先週の聖霊降臨祭で復活節を終え今週から年間の主日に入りました
復活節後最初の主日が三位一体の主日です
今日はキリスト教において大変重要な三位一体の教理についてのお話をしたいと思います
三位一体とは「神さまとイエスさまと聖霊」の事です
まず全知全能で唯一の神さまがあり その神さまが人間を罪から救うためにイエスさまを世にお遣わしになり そのイエスさまと繋がる為に聖霊を私達のもとへ降ろして下さいました
これが三位一体です
神さまとイエスさまと聖霊の3つが私達の中で繋がった時に救いの御業は成就されます
奇跡を起こす為にはこの3つ全てが必要です
勿論神さまに不可能はありませんので
神さまだけで私達の魂を直ぐに完全に救う事も可能です
しかし神さまのみのお力で救われる時私達が認識しているコスモスの崩壊を意味する場合があります
それは自己の魂がカオスの渦の中に巻き込まれる事 神さまのもとへ帰り無に帰す つまり肉体物質的な死へと繋がって行きます
しかし苦しみや悲しみでは無く 大いなる愛と溶け合う つまり絶対的な幸福に至ると言う事です
神さまは全ての人間を深く愛していらっしゃいますので全ての人は最後は必ず救われ愛に包まれ完全な安らぎを得ます
それが神さまのみの世界の辿り着く場所です
それこそが真の魂の救済なのかも知れません
しかしキリスト教は命の宗教です
悩みや苦しみから解き放たれて悟りを得る事が目的では無く
この宇宙の秩序の中で生き抜く事を目指しています
喜びと共に苦しみもある事を受け入れ
それでもこの世界を天国にして生きて愛と命を謳歌するのが究極の目的です
その願いを成就する為に神さまは全ての人を救う事の出来る完璧なロゴス完全な秩序 つまりイエスさまを遣わされたのです
イエスさまの教え そして死と復活で救いの準備は完成されました
後は聖霊の御業によりイエスさまと結ばれるだけです
そして命へ至る全ての謎は解き明かされます
そこにはもう矛盾はありません
父と子と聖霊の名による
三位一体の御業
聖書の成就の時が近づいています