ氏自身のためになるのか?

だめなものはだめ、と主張するのが健全な民主主義だと思うんだが・・

今回の大統領選挙について牽強付会な評論も散見されますが、選ばれたトランプ氏だから正しい、とでも思える後付評論の代表がこれです。

トランプに「だまされた」私たち 
過激発言は比喩? 和解宣言の意味
withnews 11/11(金)

 私を含めて、多くのアメリカの、いや世界中のメディアや専門家の予想が外れた、そんな選挙だった。
では、我々は何を間違え、どうして読み間違えたのか、そのことを反省することから、今回の「トランプ勝利」という現象を読み解いてみたい。(作家、ジャーナリスト・冷泉彰彦/WEBRONZA筆者)

真に受けすぎた過激発言

 大きく3点の「読み間違い」を強く感じている。

 1つ目の読み間違いは、トランプ氏の主張を「文字通り受け止め」て「文字通り批判」してしまったという「間違い」だ。
それは、メディアもそうであるし、対立候補のヒラリー陣営もそうであった。

 例えば、トランプ氏は「日本や中国が雇用を奪っている」から「関税をかけよ」とか「自由貿易協定は全て再交渉」ということを何度も言っている。
恐ろしいことに、その主張は一年半の選挙戦を通じて全くブレなかった。

 だが、私を含めて多くの人間は、例えば日本批判に対して「現在は日本の自動車産業は現地生産を徹底していて、アメリカの雇用を生み出しこそすれ奪ってはいない」のだとして、「トランプ氏の日本批判は80年代との時代錯誤感がある」と批判し、これを放置していた。

比喩だった?「移民の強制送還」

 また、不法移民の強制送還という主張も同じだ。
そんなことは、巨額の予算が必要だし、何よりも労働力として移民に依存している経済を傷つける、人道面も大いに問題がある、そんな「正論」からの批判で済ませていた。

 問題は、こうした「トランプ一流の毒舌」は「比喩」(メタファー)、一種の「仕掛け」だったのではないかということだ。

 それは、例えば「かつて誇りをもって製造業で働いていたが、今は斜陽になって企業年金が減額された」人々の鬱屈(うっくつ)した不満、あるいは自分の過去の栄光や名誉が否定されることへの反発といった感情を揺さぶり、それを受け止めるための比喩、あるいはそうしたネガティブな感情に働きかけ、自身のほうへ有利に誘導するための「仕掛け」だったのではないだろうか。

まともに反論してはダメだった...

 移民排斥にしても、実際に可能かどうかは別として、人生に様々な苦労を抱えている自分たちよりも、「違法に越境してきた」だけでなく「英語を話さずアメリカに融合しようとしない」移民たちの権利が優先されることへの反発があったのである。

 そうした感情論自体、基本的には正しいとは言えない。
だが、トランプ氏が実は物事をわかった上で、比喩として言っていることに対して、正論から批判し、それだけでなく、トランプ支持者のことを「どうしようもない人々」と侮蔑するような発言までヒラリー陣営から飛び出した、そのことの意味について、大きなストーリーの全体として、我々を含めて多くの人間が読み間違ったのである。

従来と違う「トランプ票」

 2点目は、トランプ現象が現状不満層の反乱だとして、それを「白人のブルーカラー」が中心だという思い込みをしていたということだ。
出口調査によれば、実はそうではなくて、確かに白人男性が中心ではあるが、所得水準としては中から中の上、そして富裕層も多かったという。

 例えば、今回の勝敗を決定づけた州の一つである、ペンシルベニアの場合、従来は「先に票が開く農業・酪農地帯」が共和党優勢で開票が進んでいって、最後に都市部の圧倒的な民主票で逆転というパターンだったのが、最後の方でトランプ票が怒涛のように出てきた。

 つまり都市圏や近郊圏の中流層からトランプ票が従来と違う形で出ている。

「決して貧しくはない」支持者

 この点に関しては、オハイオの知事で、大統領候補として善戦したジョン・ケーシックが言っていたのだが、トランプ支持者は「決して貧しくはない」のだという指摘があった。
つまり、本当に貧しかったら再分配を期待して民主党に行くというのだ。

 そうではなくて、自分は仕事はある。
だが、今度クビになったら「次はない」とか、自分の周囲に失業した人がいる、あるいは自分の属している産業が社会から尊敬されていないといった「今は困ってはいないが、名誉や希望が失われている人」が核になっているという。

 その見立てはデータが証明したし、正にケーシックの熟知しているオハイオの住民はケーシックを尊敬しつつも、ケーシックが批判し続けたトランプ氏を今回の選挙では大差で勝たせている。

”ノリで”トランプに入れた?

