正論です。

2017.6.18 産経新聞
【新聞に喝!】
森友問題から加計問題 駄々っ子の喧嘩のような低レベルな「国会」 
印象操作に興じる「新聞」はもはや社会の木鐸ではない! 
作家・ジャーナリスト・門田隆将

 本質的な論議もなく、最後まで駄々(だだ)っ子の喧嘩(けんか)のような低レベルな争いに終始した国会を国民は、どう見たのだろうか。
森友問題から加計問題に至るこの不毛の5カ月間を振り返ると、物事の本質を報じない新聞の責任にどうしても行き当たる。
 かつて新聞は、人々を目覚めさせ、教え導く存在として「社会の木鐸(ぼくたく)」を自任していた。
しかし、今は誰もそんなものとは考えていないし、新聞人自らもその意識はかけらもない。
単に、一定の主義主張に基づき、印象操作や国民の感情を煽(あお)るだけの存在になっている。
 会ったことすらないのに、天皇陛下や安倍晋三首相の幼稚園訪問についての出鱈目(でたらめ)をホームページに掲載し、ありもしない関係を吹聴して商売に利用してきた経営者による森友問題は、証人喚問にまで発展した末、安倍首相の便宜供与というファクトは、ついに出てこなかった。

次の加計問題では、天下り問題で引責辞任した文部科学省の前事務次官が登場して「総理のご意向」と記された文書を持ち出し、「行政が歪(ゆが)められた」と批判を展開した。
50年以上、獣医学部の新設を認めず、規制緩和の壁となってきた文科官僚が主張する「総理のご意向」とは、あたかも加計学園に便宜をはかることにあったという印象操作が行われた。だが、その文書をいくら見ても、「総理のご意向」が加計学園を特別扱いすることだったとは書いていない。
 過去の口蹄(こうてい)疫問題をはじめ、獣医師不足に泣く四国の中で、愛媛県や今治市が、旧民主党政権時代も含め計15回にわたる陳情や要望をくり返したにもかかわらず、文科省は頑として獣医学部の新設を認めなかった。

 アベノミクスの「成長戦略」の柱の一つは、規制緩和である。
ちろん官僚と業界(ここでは獣医師業界)が一体化して、既得権益を守る「岩盤規制」に穴をあけることも含まれている。
だが、新聞は、いったい何が「総理のご意向」なのかを検証もせず、ただ政権に打撃を与えることに汲々(きゅうきゅう)とし、印象操作のために日々、紙面を費やした。

思い出すのは、今から10年前、第1次安倍政権の時のことだ。
安倍首相-菅義偉総務相-渡辺喜美行政改革担当相がタッグを組んで公務員改革に挑んだが、霞が関官僚たちの「やれるものならやってみろ」という大抵抗の末に頓挫(とんざ)した。
公務員改革を実現し、岩盤規制に穴をあけようとする第2次安倍政権の意志は、10年前のこの挫折が大きく影響している。
規制改革を推し進めようとする内閣と、抵抗する文科官僚-国民の利益にもつながる実に興味深い戦いだが、「安倍憎し」の新聞は、国民の感情を煽るだけで、ことの本質に迫る「役割と使命」を自ら放棄したのである。
 自己の主義主張に都合のいい一方の情報だけを伝えて、都合が悪い情報は決して報じない日本の新聞。
もはや、そんなものは「新聞」とは呼ばない。
                   ◇
【プロフィル】門田隆将
昭和33年高知県出身。中央大法卒。
作家・ジャーナリスト。最新刊は、日台同時出版の『汝、ふたつの故国に殉ず』。

最近の自民党の主張は、官僚による「忖度」があったとしても、その総理の「忖度」という見えない指導力で、岩盤規制に穴をあけた、という説明に変わってきています。

その恩恵を被った相手が、たまたま総理の友人だった、というのが首相サイドの説明です。

であれば、自民党もその申請を許可に至った経緯を包み隠さずオープンにすればいいものを、書類がないとか本気で探さないなどという時間稼ぎをしているから、国民は不信感をぬぐえないわけです。

