2年前、主人が脳出血になり、続けて父が脳梗塞になり、リハビリを行った結果、私は脳が回復していく様子を実感した。

脳が、ある部分死んでしまって動かなければ、こちらから迎えにいく。
身体の外側を軽く根気よくタップして刺激を与えると、1ミリ動くようになる。
この1ミリが動いたらチャンス到来。
脳の中ではシナプスが1ミリ繋がったというようなことの答えがこの動きだと思う。
そこをきっかけに、ずずっと回復していく。

父は、脳梗塞で黒目が中によってしまって、ピクリとも動かない。促通反復(川平法)をYoutubeで見たけれど、どう父の身体に向き合えば良いか考え、自分なりにではあるが、目を動かすときにどの筋肉を最初に使うか考えた。

こめかみ辺りかなと思い。そこを軽くポンっとタップしてやりながら、毎日「こっち、こっち」とショッキングピンクの猫じゃらしを振り呪文のように、見て見てと何度も振る。
そして1週間ほど続けたかな。

ある日、ほんの微か出はあるが黒目ピクリと動いたのだ。

そこからどんどん動くようになり、1ヶ月位で目が真ん中に戻ってきた。1年半たった今では、黒目はキョロキョロ動いている。

食べこぼしも酷かった、口の半分が閉まらないから、そこから食べ物や飲み物がむにゅむにゅはみ出てくる。

その唇の横をタップし口の筋トレ、顔を開く、顔をとじる、口を左右上下に横動かし、舌も上下、左右、口の中で回す、舌を出したり、色々な早口言葉をゆっくり言って、暗記でもう一回復唱、楽しみながら一緒に練習してあげる。飽きない程度の短時間で本人の体調と相談しながら。

言葉に関しては、ゆっくり話せばわかる状態に、今は、タブレットのJOYサウンドを使って歌も練習している。

口の横からむにゅむにゅ出てくる食べこぼしはなくなった。

足も不自由になっているから、寝ている姿勢の足の刺激(マッサージ)足をあげること、キープから初め、(足が動かない人はマッサージからのタップしながら他動で足を動かすことがよいと思う)
横にならんで座って足あげ、膝あげ、足を肩幅位に開き、頭を斜め前に出し前傾になり、立ち上がり途中の中腰キープ、立ち上がり2度、立ってもらって背伸び運動、向かい合って支えながら、地面を踏みしめ歩く練習、タップもしながら。

78才の父だが、今は車椅子で、トイレも自分で行くし、自分で食事もしている。倒れて早めのリハビリでここまで回復した。

皆が同じとは限らないが、淋しい雨さんのブログを読んで、伝えたいと思い書いてみました。