 そう考えてみると、前々回の2008年にオバマが大勝した選挙においても、黒人票は勿論、圧倒的な支持を示したが、白人の中流層もそのようなオバマの「新鮮さ」に引き寄せられて投票している。

 今回もそれと同じであって、ある種の「トレンドに敏感」であったり、その時代状況における「自分なりの正義感」から、今回はトランプ氏に入れたという層が「動いた」のだろう。

「アンケート」の限界

 3つ目はデータに対する姿勢だ。
マーケティングの業界には、「アンケートだけでは、新製品が売れるかどうかの判断をしてはいけない」という法則がある。
それは、消費者は「好きか?」とか「買うか?」といった質問に対しては無責任に答えるが、その回答の行動と、実際に自分のカネで買うかという消費行動は異なるからだ。

 だから、多くの業界では、一部地域でテスト販売を行ってから全国に拡大するなどの手法が取られる。
ちなみに、そうした「ビジネスの知恵」を生んだのはアメリカだ。

 選挙の世論調査も同様なのかもしれない。
電話や対面調査では「トランプ支持」を胸を張って言うのは「ちょっと抵抗がある」ような人も、カーテンやボックスに囲まれた「投票の秘密」が守られる場では、「トランプ」に入れてしまうということがあったのだろう。

妻に「ヒラリーに入れるよ」、投票所で「トランプに」

 中には、妻には「ちゃんとヒラリーに入れるよ」と言っておきながら、夫が土壇場で投票所では「トランプに変えた」と事後に告白して夫婦喧嘩になったという話もアチコチから聞こえてきている。

 それから、過去の共和党の基礎票、民主党の基礎票という考え方、あるいは当初はトランプを不謹慎だと嫌っていた宗教保守派、あるいは一時期までは圧倒的に低かった女性からの支持というものが、予想を裏切る形でトランプ氏に流れたということもある。

 例えば、終盤になって猛烈な勢いで双方が流した「ネガティブ・キャンペーン」のTVコマーシャルにしても、トランプ側のものは「いつものネタとしてのヒラリー批判」に留まっていたのに対して、ヒラリー陣営のものは「敵意丸出しの露骨な批判」が、これでもかと展開されており、結果的に逆効果になったということも可能性としてはあるだろう。

独自の「選挙テクノロジー」

 いずれにしても、今回の選挙戦では世論調査のあり方を中心に、選挙におけるデータの使い方、見方について大多数が「読み違え」をしたということは大きい。

 反対に、終盤の選挙戦で、多い時には一日4州というペースで、激戦となっている「スイング・ステート」を飛び回ったトランプ陣営の行動には、独自の「選挙テクノロジー」が使われた可能性があり、今後どこかの時点で注目がされていくことであろう。

「和解」の言葉は本心?

 一つだけ救いがあるとすれば、トランプ氏自身が「勝利宣言」においては、比喩ではなくハッキリとした言葉で「和解」を呼びかけたことだ。
ヒラリー氏も、当夜には敗北宣言が間に合わなかったようだが、一夜明けた午前中のうちに見事なスピーチをして、相手の勝利を讃えている。

 トランプ候補が「かき集めた」不満感情や、現状への怒りは、下手をすれば破壊衝動や、より深刻な対立を招きかねないものであった。

 だが、仮にこの勝利宣言にあったような、和解と協力ということが進んでいって、それこそレーガン政権のようにブレーンを使いこなした政治ができれば、アメリカの分断や低迷は回避できるかもしれない。
これからの政権移行プロセスを慎重に見守りたい。
     ◇
冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ) 
作家、ジャーナリスト。ニュージャージー州在住。
プリンストン日本語学校高等部主任。
1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。
コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。
福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。
著書に『「反米」日本の正体』(文春新書)、『「上から目線」の時代』『「関係の空気」「場の空気」』(いずれも講談社現代新書)など。
メルマガJMM(村上龍編集長)の「FROM911、USAレポート」、週刊メルマガ「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。Newsweek日本版公式ブログに寄稿中。
WEBRONZA(http://webronza.asahi.com/authors/2015102800013.html)でアメリカをめぐる記事を執筆。

反省するのは私たち?