与野党が、この問題の本質(根本的な問題点と着地点)を整理して追及すればもう少し実りある議論も期待できたのでしょうが、野党の行き当たりばったりの揚げ足取り質問、そして与党の誠意のない答弁や頑なな真相隠しと時間稼ぎで結局5か月間も国会運営は無駄に浪費されてしまいました。

野党がよく「国会で議論を尽くさないのに採決はおかしい」「会期延長だ」と叫んでいますが、そもそもそこで本質的な議論がされないのであれば1年中国会を開いていても意味はありません。

維新の会の足立氏がテレビ番組で「与野党ともにどっちもどっち」と言っていましたが、国の最高機関であるべき国会が低レベルな口ケンカの場となりはててしまっている現状は最低ですし、早急に国会運営の仕方を根本から見直す必要がありそうです。

例えば、「やじ禁止」「お互いに敬意を持った言葉使い」「誠実で的確な答弁」くらいは、明日からでもできることです。

特に野党の一部の議員の質問は、内容が希薄ゆえに無礼で挑発的な質問や言葉使いでカムフラージュしている節がありますが、言葉使いがまともになれば当然質問内容自体で勝負するしかなくなります。

また、質問者の話を邪魔するヤジも品がなさすぎます。

ヤジを飛ばした議員は即刻議場から退席にすれば、いいでしょう。

また、政府答弁も、質問には正面から答えていないのに、長々と説明をするという場面が散見されますが、これも議長裁量で適切な答弁を促す指導をどんどん入れるべきです。

限られた持ち時間で、与野党という対立軸ではあるものの、お互いに国をよくしようとする共通の崇高な目的をもった者同士、敬意を持った丁々発止のやりとりこそが望まれます。

あっ、民進党は、「日本は日本国民だけのものではない」という認識だっけ!?

それで、沖縄の過激派を支援する身内議員をかばうため、「凶暴罪」の成立に断固反対なんだね。

日本の国会議員は一体何がしたいんだ!?

例えば、このおばさん。

2017.1.7 産経新聞
 新潟地検は6日、自由党県連代表の森裕子参院議員が政党支部に寄付をしたかのように見せかけて所得税の還付金を不正に受け取ったとする詐欺容疑の告発状を、5日付で受理したと発表した。
 東京都の男性ら2人が、昨年12月13日に新潟地検に告発状を提出した。
男性らは昨年8月にも同様の告発をし、地検は10月に受理して捜査を進めている。

内容の薄い話をふんぞり返って得意げに話す人ですね。

その他にも、過激派大好き福島瑞穂(牛歩)、自身の演技に酔いしれる元売れない俳優山本太郎、民進党からは、2重国籍蓮舫代表、亡命宣言したのに亡命しない小西、理路整然とトンチンカンな質問をする緒方、罪を秘書に丸投げしたガソリーヌ山尾、高須クリニック名誉棄損の大西、パワハラ・泥酔禁酒令発動中の後藤、天皇大嫌い詐欺罪の前科者辻本、在日特権に血眼になる福山&有田コンビ、さらに泡沫議員の中にも、やくざ秘書と戯れる上西など、一体誰が当選させたんだ?と思わず叫びたくなる破廉恥国会議員の数々です。

もちろん、自民党にもうようよいます。

妻の妊娠中に浮気したゲス宮崎、「歯舞」が読めない北方大臣島尻、オバマ大統領を奴隷の子孫と揶揄した丸山、JA職員暴行野郎山田、熊本被災者に暴言野郎松本、男大好き好色武藤など多士済々です。

我々の貴重な税金は、こういう人たちを食わせるために年間1億円使われています。

日本のためにならない使えない議員、早く半減しろ!

