国産ガラケー頑張れ!
私は、ガラケー派です。
ガラケーは死なず
NTTドコモ1年ぶりに新機種
J-CASTニュース 10月20日(日)
当面ガラケーは一定の利用者層が残りそうだ
通信大手3社が、年末商戦に向けたスマートフォン(スマホ)の新機種を相次いで発表した。
米アップルの「アイフォーン(iPhone)5s」「5c」と合わせて、ラインアップが出そろった。
注目は各社とも「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話の新モデルを投入した点だ。
スマホへの移行を進める中、逆行とも思える施策をとったのはなぜか。
■「スマホ撤退」のNEC、パナソニック製端末
調査会社MM総研が2013年10月9日に発表した「スマートフォン市場規模の推移・予測」によると、9月末のスマホ契約数は5015万件、ガラケーは6862万件となった。
現段階ではガラケー利用者が6割近い。
2014年度中にはスマホの契約数が過半数に達する半面、2018年3月末時点でもガラケーは3割強残っていると予測する。
iPhone人気や、米グーグルが開発した基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホの開発が進み、2011年以降は通信各社がスマホ販売に軸足を移した。
確かに家電量販店や通信各社の販売店では、ガラケーの取り扱いは以前よりもずいぶん減ったが、完全に消えたわけではない。
2013年10月10日に冬春モデルを発表したNTTドコモは、1年ぶりにガラケーを復活させた。
発表された2機種が、スマホから撤退したNECと、個人向けスマホの開発を休止するパナソニックの製品というのも象徴的だ。
2社はガラケーで一時代を築いている。
ドコモの加藤薫社長は、ガラケーを再投入した理由について「ユーザーから要望が寄せられた」と説明した。
ドコモ広報はJ-CASTニュースの取材に、特に長年契約している顧客のリクエストが多かったと話し、「操作性が変わらず、使い慣れている安心感から(ガラケーを)求めているようです」と付け加えた。
使用目的が通話中心で、インターネット利用が少なければ、改めて操作方法を覚えなければならないスマホに変えたくないのもうなずける。
KDDIとソフトバンクモバイル(SBM)も、新規のガラケー端末を出した。
SBMの孫正義社長は「世の中には『スマホはいやだ』という人もいる。その人のためにも」と新商品発表会で話した。スマホの普及が急速に進んでいるとはいえ、完全にガラケーをなくしてしまえばその利用者層が他社に流出しないとも限らず、各社の「綱引き」が続く。
料金面よりも慣れ親しんだ使用感を求める
通信各社はスマホの販売に注力しているため、端末料金はガラケーの方が高額になる心配はないのか。
ドコモ広報に聞いたところ、契約形態によって金額が変わるので一概には言えないが、今回発表されたシャープの「アクオスフォン」や富士通「アローズ」といったスマホを新規契約すると、機種料金は1万円程度になる。
これに対してガラケーは1万円台半ばだそうだ。
ガラケーからガラケーへの変更なら、2万円近くに上る。
「iPhone5s」なら、モデルによっては「実質ゼロ円」で契約できるため、金額差はさらに大きく開く。
月々の通信料金はどうだろう。
ドコモのスマホを2年間契約すると、通話料は基本料金780円に通話した分の金額が加算される。
データ通信料は、データ量の制限の有無、定額制もしくは使用量に応じた2段階制、さらに使用機種によっても違うが、基本的には月額4935円~5985円だ。
ネット接続をメーンに使うスマホは、定額制を選ぶ利用者が主流だろう。
ガラケーは通話を主目的とした端末として進化してきたこともあり、料金体系は通話の重要性を意識した設定といえる。
機種が限定されるが、通話料金を含む月額基本使用料で最も安いものだと1957円だ。
これは1050円分の「無料通話」も含まれ、通話をこの範囲内で収めれば追加料金はかからない。
これに、「iモード」で接続するためのデータ通信料が加算されるが、その額は月々4410円となっている。
単純に双方を比べると、データ通信料ではガラケーの方が若干安い。
通話料は利用回数や通話時間が大きく左右するのでケースバイケースだが、基本料金だけを見るとスマホの方が下回る。
総合的に考えると、月額使用料で大きな差が出るというわけではなさそうだ。
実際にガラケーを希望する利用者は、「(端末代や月額の支払いの)金額というよりは、慣れ親しんだ使用感を求めるケースが多い」とドコモ広報は説明する。
近年では、中古のガラケー端末を取り扱う専門店も出てきた。
新商品のリリースが先細りするなか、「スマホに変えたくない、でも機種変更したい」という層を引き付けているとみられる。
市場は縮小傾向だが一定の規模を保ったままで、通信各社も「無視できない」とばかりに新製品投入を続ける判断を下したようだ。
国内で独自に発達してきたガラケー技術を、日本人が守り育成しないで誰がする!?
