今日、熊本市からの災害メールで
(市民じゃないけど登録してしている)

“緊急地震速報の訓練します。”

とのお知らせが。


そっかー
大阪でも地震あったし、訓練は定期的にした方が良いもんねー

と呑気に構えておりました。
(大体、時間になったら訓練用のメールが来ておしまいの事が多い。)



そしたら、
家でボーッとしていたところ、
時刻になると町内放送が。


「訓練です。地震が発生しています。(だったっけ?)

みたいな放送が流れたまでは良かった。





そのあと。



サイレンが鳴ったの。




地震の時限定の



なんとも形容し難い




あの不穏な音色のサイレンがっ!!




そのサイレンの音を聞いたら、

ちょっと呼吸が浅くなった。



心臓の脈動が早くなった。



身体が動かなくなった。






嗚呼、

音の記憶って結構根深いんだなと思った。




そして今、
そのサイレンの音を思い出そうとしても思い出せない…

無意識の防衛反応?

(実は、あんなに飽きるほど体験した大きな揺れも、今となっては思い出せないんです。トラウマってやつでしょうかねー。)


地震後、地震の影響で川沿いの道が低くなったため、氾濫防止に土嚢が積まれていました。
今でも復興工事が町のあちこちで続いています。





あれから2年経ちますが、
完全には癒えぬ地震で出来た心の傷。


先日の大阪地震の際も、

「阪神淡路大震災の記憶が蘇って怖かった」

という話を複数人から聞きました。


あれから大分経っているのに、です。


そっか…そういうもんなんだな。
と、自分のことに置き換えて、
この、無自覚についてしまった心の傷とは
一生向き合っていかねばならぬのだなと
気持ち新たにしたのでした。