では、6-19死去の有名人です。

2008年キヨノサチコ (絵本作家『ノンタン』) <61歳>。

Jesse Cook-Maybe
今日は、
麦とろの日
麦ごはんの会が2001年に制定。
六(む)十(と)六(ろ)で「むぎとろ」の語呂合せ。

1日早く美味しく頂きました。

まずは、音楽ブログ(?)らしく、音楽の話題から。

2017.6.15 産経新聞
【芸能考察】
鬼才&偏屈対決 T・ラングレン vs D・フェイゲン 
勝者は…ラングレン新作「ホワイト・ナイト」オールドファン驚愕

 1967年にビートポップバンド、ナッズの一員としてデビューし、以来、気鋭のシンガー・ソングライター兼プロデューサー兼マルチ演奏家として、現在も一線で活躍する米のトッド・ラングレン。
 録音スタジオを「楽器」として使いこなす“音の魔術師”と呼ばれたほか、81年8月、米で放送を開始した音楽専門チャンネル「MTV」のアイデアと具体的なノウハウを既に70年代の初めに発案。
これを70年代末、ボブ・ピットマン(後のMTVの社長)に売り込むといった10年先を行くハイテク&先読み感覚で一目置かれる存在で知られる。
 バッド・フィンガー(英バンド)やグランド・ファンク・レイルロード(米バンド)、ミートローフ(米ロッカー)らの作品のプロデュースを担当し、レコード会社も他のプロデューサーもさじを投げた的な作品群を奇跡のスタジオ・ワークでもって大ヒット作に仕立て上げた。
 とりわけ、ミートローフの「地獄のロック・ライダー」(77年)は、誰も相手にしなかった際物のワーグナー的ロック・オペラを全世界で4300万枚と、全世界で史上最も売れたアルバム・ランキングで5位(1位は82年発表のマイケル・ジャクソンの「スリラー」で6500万枚)という怪物ヒットに仕立て上げ、世界中の音楽業界人を驚愕(きょうがく)させた。
 その一方、こうした常軌を逸した天才ぶりと自我の強さから、プロデュースした相手のミュージシャンやバンドを見事なくらい自分色に染め抜いてしまうため、トラブルも多かった。
英バンド、XTCの最高傑作となった「スカイラーキング」(86年)の制作現場では、プロデュースを引き受けたトッドとXTCのリーダー、アンディ・パートリッジが激突しまくり、完成が危ぶまれたのは有名な話だ。
 そんな彼も今ではすっかり丸くなったのか、先頃発表した26作目となるソロ・スタジオ・アルバム「ホワイト・ナイト」では何と、盟友ダリル・ホールやドナルド・フェイゲン、ジョー・ウォルシュら有名どころと共演、というより相手に花を持たせるかのような演奏を披露。
これまでとはひと味違う作品に仕上げた。

1曲目の「カム」からいきなり名作「ヒーリング~トッドの音楽療法」(81年)を想起させるモダンかつ深淵(しんえん)な電子音が鳴り響き、以降の楽曲でも全盛期の70年代~80年代のポップで切なくてメロウなトッド節が炸裂(さくれつ)!。
 昔からのトッドのファンなら、この1曲だけで買いと言っていい8曲目の「レッツ・ドゥ・ディス」(カナダのポップ・ロック・バンド、パースト・オブ・ハピネスの中心人物、モー・バーグとの共演)や、トッドがプリンスの物まねを楽しんでいるかのような曲調と「音楽は海賊盤を作れるけど、シャツは買うしかないだろ」という皮肉過ぎる歌詞の13曲目の「バイ・マイ・T」が笑える。
 しかし、それより笑えたのがフェイゲンをフィーチャーした5曲目の「ティン・フォイル・ハット」だ。
主に70年代、自身が活躍したジャズ・ロック・ユニット、スティーリー・ダンでの仕事でもおなじみだが、トッドに負けるとも劣らない偏屈&天才的なシンガー・ソングライターだけに、どんな楽曲に仕上がっているのか期待したが、結局のところ、フェイゲンの圧勝でトッド色は皆無。
共演でもフィーチャリングでもなく、完全なるフェイゲンの新曲にしか聞こえなかった。
 ちなみに、ホールをフューチャーした3曲目の「チャンス・フォー・アス」ではサビでしっかりトッド節が確認できる。
やはりフェイゲンには勝てなかったのだろうか…。

ひと昔前ならトッドがパートリッジとやらかしたような大喧嘩(おおげんか)をフェイゲンとやらかしたに違いない。
その方が面白い楽曲になったのに。
トッドのファンもフェイゲンのファンも、きっとそちらを聞きたいと思ったはずだ。(岡田敏一)

岡田さん、トッドの最盛期の魅力は既に2004年発表の「Liars」あたりから復活してますよ~!