トランプ氏の数々の暴言を極端な「比喩」とし、政権運営に関しても、よいブレーンが入れば「正常な政治判断をするだろう」といったあくまでも希望的憶測にすぎません。

問題なのは、彼の差別的暴言であり、それに共感した米国民だという事実はもっと厳しく受け止めるべきです。

米国や米国民が自国だけがよければいい、自分だけよければがいいという内向きな姿勢に入ったとすれば、さらに意見を異にしたり利害の対立する他者への反感や攻撃が増長されていくことでしょう。

トランプ氏のように「気に入らないことは声に出して言ってもいいんだ」というメンタリティのみが受け入れられれば、ナチスやKKKなどの露骨な差別集団の台頭を許してしまうことにもなりかねません。

「民主主義」の本意は、異分子とうまく共存することで、共存しないのは「全体主義」に他なりません。

そうした意味においても、今後のトランプ氏の外交が全体主義国家へのシンパシーを発揮しなければいいのですが、とても心配です。


では、本日のサッカー(テストマッチ)です。

オマーン戦、大迫の2得点などで勝利!
FW争い激化へ【どこよりも早い採点】
フットボールチャンネル 11/11(金)

 11月11日、日本対オマーンの一戦が行われ4-0で勝利。
ハリルジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

大迫が期待通りの活躍

【日本 4-0 オマーン キリンチャレンジカップ】

西川周作 5.5 危ない場面はなかったが、最後尾からチームを鼓舞した
酒井宏樹 6 セットプレーでは高さが活きる場面もあった
吉田麻也 6 丸山をフォローしつつ、自身の守備範囲で責任感あるプレー
丸山祐市 5 初スタメン。序盤に危なっかしい場面があり、その後も中途半端なプレー散見
酒井高徳 6 逆サイドから攻撃を受けた時もしっかり絞って対応
永木亮太 6 代表デビューに浮き足立つことなく、アグレッシブなプレーを見せた
山口蛍 6 攻守の切り替えが早く、前でボールを奪いに行った。フィニッシュにも絡む
本田圭佑 5.5 尻上がりにプレー精度上げたが、可もなく不可もなくという内容。
清武弘嗣 7.5 トップ下で存在感。2つのアシストは彼だからこその技術。PKで1得点
齋藤学 6.5 ボールを持って加速した時の期待感は大きい。エリアの中でも外でもハイレベル
大迫勇也 8 ボックス内で常に危険な存在となり2得点。正確なポストも今のチームにない武器

岡崎慎司 5 若手が積極的なプレーを見せる中、やや淡白な印象だった
浅野拓磨 5.5 本人は苦笑いもPK誘発で勝敗を決定づけた
小林祐希 7 中盤の底に入り、試合をコントロール。右足で嬉しい代表初ゴール
久保裕也 6 ゴールを決めたいという欲が見える、躍動感あるプレーを見せた
原口元気 5.5 試合終盤に強烈ミドルを放ったが、4戦連続ゴールはならず
森重真人 ― 出場時間短く採点不可

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 6.5 大迫の半端なさを目の当たり。様々な選手を起用し、トライした

あくまでも結果論ですが、香川選手が外れたのが吉となりました!

