今日は本の紹介です。
終戦記念日も近いので、こんな本を。
「流れる星は生きている」藤原てい
私なりに簡単に例えれば、日本版ワイルドスワンです。
「ワイルドスワン」を読まれていない人のために、アマゾンブックレヴューからの素敵な引用をご参考ください。
敗戦から、祖国への過酷な引き揚げ体験記, 2013/6/24
By ビタミン・トム
- 1945年(昭和20年)、満州の新京で暮らす日本人が、敗戦を目前に、ソ連軍の侵攻、中国、朝鮮半島からの過酷な必死の引き揚げに、「夫婦とは、家族とは、国家とは何か」を考える、著者である藤原ていさんの壮絶な体験です。
裸足で山道を逃走する痛みを、想像できるでしょうか。
その感覚が、全編にあります。
藤原ていさん(1918年生まれ)は、『孤高の人』で著名な作家・新田次郎(1912~1980)の妻であり、『国家の品格』などの著者で数学者・エッセイストの藤原正彦さん(1943年生まれ)の母親です。
夫氏は捕虜だったので、母親1人ていさんが、5歳、3歳、0歳のお子さんと4人で、満州から祖国まで、引き揚げる状況と場面、その一部始終は、「ここまでして、私は生きなければならないの」と語られるほどです。
27歳の女性が、地獄のような状況下、必死で生きる体験記に、「あなたの生命力に、救われました」との思いがあります。
国家という見えないシールド(Shield盾)に守られている意識すらない状態が、幸せな昨日と、逃亡生活の今日と、その隔たりが、ある日突然、その国家という保護が消えた瞬間、どのように事態は急変したのか。
私の祖父母、父母の世代が、体験した身近な歴史なのです。
2013年5月28日に、藤原正彦さんの著書『祖国とは国語』を読んで、本書を知り、藤原ていさんから、生きることの尊さ、温かさ、辛さ、多くのことを学びました。
「戦後は終わった」と言われるようになり、歴史という過去の記録になろうとしている今、たくさんの人に読んで頂きたいと心より願っています。
もう1つの推薦(?)文です。
この親にして あの子, 2008/5/7
By rock-c (東京都)
先日発売になった「決定版 この国のけじめ」藤原正彦著を読んでいる最中、この母親の本を読んでみたくなった。併読しているうちに面白さが逆転し、この母親本が、ランナー追い越しのランニング・ホームランとなった。
「藤原正彦の面白さの原点はここにあったのだ」と思い知った。
「この母にして、この子」と言うべきか、「この子にして、やっぱりこの母」といった感じで、ものすごい。
寝る暇を惜しんで一気に読んだ。
「壮絶!」「凄い!」、もうこの一言に尽きる。
男では到底できない母の強さがここに記されている。
1945年の敗戦後、こんな凄いことが中国、北朝鮮で実際にあったのですね。
このような記録がないと私たちの代で消え去ってしまう過去の事実。
無知の私なんぞは、敗戦、即、解放、淡々と引き上げされたのだと思っていましたが、敗戦後もこんなに凄まじい、死ぬ思いで引き上げてきたなどとは全く知りませんでした(この本から、大半の人は亡くなっているのですが)。
こういう本を読むと、どうして日本はこの事実を代々伝えていかないのであろうか、どうして消し去ろうとするのだろうか?と、日本の教育方針を疑ってしまう。
まさしく、小学校では英語教育なんて必要ない!
まず自国の勉強が必要である!
しかも、通常こういう「戦争体験記」は、男性側からのもの。
女性の体験記は非常に貴重である。
しかし、こんな凄い体験記のなかでも、「藤原正彦の母」が垣間見られる。
その表現の仕方が似ているのである、息子と。
またウイットが非常に利いているのである。
こんな壮絶な内容にも拘らず「面白い」のだ(非常にはしたなく申し訳ないが)。
しかし、やぱり親子だなー、こういう親でないとこういう子は育たないよなー
でも、親子5人生きて還れてほんとに良かった。
本の中では夫(新田次郎氏)の引き上げ後の描写がまるでないのが気になりました。
あのまるまる太った藤原さんが夫だったのでしょうか?(⇒この意味は、本を読めばわかります)
もし、この本を読んで感動した方は、是非「朱夏」宮尾登美子著も読んでみてください。
こちらも流れるような文章で迫力満点です。
さて、先の無謀な戦争で、今でも日本は海外から非難され続けています。
しかし、当時の日本国民誰もが甚大な犠牲を払い苦しみ耐えた苦難だらけの経験ばかりで、今でも多くの人は二度と戦争はしてはならないと思っています。
そして戦後68年、日本は一度も戦争をしていない数少ない平和国家です。
その日本を悪し様に非難する反日勢力は、なぜか戦争づいています。
韓国は北朝鮮とまだ戦時中だし、中国は国境を接した隣国やチベットや少数民族との内紛を頻繁に起しています。
現在も戦争をしている国が、戦争をしていない国に対して「過去の歴史を忘れるな!」とか右傾化しているとは一体どういう意味でしょう?
自分の本当の姿が見えていないのでしょうか?
とても不可解な現象です。
では、音楽の時間です。
彼らのサウンドも今回でとりあえず最終回です。
いかかでしたか?