この時のアルバムは、すべて一人での多重録音でしたが・・

できれば次は、アル・クーパーとの共演をお願いしたいものです。

次の話題です。

2017.6.15産経新聞
我那覇真子氏、国連人権理事会で演説
「沖縄の人々の表現の自由が活動家やメディアに脅かされている」

 【ジュネーブ=原川貴郎】沖縄の真実を伝える活動を続けている沖縄県名護市出身の専門チャンネルキャスター、我那覇真子氏が14日午前(日本時間同日午後)、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会で演説し、「沖縄では地元住民の人権と表現の自由が外から来た基地反対活動家や偏向したメディアに脅かされている」と訴えた。
 人権理事会では15日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設の反対派リーダー、山城博治被告(64)=傷害などの罪で起訴、保釈=が演説する。
我那覇氏は「人権と表現の自由を脅かしている張本人である彼が、人権理事会に現れるのは皮肉なことだ」と指摘した。
 「日本政府が表現の自由を侵害している」とする山城氏の主張に対しては「刑事被告人である彼が渡航を許可され、国際組織で話すことが許されていること自体が、日本で人権と表現の自由が尊重されていることを証明している」と反論した。

「日本政府が表現の自由を侵害している」と傷害罪で起訴された者が自由に発言しているわけです。

おそらく彼の求める自由とは、表現の自由の名のもとに犯罪を犯しても罰せられない自由なのでしょうね。

我那覇真子さん、沖縄のためにも頑張れ!

続いての話題です。

もうおなじみの・・

14歳藤井四段 公式戦26連勝 
30年ぶり最多記録まであと2勝
6/15(木)

 将棋の史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が15日、関西将棋会館で順位戦C級2組の1回戦に臨み、瀬川晶司五段(47)に108手で勝利。
自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を26に伸ばした。
連勝記録は単独2位のまま。
あと2勝で、30年ぶりに神谷広志八段(56)の持つ歴代1位の28連勝に並ぶ。

 初となる順位戦の舞台で、奨励会を一時退会してサラリーマンになった後に編入試験を突破してプロになった異例の棋士、瀬川五段と対戦。
持ち時間が一人6時間という長丁場の戦いで、午前10時から13時間近い対局を制した。

 7日の「上州YAMADAチャレンジ杯」で3連勝し、10日の「第3期叡王(えいおう)戦」段位別予選では梶浦宏孝四段(21)、都成竜馬四段(27)に連勝。
4日間で5勝を“荒稼ぎ”し、全体の連勝記録で丸山忠久九段(46)を抜き歴代単独2位としていた。

さて、この後の対局予定ですが、

17日
朝日杯将棋オープン戦 一次予選
藤井聡太vs藤岡隼太アマ

21日
王将戦 一次予選
澤田真吾vs藤井聡太


ということで、21日の対局まですべて勝てば28連勝達成です。

頑張れ、藤井少年。

最後は、訃報です。

野際陽子さん13日に亡くなる、81歳
6/15(木)

 「キイハンター」「ずっとあなたが好きだった」など多くのテレビドラマで活躍した女優の野際陽子さんが13日に死去したことが15日、分かった。
81歳だった。
関係者によると通夜、葬儀は終了したという。
現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」(月~金曜・後12時30分)にレギュラー出演しており、突然の訃報に周囲も驚いている。

 昨年4月に一部週刊誌で、2014年に肺がんを患い治療し、15年に再発し腫瘍の摘出手術を受けたことが報じられた。
所属事務所は「野際は健康問題を含め、個人的な事柄につきまして公にコメントすることは遠慮させていただきたい」と回答。
「今までもいくつかの病を経験してはおりますが、元気で明るく過ごしております」とコメントしていた。
また、今年3月16日に行われた「やすらぎの郷」制作発表は、メインキャストの中で野際さんだけが欠席していた。

