昨年より病気治療中…電撃ネットワーク…三五十五の入院先病室に…
エスパー伊東くんが御見舞いに来ていた…
お久しぶり…
相変わらず…営業帰りでドデカイバックを持って来ている…
お金を恐喝されていた…あの事件の真相を聞き出して…
病室内三人で…男同士で…
エスパーくん…体がデカクなり小さいＴシャツが着れなくなり…そのネタできないじゃん…
昨日…ステージで熱いうどん食べて…口を火傷した…
生傷絶えない…
何やっているんだ
話が盛り上がって…
みんな…昔から芸能で苦楽をともに…
エスパー伊東くん…途中帰りました…
夜…病室で…三五十五と二人きり…
三五十五が…ボツりと…
「仁誠！元気になったら…ど演歌千三郎でステージ組んでくれ！」
俺…わかった！
三五十五…「復帰は…健康ランド…もしくは…老人ホームか病院ホールで…ステージやりたいなぁー!!」
復帰までに…オリジナルの歌作らないと…
「ど演歌の詞を曲を…」
コテコテのど演歌の詞を…
ダンシング船長…俺…作るから…病室に持ってくるわ…
衣装は…着流し…色は……
俺、ド派手なコーデュネートするわ…
「お前…大丈夫か？」
三五十五が…笑っていた
昔の仲間の話を…
下積み時代の…話を…
お互い…思い出が…
若かった頃…
懐かしい…
三五十五ちょっと疲れたみたいだから…
また来るわ…
夜…病院を出る…
今夜は…少し寒いな…
夜道を…テクテク…
テクテク…
……………
春なのにちょっと寒いな…