日本の技術力低下を嘆く前に、日本人として国内産業を守り育てていくという意識も必要ではないかと思います。
最近のTPP交渉における農産物保護のアピールも、食料自給率低下という視点から議論されることもありますが、朝食は食パンでという家庭が増えるなどの食文化の多様性も自給率低下の大きな要因です。
もっと日本人がお米を食べるだけでも、米を中心とした食文化は守られます。
一方では、食の多様性を享受し、一方では自給率不足を嘆く。
何かを守るためには、何かを犠牲にするしかありません。
最近、この当たり前な事実を再確認させられたセレモニーがありました。
伊勢神宮の式年遷宮です。
伊勢神宮が20年に一度、内宮本殿を真新しいものにすっかり建て替え、ご祭神が引っ越す儀式である「式年遷宮」が執り行われました。
7世紀、持統天皇の時代に始まって、本年で62回目を迎える制度で、戦国時代の一時を除き、ほぼ1300年間、連続してきた習わしです。
これは、きわめて大がかりな行事です。
木曾にある皇室の御料林から木を運び伊勢で製材する一方で、以前の本殿はすっかり分解され、その木材は他の神社の資材として全国各地へ下げ渡されるなど、多くの時間(一部10年も)と経費(一説に数百億円)を要するといわれます。
現代人的な発想では、大いなる無駄としか映らないかもしれません。
単に木造建築物の老朽化を防ぐためだけの理由なら、20年は短かすぎる気もします。
そこには、古代日本人の“はかない寿命”対応策も加味した“文化伝承の崇高な精神”が秘められていたと考えるのが妥当ではないでしょうか。
伊勢神宮の独自な建築様式を一分の違いなく後世に伝えるためには、当然そのソフトウエアーを受け継ぐ人を継続的に育てなければなりません。
なおかつ、現実の遷宮に従事した経験の持ち主が次の遷宮のリーダーシップを執ることも不可避的となってくるのです。
当時の寿命からすれば、壮年期の20代に遷宮を経験した人物は次回には40代として、後進を育成し見守ることができるというわけだったのです。
諸外国の建築の基本的発想法は、頑丈な石や岩を多用して後世に残そうというものですが、ピラミッドであれ、パルテノン神殿、万里の長城であれ、いずれも崩れ落ち、その技術にも多くの謎が秘められており、現代技術での完全なる再生は不可能だそうです。
この違いは明らかで、海外の古代国家が、物(ハードウエアー)だけを残そうとしたのに対し、古代日本人は、知恵や技術(ソフトウエアー)をそのまま伝承せんとする独創的な精神に支えられた建築であり、儀式であったと言えるのです。
飛鳥人は、文化を単に塩漬けにして残そうといった手法ではなく、“人から人へと伝えてゆく知恵や方法を重視する”回帰現象、まさに“温故知新”の文化の特性こそ、伊勢神宮に流れる精神であろうかと思われます。
(産経新聞 10-20)
技術伝承のためだけに行う壮大な無駄。
いいかえれば、技術伝承のためにはコストは度外視という思想でもあります。
ただ、便利さや効率を最優先する教育を受けてきた我々からすれば、発想の大転換が必要な事例でもあります。
大々的な報道によって、式年遷宮に関わる宮大工のもつ技術はこうして継承されていきますが、一方日本各地には独自の伝統技術をもった匠の後継者がいなくて存亡の危機にあえいでいることには、マスコミは無頓着です。
もし、技術伝承の大切さを伝えたいのなら、全国の伝統技術も含めて大々的な特集を組むべきです。
さて、ガラケーの話です。
ガラケーが果たして、お米や伊勢神宮の伝承技術のように後世まで伝えるに足るものかどうかはわかりません。
特に通信分野の世界は技術的革新が早く、ガラケーという発想自体がユニバーサルデザインとして消える可能性もあります。
しかし、今のスマホにはない多彩な機能(着メロ・着うた・着うたフル、絵文字・デコレーションメール、おサイフケータイ、会員証・ポイントカード、赤外線通信、QRコード読取り、ワンセグ・ラジオ、キャリア独自のアプリ、緊急地震速報・・・)は日本人の創意工夫の集大成です。
日本メーカーの苦戦が続く中、日本人が日本のメーカーを応援しないで、誰がしますか?