結果を出せていない選手は大切な試合だからこそ使ってはいけません。


訃報です。

時代を作った歌姫が亡くなりました。

りりィさん死去 64歳「私は泣いています」が大ヒット
スポーツ報知 11/11(金)

 「私は泣いています」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライターで女優のりりィ(本名・鎌田小恵子)さんが11日朝、死去した。64歳だった。

 りりィさんは福岡市出身。
74年の「私は泣いています」、78年「ベッドで煙草を吸わないで」などのヒット曲で知られるほか、女優としてもドラマ、映画、CMに多数出演してきた。
長男は、ドリームズ・カム・トゥルーの吉田美和の夫で、ロックバンド・FUZZY COTROLのJUON。

ご冥福をお祈りします。合掌。

海外でも。

レナード・コーエンが死去。享年82
RO69(アールオーロック) 11/11(金)

レナード・コーエンが亡くなった。82歳だった。
訃報はコーエンの所属レーベルであるソニー・ミュージック・カナダがフェイスブックを通じて伝えたもので、次のようにコメントが出されている。

「かぎりなく深い哀しみと共に伝説的詩人であり、ソングライター、アーティストであったレナード・コーエンが亡くなったことをここにお知らせします。
我々は音楽界で最も尊敬された多作にして才能豊かなアーティストのひとりを失うことになってしまいました。
葬儀は後日ロサンゼルスで執り行われます。
彼の家族が静かにこの深い哀しみと時をすごせるよう、プライバシーへの配慮をお願いします」

合掌。

では、11-12生まれの有名人です。

1840年オーギュスト・ロダン (仏:彫刻家『考える人』)、1934年チャールズ・マンソン (米:カルトグループ「ファミリー」リーダー)、1945年ニール・ヤング (米:シンガーシングライター,ギター奏者)、1946年とりいかずよし(漫画家)、1984年寺川綾(水泳(背泳ぎ))。

The Doors - Love Her Madly
「暗黙の了解」も了解なんだが・・

そして責任者なら、「知りませんでした」で済むわけがない!

豊洲市場 元整備部長、都に反論 
盛り土問題「了解した事実ない」
産経新聞 11/8(火)

 豊洲市場(東京都江東区)の主要施設下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、都の調査で責任者の一人とされた中央卸売市場の元新市場整備部長、宮良(みやなが)真氏(退職)が「盛り土をしないことを了解した事実はない」などとする反論書を都に提出したことが7日、分かった。
宮良氏が明らかにした。

 都の検証報告書によると、宮良氏が同部長だった平成23年8月の部課長会で、施設下にモニタリング空間を設けることを決定。
報告書は宮良氏がこの会議で都の方針に反し施設下に盛り土をしないことを了解したと結論付けた。
これに対し、宮良氏は「部課長会にそのような機能も権限もない」とし、「盛り土をしないなど大きな工法の変更があれば、中央卸売市場長も含めた検討会を開くのが通常の手続きだが、そのような会はなかった」と指摘。
報告書について「到底受け入れられない」とした。

彼が、役職無しの平社員ならこの言い訳もかろうじてセーフかもしれませんが・・

責任者でありながら決定事項に責任をとらないのなら、管理職としての給料を返上させよ!

いやしくも、部長職にあった人間が、「自分のしらないところでことが進んでいた」といわんばかりのこんな恥ずかしい言い訳を並べることに都職員の無責任体質が露わになっています。

昨日紹介した「リーダーの本義」にでてくる人物と比べるまでもなく、人間としての格の差が歴然です!


では、本題です。

なんでこんなにもめるのだろう?

生前退位、賛否割れる=特例法・典範改正2段階論も―専門家の聴取開始・有識者会議
時事通信 11/7(月)

 天皇陛下の生前退位をめぐる政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は7日、首相官邸で3回目の会合を開き、関連分野の専門家からのヒアリングを開始した。

 生前退位を認めるかどうかについて、同日意見を述べた5人のうち3人が高齢など一定の条件の下に容認、2人が反対の立場を表明。
賛否が割れる形となった。
容認論のうち2人は、特例法制定と皇室典範改正の2段階による法整備を主張した。

 ヒアリングは3回に分けて行う予定で、初回の7日は皇室制度や歴史の専門家が主な対象。
平川祐弘東大名誉教授(比較文化論)、古川隆久日大教授(近現代史)、ノンフィクション作家の保阪正康氏、大原康男国学院大名誉教授(宗教学)、所功京都産業大名誉教授(日本法制史)の5人が招かれた。

