こんにちは。
今週はトランプ大統領とロシアとの関係を巡る「ロシアゲート」報道が連日なされ、ドルと米10年債利回りは昨年11月の大統領選前の水準に戻りました。本日のロイター調査によると、トランプ氏の支持率は38%まで下がっているようです。
15日月曜日、トランプ大統領がロシアのセルゲイ・ラブロフ外相、セルゲイ・キスリャク駐米大使に「機密情報」を漏らしたと報道。16日火曜日、トランプ大統領がFBIのコミー前長官に、フリン前大統領補佐官とロシアの関係について捜査を中止するよう求めたと報じられた。19日金曜日には捜査当局がホワイトハウス高官でトランプ氏に近いアドバイザーを務める人物に関心を示していると報道された。
巻き返しを図るトランプ大統領は、19日にインフラ投資向けに10年間で政府予算から2000億ドル、民間から8000億ドル(合計で約111兆円)の支出を提案することを発表。歳出の決定は議会の議決が必要であり、ホワイトハウスの提案がそのまま通るわけではないことは留意が必要。そして本日5月20日、トランプ大統領はサウジと、米国史上最大規模とされる約1100億ドル(約12兆円)に及ぶ武器売却の契約に署名。更に、今後10年間で今回の合意分を含む3500億ドルの武器売却を目指すようです。合意分の12兆円分については、サウジリヤルをドルに両替するのか、オイルを売った金で払うのか、月曜日の相場に影響するのか注目。
経済指標はマチマチ。火曜日の住宅着工件数が予想を下回り、ロシアゲートで弱気のドルに追い打ちをかけました。木曜日の新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業指数が予想よりも良く、ドル下落の勢いを弱めました。
ドルが売られやすくなってるので、経済指標の下振れにはいつもより注意が必要。来週は火曜日の新築住宅販売件数、水曜日のFOMC議事録、金曜日の耐久財(例えば、自動車、家電製品、コンピュータ、衣料品など)、1-3月GDP等に注目。
さて、今週のトレード。ドル円は買いポジション継続。ロシアゲートのためか、トレンドラインのサポートが全く機能せず、3月後半から4月前半のもみあいの水準まで下げました。このすぐ下には110円のキリ番も有り、強力なサポートとして機能すると思います。6月13日、14日のFOMCで利上げが見込まれる中、110円を割りにいくエネルギーは有るのか?年内2回の利上げで110円、3回の利上げを織り込めば115円とも言われています。既に3月に一度目の利上げが実施され、6月も利上げが想定されている中、110円を割ることは最早難しいのでは?
ユーロドルも、トレンドラインを上抜けて上昇する始末。1.13を抜けていきそうな勢いです。1.13台で売っていこうと思います。
では、来週も良いトレードを!
