谷崎潤一郎☆FEVER | Takenaka Kyoko web

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竹中香子のインプットとアウトプットのくり返しをかく、ブログ。

ここ数日ひたすら谷崎潤一郎読んでました。
『痴人の愛』読んで、これは最近の小説か!?っていうほど、よみやすくてするする読んでしまって。

国語の教科書に出てくる、堅苦しい文学小説とは、思えませんでした!
もしろ、R-15指定みたいな、ちょっとそわそわしながら読む感じ。
それも、性的なこととかエロスを感じさせるとかはさておき、
人様のこんなとこを、見ちゃって(知っちゃって)いいんですか?!みたいな。


その後も、有名なのから、がんがん読んでってます。だって、このストーリー(私的な生活)に対する秘密の共有みたいな、感じがたまらないのです。

わたしは、三島由紀夫大好きで、ちょっと雰囲気似てそうって思って読み始めましたが、もっとライトでコミカルな感じ。

よく谷崎潤一郎の解説とかに、官能みたいなことばがでてくるけど、
わたしは、官能も含めて究極にプライベートな作品だと思います。

家の外より、家の中。

って感じかな。。