 生前退位に容認の考えを示したのは古川、保阪、所の各氏。
古川氏は世論の理解があることなどを条件に「生前退位を認める余地がないわけではない」と指摘。
保阪氏は、年齢など客観的な基準を設けた上で天皇の意思や国民世論を踏まえて退位の是非を判断する機関を政府に置く必要性を訴えた。
所氏は年齢のみを理由とする「高齢譲位」を認めるよう主張した。

 これに対し、平川氏は「陛下が(公務に対する)完璧主義を前提として、憲法にない生前退位を示唆されたのはいかがなものか」として、摂政の設置などで対応すべきだと表明。
大原氏は、「陛下の『ご存在』の継続そのものが『国民統合』の要となっている」と強調し、高齢により国事行為の遂行が難しい場合は摂政を置けるよう皇室典範を改正すべきだとの見解を示した。

 退位の制度化については、保阪氏は将来の典範改正を前提とした特例法での対応を主張し、所氏も2段階論を展開。
古川氏は典範改正が「適切」と表明した。

 ヒアリングは、5人から事前に提出を受けた書面を基に、1人につき約30分かけ、専門的な見地から意見を聴いた。
テーマは天皇の役割や公務負担の軽減、退位の制度化など8項目。
14日にも皇室制度と歴史などの専門家6人、30日には憲法などの専門家5人を対象に実施する。 

国の象徴であり機能でもある天皇をあえて会社の社長や会長の置き換えてみれば、案外判断しやすくなるのでは?

この場合、最もわかりやすいのは定年制をしくことです。

誰もが高齢に伴い、健康や判断力も弱ってくるのは当然です。

生前退位に反対派の主張は天皇の体が動く限り働いて頂く、というブラック企業並みの労働を強いているように思えてなりません。

定年が来た時点で、もしまだ余力が残っていたとしてもそれは喜ばしいことであり、前もって決めておけば定年時での譲位に何の不都合もないはずでしょう。

例えば、70歳定年としておけば、その後の余生は今まで時間の取れなかったことに使って頂く「ご褒美」として過ごされればいいのでは。

死ぬまでこき使う、言い方は悪いですが、生前退位反対派の主張は、法律論や建前論にこだわるばかりでこれと同じ感覚のような気がします。


最後は、ロシア外交についての正論です。

2016.11.8 産経新聞【正論】
安倍晋三首相がいま博打に出る必要は少しもない 
ロシアの「対日戦術」を見極めよ 
北海道大学名誉教授・木村汎

 ロシアのプーチン大統領の訪日が近づくにつれて、ロシア側の対日交渉戦術が明らかになってきた。
“領土”では少しも譲ることなく、しかも“経済”支援はなるべく多くを獲得したい-この基本戦略に基づく矢が次々に放たれるようになった。
交渉の前哨戦は既に始まっているのだ。

≪ジャブを飛ばす「悪い警官」≫

 国際交渉学の第一人者、W・ザートマン(ジョンズ・ホプキンス大学名誉教授)は交渉の過程を3つの段階に分ける。
(1)交渉に入るまでの予備折衝
(2)交渉本番
(3)文書による合意の詰め。
交渉当事者がテーブルを挟んで直接向き合い、討議する(2)の前に、既に広義の交渉は(1)の形で始まっていることを決して看過してはならぬ。
教授はこう力説してやまないのである。

 (1)の段階でジャブを飛ばすのはいわゆる「悪い警官」(もしくは「悪玉」)とあだ名されるプーチン大統領の側近や部下たちである。
その典型例は国後島や択捉島にあえて上陸したメドベージェフ大統領(その後、首相)。
また、口を開けば「(日露間の)領土問題は第二次世界大戦の結果、既に解決済み」との強硬論を吐くラブロフ外相。
直近の例ではマトビエンコ上院議長。山口県での日露首脳会談では「“島”の交渉は行われず、ただロシア法の枠組み内での北方領土での日露共同経済活動のみが討論の主題になる」と、日本側の期待にクギを刺した。