 野際さんは富山県富山市生まれ。
3歳から東京・杉並で育ち、立教大卒業後の58年には、合格率0・3%の狭き門を突破してNHKにアナウンサーとして入局した。
60年から同局「おはようみなさん」の司会などで活躍したが、62年にNHKを退職。
同年、広告代理店で3か月勤めた後、フリーアナとしてTBS系「女性専科」の司会を務めた。

 63年にTBS系「悲(ひ)の器」で女優デビュー。
大学時代に劇団に所属していたこともあって、以後は女優として活躍していく。
66年にはあこがれだったフランスのソルボンヌ大学に留学し仏文学を学んだ。
帰国後の68年、TBS系「キイハンター」で女優復帰したが、同番組は5年間放送され、最盛期には視聴率30%を超えるなど大ヒット。
野際さんの代表作となった。

 73年には「キイハンター」で共演した千葉真一(78)と結婚。
75年に長女で女優の真瀬樹里(42)を出産したが、94年、米に活動拠点を移そうとした千葉に対し「アメリカには行けない」と希望し離婚した。

 92年のTBS系「ずっとあなたが好きだった」で息子を溺愛する姑役のイメージが定着。
安定感のある演技を見せ多くのドラマに出演した。
NHKのアナウンサー時代から交流のある女優の黒柳徹子(83)と公私ともに交流が深く、テレビ朝日系「徹子の部屋」には女性ゲスト最多の21回出演していた。

凛とした風格のある大女優でした。

「やすらぎの郷」以外のドラマでは、「花のれん」の女将役がはまっていましたね。

ご冥福をお祈りいたします。合掌。

では、6-16死去の有名人です。

756年楊貴妃(楊玉環,楊太眞) (唐・玄宗皇帝の愛妾)<38歳>安禄山に追いつめられた玄宗皇帝の命令により縊殺、1988年石沢英太郎 (小説家『視線』) <72歳>自殺。

King Crimson - Starless
冷静に試合を振り返るのも大切です。

まずは、疑問の残る監督采配について。

「批判してるわけじゃない。助けたかった」
原口元気が途中交代の胸中を告白
6/14(水)

「自分を過大評価しているわけじゃない。だけど、ああいう時間帯こそ、頑張りきれるプレーができたと思う。(交代してしまったら)何も助けられなかったので、助けられないのがもどかしかった」
試合後、原口元気は悔しさをにじませながら、そう語った。

日本代表は最低限のノルマを達成した。
中東で行われたロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦、(中立地で行われたとはいえ)慣れない環境、35度を超える過酷な条件下で、勝ち点1を獲得した。

だが、試合後の選手たちの表情は晴れず、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も不満を露わにした。
それは、最低限の仕事であっても最高の結果では決してなかったことを示していた。

原口元気も、複雑な気持ちを抱えた選手の一人だった。

試合中は前線で誰よりも活発に動いた。
得点にこそ絡めなかったが、積極的なチェイシングでチームのために走り回り、チャンスと見ればゴール前に駆け上がった。
しかし、1−0で迎えた70分にピッチから去ることに。結果として日本は原口が交代した後、イラクに追いつかれて引き分けに終わった。

問いかけられた「まだ行けた?」の問いに、原口は「うん」と頷く。

「(代えられたのは)点を取っていないからじゃないですか」と話しつつ、煮え切らない思いを打ち明けた。

「(交代後の状況について)ああいう時間帯こそ、自分みたいな選手が……。
自分を過大評価しているわけじゃない。
だけど、ああいう時間帯こそ、頑張りきれるプレーができたと思う。
(交代してしまったら)何も助けられなかったので、助けられないのがもどかしかった。
別に批判しているわけじゃないし、(交代で入った倉田)秋くんは素晴らしい選手。
監督の判断も尊重している。けど、助けたかったというのはありました」

