当然ながら脂肪酸は菜食主義者ではありません、むしろ肉塊が大好きです。
そんな脂肪酸も思わず唸る!お酒にも合う美味しい料理!
しかしてその正体は、動物性素材を一切使わない超ヘルシーランチ!
美味しくって食べるほど健康になれる、そんな煩悩剥き出しのリクエストに応えてくれる、
全知全能の如きアンビリーバブルなお料理に、鎌倉の奥地で出会いました!
『木と季(きととき)』さん!
KITOTOKIさん!
まず、立地はちょっと複雑です。
長谷駅で降りたら、長谷通り(通称大仏通り、正しくは長谷通りです)を北へ。
大仏さまを少し通り過ぎたら、左のせまーい分かれ道へ。
途中から車はおろか原付も入れないほそみち、
看板もなく、およそこの先にお店なんて無さそうな。
そして脂肪酸の膝には大敵!階段を登ります!
左はお隣さん、右の細いほうが正解です。
お庭の垣根はDIYだそうです!
店内はテーブル4卓ぐらい、営業はお昼のみ、完全予約制、という狭き門です!
ランチメニューは1種類!
木と季膳1500円(税別)!
お盆の上には13種類もの色とりどりのおかずがぎっしり!
このお料理たち全部、完全無農薬、完全無肥料、在来種など、こだわりの植物性素材だけで作られているのです!
玄米ご飯には小豆がブレンド。
しっとりと柔らか、ほんのり甘み!
玄米の匂いとか、あの特有のイガイガ感が微塵もない!なんかすごい!
味噌汁は店主が山で収穫したミョウガ入り!
動物性素材ナシだからもちろんダシも使ってません!
なのにこの奥深い味わい!
高野豆腐のカツ、木綿豆腐の唐揚げ
サラダにはデュカ、カカオなどのスパイス
ピーマンのチヂミ風
お酢で締めた千切り大根
きんぴら
自家製ジャガイモとキクラゲ
モロヘイヤお浸し
在来種の黒豆煮物
お漬物
などなど!
ビーガンだからって、精進料理とかにありがちな侘しさとか貧相な感じが微塵もない!(ハチミツ使ってるから厳密にはビーガンぢゃないかもですけど)。
むしろすんごい贅沢、リッチで豊かなランチ!
文字通り五臓六腑に染みるような、体の内側から元気になれそう!
場外ホームランはないかもだけど、まるで味覚のサイクルヒット!マシンガン打線の波状攻撃鳴り止まず!
店主がお酒好きということで、寺田本家の日本酒や自然派ワインなど、ランチだけのお店にしてはアルコール充実!昼飲みにもグッド!!
そんなこんなで至高の菜食料理がいただけるこちら。
店主はベジタリアンとかではなく、肉も魚も食べるしお酒も飲む方。
自然派の食材に拘ると、お肉や卵は安定供給やお値段の面から、ランチでお出しするのが難しい。
卵は毎日産んでくれないんだとか(´・ω・`)
というわけで現在の菜食スタイルにしたそうで。
チョコは味醂カスで甘さを。味醂カスってなんやろ?
次は日本酒でも行ってみようかしら