「おーい!そっち側へ渡る橋はどこかにありますか!?」
「ない!泳いで渡ってくるんだ!ここで君のこと受け止めてやる!
ジャングルを抜けて進むポンゴへの道、この川を越えるため、
(川を挟んで、向こうにいる人とおおきな声で会話をした)
僕がいま行動の拠点としている村イボチョテから未舗装の道路をバ
サニリアト村で、
この先13kmほど川を下った場所に在る、
夜中の3時に到着したバスの中で朝まで休ませていただき、
ジャングルの中に通る歩道は、
それは普通、移動は川をボートで行き来するからだ。しかし、
この徒歩ルートについて人に聞くと、様々な答えが返ってくる。
「もう何年も人が歩いていないから、もう道は消えているよ」
「一度数年前に行ったことがあるけれど、
「道は分かりやすいよ。ただ、
人に聞いてもよくわからないので、
(安心してジャングルの中を歩くには、これが不可欠)
歩道は途中でYの字に分かれている個所が少なくない。
そういう時は、正直、カン頼り。
こっちの方がよく使用されていそうだ、こっちは方向が違う、
そうして何度も行った道を戻り、別の路を歩き、また間違え、
僕がいま、ガイドなしでこうして歩けているのは、
これが無ければ、方向を予測して進む道を選択したり、
来た道を安心して歩いて戻ったりすることは出来ない。
要は、
ジャングルの中をこれだけの距離歩くのは初めてだった。
今日は、実に沢山の、初めて見るものと出会った。
葉っぱみたいなカエル、
中指ほどのイモムシ、
手のひらほどの大きさのバクの足跡、
直径5センチ程はありそうな、巨大なヘビ(
(こんなカエルは初めて見た)
結局、ポンゴへ向かう道は、
ポンゴへと続く歩道があるのは川の右側と聞いていたのだが、
川の向こう側で、偶然洗濯をしていた男性に叫ぶ。
「おーい!ここからそちら側へ行く橋はありますか?」
「ない!泳いで渡るしかないよ!」
川の真ん中あたりまで歩いてきてくれた彼は、「
今日はまだ、路があるかどうか確認するために来ただけなので、
今日のところは、とりあえずここまで路があることは分かった。
「ポンゴへの路は、そちらからありますか!?」
「昔はあったけれど、今は使わえてない!
(11時間のジャングル歩行だった)
実際のところあと5.5kmと、
さて、この川を渡った後、路はどうなっているんだろうか?
がけ崩れがあったと言われても、
僕は一旦イボチョテの村に帰ることにした。
そして、上流からはここまで来られることが分かったので、
荷物は最小限しか持って行かなかったが、
人がいない、
明日は一日イボチョテで休み、
20150325