日本は原口の交代後、酒井宏樹や久保裕也が足を痛めるなど、満身創痍の状態に陥った。
その前に井手口陽介がアクシデントによりピッチから去っていたため、残る交代枠は一つしかなかった。
結果、久保は最後まで足を引きずりながらピッチに立ち続けた。

仲間が懸命に戦う姿をピッチの外で見ることしかできなかったことに、原口はもどかしさを感じていた。
人一倍負けん気の強い選手、言い換えるなら“頑張れる選手”であるだけに、頑張らなければならない場面でピッチに立っていない自分に憤りを覚えていたわけだ。

もっとも、試合は終わってしまった。
1−1の引き分け。勝ち点1の獲得、残る2試合で勝てばワールドカップ本大会への切符を手に入れられる、というシチュエーションは良くも悪くも変わらない。

「次、勝てば決まるので。必ずホームで強い日本を見せたいですね」

ホームで開催されるとはいえ、次戦の相手はグループ屈指の強豪オーストラリアだ。
W杯出場権がかかる難敵との対戦というシチュエーションに加え、開催日は8月31日。
今回に負けず劣らない暑さが予想される時期だ。

過酷な条件下で行われる可能性は高い。
言い換えれば、”頑張らなければならない時間帯”に直面することになるだろう。
そうなれば、前線で誰よりも動き、強い気持ちを持つ原口の力が必要になってくる。

「(チームの出来について)全然悪くなかったと思う。ネガティブに捉える必要はない。本当に必ず勝っていけると思います」

強い日本を見せて、ワールドカップへの切符を手にするために――。
原口は次なる戦いへ目を向け、新しい戦いに向けて、歩みを進めていく。

交替枠は3つ。

疲労と故障なら、当然故障した選手の交替が優先されます。

結果論かもしれませんが、疲れの見えた原口を交代した後、酒井と久保は完全に膝に来て踏ん張りがきかない状態でした。

さらに、乾選手を投入するもう1点取るという采配も見られませんでした。

ここで、簡単な提言を。

選手がまだやれるかどうかは、選手自身が一番わかっているはず。

走れない状態でピッチにい続けることくらいチームに迷惑をかけることはありません。

そこで、本当にダメな場合のみ、選手からサインをする。

例えば、指1本をだせば、キツイがやれないことはない、つまり交代要員としてみておいてくれ、というサイン。

そして、指5本が待ったなしの交替要求。

これなら、原口の交替はなかったでしょう。

交替枠をうまく使えない監督には、こうした取り決めも必要ではないでしょうか。

さらに、本田選手のこんなコメント。

「誤解を招きたくないけど」…本田が明かす問題点「半分の力しか出せない選手もいる」
6/14(水)

 イラク代表との重要な一戦を引き分けで終え、本田圭佑は「悔しいです」というコメントを残すと同時に、ある問題点を挙げた。

 13日、日本代表は2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選第8節でイラクと対戦。
開始8分に大迫勇也のゴールで先制した日本だったが、72分にミスから失点を喫し、このまま1-1で引き分けた。
この結果、W杯出場に王手こそかけたものの、サウジアラビア代表、オーストラリア代表との勝ち点差はわずか「1」となった。

 31歳の誕生日当日に5試合ぶりとなる先発出場を果たした本田は、CKから大迫の先制点をアシストしたほか、右サイドで攻撃の起点となるシーンも作ったが、勝利には結びつかなかった。

 本田は「相手のサイドバックも嫌がっていましたし、(ボールを)落ち着かせるという点では問題なかったです」と、ある程度狙い通りのプレーができていたと話した一方、「アタッキングサードに入ってからのチームの意識っていうのは、満足はしていないですね」と言及。
「非常に悔しかったです。もう少しチャンス作りたかったですね」と、相手ゴールに近い位置で、チームとして効果的なプレーができなかった点を悔やんだ。

 そして、「変な誤解を招くし、あまり喋りたくはないけど」と前置きした上で、「当然ながら監督がやりたいサッカーはしっかりとあって、それをストレートに伝える人なんで、若い選手は聞きすぎてしまうっていうところですね。うまく消化し切れていない」