ちなみに言うならば、日本側にこのような「悪玉」役を買って出る人物が皆無なのは、腑(ふ)に落ちない。
例えば岸田文雄外相。
国会での審議で「北方四島の帰属問題を解決して平和条約を締結することに努力する」とは述べる一方で、四島の「日本への」帰属を明言することに逡巡(しゅんじゅん)した。
安倍晋三首相を「善玉」に見せかけるためにも、この際、思い切って「悪玉」役を買って出る勇気が望まれる。

 大抵の場合は、プーチン大統領が「善玉」の得な役回りを演じる。
「メドベージェフ、ラブロフ、マトビエンコ氏らに代表されるロシア国内の強硬派の声を抑えて、日本に対し可能な限りの好意を示すのは柔道愛好家の自分ならばこそ。
支持率80%台を誇る自分が政権の座にいる今を除いては、日本が対露平和条約を結ぶ好機は永遠に訪れないであろう」-と。

≪狙いは日本からの半永久的支援≫

 最終段階になると「良い警官」役を演じるプーチン氏自身も訪日前は当然の如(ごと)く強硬論を唱える。
10月27日の発言がそうである。

同大統領は「日本との平和条約締結の期限を設定するのは良くない。
有害でさえある」と述べた。
大統領はさらに続けた。
「確かにロシアは2004年に中国との間で国境画定に合意した。が、それは中露関係が戦略パートナーシップ関係に到達していたからだった」。
日本が類似のことを望むのならば、特定の期限を区切ることなく経済協力などを先行させるべきであることを示唆した。

 このプーチン発言は、改めて解説するまでもなく、同大統領の訪日前の揺さぶりである。
安倍首相下の日本がまずなすべきことは、日露関係を中露間の戦略パートナーシップ関係の水準にまで引き上げるための努力を示すことだ。
その誠意を見定めるのはあくまでロシア側であり、その程度に応じる形ではじめて日露間の平和条約交渉は進捗(しんちょく)するであろう-。
このように説くことによって、モスクワは歯舞、色丹の2島の引き渡しですら、いまだ既定の路線ではないことを思い起こさせ、東京から半永久的に対露支援を引き出そうと狙っているのだ。

≪期限設定は敗北につながる≫

 ところが、物事は100%悪いということは少なく、プラスの側面も伴う。
今回のプーチン発言は、明らかに日本に対するブラフであるが、受け取り方次第では安倍政権に対する貴重な教訓がある。
それは「平和条約締結の期限を設定するのは、有害でさえある」という点に他ならない。

民主党政権時代に鳩山由紀夫首相は口癖のように「就任後半年か1年以内に、私は日露間の領土問題を解決する」と述べた。
ところがその民主党のアンチテーゼとして華々しく再登場したはずの安倍首相もまた、鳩山元首相と似たようなせりふを口にするようになった。
両人の間には政治思想上の違いはあるものの、ともに己こそソ連/ロシア問題の本家であるとの自負心の呪縛にとらわれている。

 交渉ごとで期限設定することは、それだけで自らに敗北を導く愚行だと評さねばならない。
相手側は当方が交渉の早期妥結を欲していることを知って、故意に焦(じ)らしや引き延ばし戦術に出ることが必定だからである。
その結果、当方は自らが敷いた土俵で「独り相撲」をとる羽目になりかねない。

 総裁任期を3期9年に延長した安倍首相には十分な時間が残されているはずである。
またプーチン氏も18年の大統領選挙に勝利することがほぼ確実視される。
その間ロシア、とりわけ極東部の経済情勢が好転する気配はない。
安倍首相がいま博打(ばくち)に出て全ての有り金をかける必要は少しもないのだ。(北海道大学名誉教授・木村汎 きむらひろし)

戦略もなければ悪役にも徹しきれない使えない外務省。

外務省の若手に憂国の士はいないのか!?

問題が顕在化しているのに、気づかないフリ?

だとしたら、本当に困ったものです。

では、11-9生まれの有名人です。

1876年野口英世(細菌学者)、1903年吉田秀雄(経営者,電通社長「広告の鬼」)、1934年カール・セーガン (米:天文学者,SF作家)。

Gladys Knight & The Pips- Midnight Train to Georgia