何から何まで日本製のものを買いましょう、といっているのではありません。
もし、何かを買うときの一つの価値基準として頭をよぎるだけでもいいと思います。
知らないのと、知っているのとでは全然違うことですから。
では、音楽の時間です。
サンタナの音楽は多様性があります。
これなんか、初期のスーパートランプの曲かと思いますね。
Santana - Winning
私は、ガラケー派です。
ガラケーは死なず
NTTドコモ1年ぶりに新機種
J-CASTニュース 10月20日(日)
当面ガラケーは一定の利用者層が残りそうだ
通信大手3社が、年末商戦に向けたスマートフォン(スマホ)の新機種を相次いで発表した。
米アップルの「アイフォーン(iPhone)5s」「5c」と合わせて、ラインアップが出そろった。
注目は各社とも「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話の新モデルを投入した点だ。
スマホへの移行を進める中、逆行とも思える施策をとったのはなぜか。
■「スマホ撤退」のNEC、パナソニック製端末
調査会社MM総研が2013年10月9日に発表した「スマートフォン市場規模の推移・予測」によると、9月末のスマホ契約数は5015万件、ガラケーは6862万件となった。
現段階ではガラケー利用者が6割近い。
2014年度中にはスマホの契約数が過半数に達する半面、2018年3月末時点でもガラケーは3割強残っていると予測する。
iPhone人気や、米グーグルが開発した基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホの開発が進み、2011年以降は通信各社がスマホ販売に軸足を移した。
確かに家電量販店や通信各社の販売店では、ガラケーの取り扱いは以前よりもずいぶん減ったが、完全に消えたわけではない。
2013年10月10日に冬春モデルを発表したNTTドコモは、1年ぶりにガラケーを復活させた。
発表された2機種が、スマホから撤退したNECと、個人向けスマホの開発を休止するパナソニックの製品というのも象徴的だ。
2社はガラケーで一時代を築いている。
ドコモの加藤薫社長は、ガラケーを再投入した理由について「ユーザーから要望が寄せられた」と説明した。
ドコモ広報はJ-CASTニュースの取材に、特に長年契約している顧客のリクエストが多かったと話し、「操作性が変わらず、使い慣れている安心感から(ガラケーを)求めているようです」と付け加えた。
使用目的が通話中心で、インターネット利用が少なければ、改めて操作方法を覚えなければならないスマホに変えたくないのもうなずける。
KDDIとソフトバンクモバイル(SBM)も、新規のガラケー端末を出した。
SBMの孫正義社長は「世の中には『スマホはいやだ』という人もいる。その人のためにも」と新商品発表会で話した。スマホの普及が急速に進んでいるとはいえ、完全にガラケーをなくしてしまえばその利用者層が他社に流出しないとも限らず、各社の「綱引き」が続く。
料金面よりも慣れ親しんだ使用感を求める
通信各社はスマホの販売に注力しているため、端末料金はガラケーの方が高額になる心配はないのか。
ドコモ広報に聞いたところ、契約形態によって金額が変わるので一概には言えないが、今回発表されたシャープの「アクオスフォン」や富士通「アローズ」といったスマホを新規契約すると、機種料金は1万円程度になる。
これに対してガラケーは1万円台半ばだそうだ。
ガラケーからガラケーへの変更なら、2万円近くに上る。
「iPhone5s」なら、モデルによっては「実質ゼロ円」で契約できるため、金額差はさらに大きく開く。
月々の通信料金はどうだろう。
ドコモのスマホを2年間契約すると、通話料は基本料金780円に通話した分の金額が加算される。
データ通信料は、データ量の制限の有無、定額制もしくは使用量に応じた2段階制、さらに使用機種によっても違うが、基本的には月額4935円~5985円だ。
ネット接続をメーンに使うスマホは、定額制を選ぶ利用者が主流だろう。
ガラケーは通話を主目的とした端末として進化してきたこともあり、料金体系は通話の重要性を意識した設定といえる。
機種が限定されるが、通話料金を含む月額基本使用料で最も安いものだと1957円だ。
これは1050円分の「無料通話」も含まれ、通話をこの範囲内で収めれば追加料金はかからない。
これに、「iモード」で接続するためのデータ通信料が加算されるが、その額は月々4410円となっている。
単純に双方を比べると、データ通信料ではガラケーの方が若干安い。
通話料は利用回数や通話時間が大きく左右するのでケースバイケースだが、基本料金だけを見るとスマホの方が下回る。
総合的に考えると、月額使用料で大きな差が出るというわけではなさそうだ。
実際にガラケーを希望する利用者は、「(端末代や月額の支払いの)金額というよりは、慣れ親しんだ使用感を求めるケースが多い」とドコモ広報は説明する。
近年では、中古のガラケー端末を取り扱う専門店も出てきた。
新商品のリリースが先細りするなか、「スマホに変えたくない、でも機種変更したい」という層を引き付けているとみられる。
市場は縮小傾向だが一定の規模を保ったままで、通信各社も「無視できない」とばかりに新製品投入を続ける判断を下したようだ。
国内で独自に発達してきたガラケー技術を、日本人が守り育成しないで誰がする!?