「監督が(自由にやっていいと)言っているんですけど、どうしてもそこの整理をうまくできずに、こういう大事な試合で自分の持っている力の半分くらいしか出せない選手も実際にはいるわけで、それっていうのはまさに技術的な問題ではなくて、精神的な問題です」と、指揮官の要求を意識しすぎるあまり、本来の力を発揮できていない選手がいるとの見解を示した。

指揮官の要求は、試合中ではなく試合前にすべて準備させておくべき。

本田選手のコメントは、そうしたチームの戦略自体が事前に個々の選手に徹底されていないことを暴露したようなものです。

ハリル、試合前に君は何をやってんだ!?


続いては、失点場面。

吉田、あそこはクリアすべきか 
“残念な失点“に豪紙も「川島にボールを取らせようとしたが……」
6/14(水)

13日に2018ロシアワールドカップアジア最終予選でイラク代表と対戦した日本代表は、大迫勇也のゴールで先制しながらも後半に追いつかれて1-1で引き分けてしまった。
猛暑の中での戦いだったことを考えると勝ち点1でも納得しなければならない部分もあるが、何より残念なのは日本の失点がもったいない形だったことだ。

それが起こったのは後半27分。
イラクのアブドゥルザフラがドリブルで仕掛け、これに日本の守備陣が振り回されてペナルティエリアへの侵入を許してしまう。
幸いアブドゥルザフラが態勢を崩したことでボールはこぼれ、これをDF吉田麻也が体でブロックしながらGK川島永嗣にキャッチさせようとした。
ところが一瞬2人の呼吸が乱れ、背後からアブドゥル・ラヒームにプレッシャーをかけられて川島がボールをキャッチできなかった。
それをカミルに蹴り込まれてしまい、日本は残念な形から失点してしまった。

これを豪版『FourFourTwo』も取り上げており、「吉田の絡んだゴチャゴチャした守備から日本は代償を支払った。吉田はボールを守りながら川島にボールを取らせようとしたが、ラヒームのチャレンジでGKはボールをこぼし、カリムにチャンスを与えた」と報じている。
吉田ら守備陣にも疲労があったのは事実で、クリアして再び相手ボールからスタートするより川島に取ってもらうことを優先したかった気持ちも分かる。
しかし、川島との距離を考えると無難にク リアしておいた方がよかったかもしれない。

今回のイラク戦に臨んだ日本の最終ラインは先日のシリア代表との親善試合と同じ組み合わせだったが、シリア戦でも何度か危ないシーンはあった。
それを束ねる吉田は今季サウサンプトンで非常に高い評価を受けていたのだが、シリア戦に続いて今回のイラク戦でも日本は不安定な形からピンチを作られてしまった。

さらに同メディアは日本側に追加点を奪って試合を終わらせるだけのエネルギーがなかったと伝えており、最後まで1-0で凌ぐといった考えが最後に大きく響くことになったと捉えている。
猛暑の影響で追加点を奪いにいくほどのエネルギーすら失われていたのだろうが、日本の攻撃は試合を通して非常に寂しいものだった。
8月にはオーストラリア代表との大一番が待っている。
今回不安な部分を見せてしまった守備陣、なかなか形を作れなかった攻撃陣には疑問もある。
オーストラリア戦では絶対に勝ち点3が必要だが、この出来でグループ最大の難敵を撃破できるか。

ごちゃごちゃした場面では取り敢えずクリア。

こうしたところにも、チームの方針が徹底されていないようです。

もともと弱いのにさらに戦略のないチームでは、勝てませんよ。

では、6-15死去の有名人です。

1908年川上眉山 (小説家『墨染桜』『大盃』) <39歳>自殺、1991年虫明亜呂無 (エッセイスト,小説家,スポーツ評論家) <67歳>、2014年ダニエル・キイス (米:小説家『アルジャーノンに花束を』) <86歳>。

Frank Zappa Last Performance (Prague 1991)