このブログをみて、このバンドに少しでも興味を持ってもらえたら言うことありません。
Prefab Sprout - Blue Roses
終戦記念日も近いので、こんな本を。
「流れる星は生きている」藤原てい
私なりに簡単に例えれば、日本版ワイルドスワンです。
「ワイルドスワン」を読まれていない人のために、アマゾンブックレヴューからの素敵な引用をご参考ください。
敗戦から、祖国への過酷な引き揚げ体験記, 2013/6/24
By ビタミン・トム
- 1945年(昭和20年)、満州の新京で暮らす日本人が、敗戦を目前に、ソ連軍の侵攻、中国、朝鮮半島からの過酷な必死の引き揚げに、「夫婦とは、家族とは、国家とは何か」を考える、著者である藤原ていさんの壮絶な体験です。
裸足で山道を逃走する痛みを、想像できるでしょうか。
その感覚が、全編にあります。
藤原ていさん(1918年生まれ)は、『孤高の人』で著名な作家・新田次郎(1912~1980)の妻であり、『国家の品格』などの著者で数学者・エッセイストの藤原正彦さん(1943年生まれ)の母親です。
夫氏は捕虜だったので、母親1人ていさんが、5歳、3歳、0歳のお子さんと4人で、満州から祖国まで、引き揚げる状況と場面、その一部始終は、「ここまでして、私は生きなければならないの」と語られるほどです。
27歳の女性が、地獄のような状況下、必死で生きる体験記に、「あなたの生命力に、救われました」との思いがあります。
国家という見えないシールド(Shield盾)に守られている意識すらない状態が、幸せな昨日と、逃亡生活の今日と、その隔たりが、ある日突然、その国家という保護が消えた瞬間、どのように事態は急変したのか。
私の祖父母、父母の世代が、体験した身近な歴史なのです。
2013年5月28日に、藤原正彦さんの著書『祖国とは国語』を読んで、本書を知り、藤原ていさんから、生きることの尊さ、温かさ、辛さ、多くのことを学びました。
「戦後は終わった」と言われるようになり、歴史という過去の記録になろうとしている今、たくさんの人に読んで頂きたいと心より願っています。
もう1つの推薦(?)文です。
この親にして あの子, 2008/5/7
By rock-c (東京都)
先日発売になった「決定版 この国のけじめ」藤原正彦著を読んでいる最中、この母親の本を読んでみたくなった。併読しているうちに面白さが逆転し、この母親本が、ランナー追い越しのランニング・ホームランとなった。
「藤原正彦の面白さの原点はここにあったのだ」と思い知った。
「この母にして、この子」と言うべきか、「この子にして、やっぱりこの母」といった感じで、ものすごい。
寝る暇を惜しんで一気に読んだ。
「壮絶!」「凄い!」、もうこの一言に尽きる。
男では到底できない母の強さがここに記されている。
1945年の敗戦後、こんな凄いことが中国、北朝鮮で実際にあったのですね。
このような記録がないと私たちの代で消え去ってしまう過去の事実。
無知の私なんぞは、敗戦、即、解放、淡々と引き上げされたのだと思っていましたが、敗戦後もこんなに凄まじい、死ぬ思いで引き上げてきたなどとは全く知りませんでした(この本から、大半の人は亡くなっているのですが)。
こういう本を読むと、どうして日本はこの事実を代々伝えていかないのであろうか、どうして消し去ろうとするのだろうか?と、日本の教育方針を疑ってしまう。
まさしく、小学校では英語教育なんて必要ない!
まず自国の勉強が必要である!
しかも、通常こういう「戦争体験記」は、男性側からのもの。
女性の体験記は非常に貴重である。
しかし、こんな凄い体験記のなかでも、「藤原正彦の母」が垣間見られる。
その表現の仕方が似ているのである、息子と。
またウイットが非常に利いているのである。
こんな壮絶な内容にも拘らず「面白い」のだ(非常にはしたなく申し訳ないが)。
しかし、やぱり親子だなー、こういう親でないとこういう子は育たないよなー
でも、親子5人生きて還れてほんとに良かった。
本の中では夫(新田次郎氏)の引き上げ後の描写がまるでないのが気になりました。
あのまるまる太った藤原さんが夫だったのでしょうか?(⇒この意味は、本を読めばわかります)
もし、この本を読んで感動した方は、是非「朱夏」宮尾登美子著も読んでみてください。
こちらも流れるような文章で迫力満点です。
さて、先の無謀な戦争で、今でも日本は海外から非難され続けています。
しかし、当時の日本国民誰もが甚大な犠牲を払い苦しみ耐えた苦難だらけの経験ばかりで、今でも多くの人は二度と戦争はしてはならないと思っています。
そして戦後68年、日本は一度も戦争をしていない数少ない平和国家です。
その日本を悪し様に非難する反日勢力は、なぜか戦争づいています。
韓国は北朝鮮とまだ戦時中だし、中国は国境を接した隣国やチベットや少数民族との内紛を頻繁に起しています。
現在も戦争をしている国が、戦争をしていない国に対して「過去の歴史を忘れるな!」とか右傾化しているとは一体どういう意味でしょう?
自分の本当の姿が見えていないのでしょうか?
とても不可解な現象です。
では、音楽の時間です。
彼らのサウンドも今回でとりあえず最終回です。
いかかでしたか?
このブログをみて、このバンドに少しでも興味を持ってもらえたら言うことありません。
Prefab Sprout - Blue Roses