日本の技術力低下を嘆く前に、日本人として国内産業を守り育てていくという意識も必要ではないかと思います。
最近のTPP交渉における農産物保護のアピールも、食料自給率低下という視点から議論されることもありますが、朝食は食パンでという家庭が増えるなどの食文化の多様性も自給率低下の大きな要因です。
もっと日本人がお米を食べるだけでも、米を中心とした食文化は守られます。
一方では、食の多様性を享受し、一方では自給率不足を嘆く。
何かを守るためには、何かを犠牲にするしかありません。
最近、この当たり前な事実を再確認させられたセレモニーがありました。
伊勢神宮の式年遷宮です。
伊勢神宮が20年に一度、内宮本殿を真新しいものにすっかり建て替え、ご祭神が引っ越す儀式である「式年遷宮」が執り行われました。
7世紀、持統天皇の時代に始まって、本年で62回目を迎える制度で、戦国時代の一時を除き、ほぼ1300年間、連続してきた習わしです。
これは、きわめて大がかりな行事です。
木曾にある皇室の御料林から木を運び伊勢で製材する一方で、以前の本殿はすっかり分解され、その木材は他の神社の資材として全国各地へ下げ渡されるなど、多くの時間(一部10年も)と経費(一説に数百億円)を要するといわれます。
現代人的な発想では、大いなる無駄としか映らないかもしれません。
単に木造建築物の老朽化を防ぐためだけの理由なら、20年は短かすぎる気もします。
そこには、古代日本人の“はかない寿命”対応策も加味した“文化伝承の崇高な精神”が秘められていたと考えるのが妥当ではないでしょうか。
伊勢神宮の独自な建築様式を一分の違いなく後世に伝えるためには、当然そのソフトウエアーを受け継ぐ人を継続的に育てなければなりません。
なおかつ、現実の遷宮に従事した経験の持ち主が次の遷宮のリーダーシップを執ることも不可避的となってくるのです。
当時の寿命からすれば、壮年期の20代に遷宮を経験した人物は次回には40代として、後進を育成し見守ることができるというわけだったのです。
諸外国の建築の基本的発想法は、頑丈な石や岩を多用して後世に残そうというものですが、ピラミッドであれ、パルテノン神殿、万里の長城であれ、いずれも崩れ落ち、その技術にも多くの謎が秘められており、現代技術での完全なる再生は不可能だそうです。
この違いは明らかで、海外の古代国家が、物(ハードウエアー)だけを残そうとしたのに対し、古代日本人は、知恵や技術(ソフトウエアー)をそのまま伝承せんとする独創的な精神に支えられた建築であり、儀式であったと言えるのです。
飛鳥人は、文化を単に塩漬けにして残そうといった手法ではなく、“人から人へと伝えてゆく知恵や方法を重視する”回帰現象、まさに“温故知新”の文化の特性こそ、伊勢神宮に流れる精神であろうかと思われます。
(産経新聞 10-20)
技術伝承のためだけに行う壮大な無駄。
いいかえれば、技術伝承のためにはコストは度外視という思想でもあります。
ただ、便利さや効率を最優先する教育を受けてきた我々からすれば、発想の大転換が必要な事例でもあります。
大々的な報道によって、式年遷宮に関わる宮大工のもつ技術はこうして継承されていきますが、一方日本各地には独自の伝統技術をもった匠の後継者がいなくて存亡の危機にあえいでいることには、マスコミは無頓着です。
もし、技術伝承の大切さを伝えたいのなら、全国の伝統技術も含めて大々的な特集を組むべきです。
さて、ガラケーの話です。
ガラケーが果たして、お米や伊勢神宮の伝承技術のように後世まで伝えるに足るものかどうかはわかりません。
特に通信分野の世界は技術的革新が早く、ガラケーという発想自体がユニバーサルデザインとして消える可能性もあります。
しかし、今のスマホにはない多彩な機能(着メロ・着うた・着うたフル、絵文字・デコレーションメール、おサイフケータイ、会員証・ポイントカード、赤外線通信、QRコード読取り、ワンセグ・ラジオ、キャリア独自のアプリ、緊急地震速報・・・)は日本人の創意工夫の集大成です。
日本メーカーの苦戦が続く中、日本人が日本のメーカーを応援しないで、誰がしますか?
何から何まで日本製のものを買いましょう、といっているのではありません。
もし、何かを買うときの一つの価値基準として頭をよぎるだけでもいいと思います。
知らないのと、知っているのとでは全然違うことですから。
では、音楽の時間です。
サンタナの音楽は多様性があります。
これなんか、初期のスーパートランプの曲かと思いますね。
Santana - Winning