先日は、吸引器に関する情報をありがとうございます。みなさんからもらった情報のありがたさと、ブログというつながりがあることに、感謝してもしきれない母ちゃんです。



話は変わりまして、洗濯物を干す前に、『昨日の雨で濡れてるベランダを拭く』というワンクッションがつきまとう今日この頃。



そんな中、ありがたく朝から晴れだった日曜日。



母的には、息子の咳がまだ残っている事が気がかりだったが、そんなことは全く気にならない様子の小姉&オット。二人は、久々の晴れを満喫すべく、朝からちょっとデカめの公園に行く気満々だった。←大姉は、公園より撮り溜めしてあるジャニーズなんとかのTVを見るのに忙しく、それどころじゃない。


母だって、どれが誰なのかさっぱり分からないジャニーズなんとかを家で見るよりは、公園へ行きたいのだが、保育園がはじまるまでには、ぜひとも息子の体調をパーフェクトまで持っていきたい気持ちもあり、『仕方ない、今回は遠慮しとくか…(涙)』なんて思いながら、雑用を終えてリビングに戻ると…



息子、すでに車に乗せられている(T▽T;)

←しかもエンジンかかってる(涙)オットは1人でチビ2人をみるつもりなどサラサラない人間なので、つまりは小姉と2人(と息子)で、ウキウキで母待ちをしているのだ。


…そんな訳で、1人で咳に気を揉む母と、浮かれポンチなオットと小姉で、近所のちょっとデカめの公園へ。


小姉を遊具の中へ開放したなら、バギーを押しつつ、こうなったらせっかくなので、息子と春の公園を楽しむ母。


息子と同じくらいか、もしくは小さいだろうお友だちが、お姉ちゃんを追いかけてヨタヨタ歩いている。お父さんと滑り台に挑戦しているお友だちもいる。お婆ちゃんと笑顔で遊んでいる子、そしてそのお婆ちゃんもまた笑顔で…なんて風景を、遠い目で眺める母。


少し前までは直視することすらできなかった風景なのに、もう心は痛くなかった。時が流れて、私の心もだいぶ落ち着いたらしい。



とはいえ、息子も交えて遊具で遊ぶ事には抵抗を感じる自分がいる。抱えて滑り台を滑ることも、ブランコに乗ることだってできるのに、『他のお母さんたち』の視線が気になって、躊躇してしまう。『あら?この子なに?』『病気なんだ、かわいそう』…そう思われるんじゃないかと思うと、なんともいえない負い目を感じるのだ。


そんな事を考えていると、不意にオットが『あれなら、たくみんも乗れるかな?』と、ブランコに並びだした。なんのためらいもなく、息子と一緒に堂々と。



そしてユラユラ。






緊張の強さゆえ座るのにも一苦労、そして揺らしても無表情な息子と、ブランコを楽しむオット。



そんな姿を見て思った。



あぁ、私は何をためらっているんだろう…と。



人目がなんだよ、どう思われようが知ったこっちゃないじゃないか…。


家事もできなければ気遣いもできないオット。母の帰りが遅くなって日がくれてても、洗濯物をしまうことも、食事の準備もしないようなオットだけども…


そんなオットに、教えられたような気がした。


そして、母も開き直る。


遊んでいると、ジロジロ見てくる人も中にはいたが、そんな人にはこちらもジロジロ見てみる。目があっても負けない。相手が目をそらすまで、ずっとジロジロ見てやった。←何やってんだ?


そのあとも、オットとローラー滑り台を滑ったり、小姉とカマキリに乗ってみたりと、公園を堪能した息子でした。









負けないぞ~!!








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昨日はTシャツで新学期を迎えた大姉が、今日は長袖に上着も着ての登校という、寒暖の差にも程がある今日この頃。


息子の体調、もれなく壊れております(涙)


来週から保育園に行くのに、そのためにあれこれやらなきゃいけないことが多いのに、このタイミングでの体調不良におおいに焦る母。


息子は、年が明けてから…というか、よくよく考えたら、産まれてから今まで、ずっと月1のペースで何かしら体調を壊してるような気がする。抵抗力が弱いと言われればそこまでだが、そもそも『自然治癒力』というものが彼にはないんだろうかと思うくらい、様子を見続けてるだけでは回復しない息子。今回は特に『悪化させてなるものか!』と、早々に病院へ行って、今となってはすでに『いつものセット』と化した風邪薬をもらってきた。


そんな、月1ペースで体調を壊す息子と1年以上暮らしていると、『嫌な予感→体調が悪くなっていくまでの経過』なるものがなんとなく見えてくるもので…

それは、息子の場合はどうやら『なんとなく鼻水が増える→やっぱり鼻水が増えてる→咳が出はじめる→喉がゴロゴロいう(この辺で熱が出る)→喘鳴が出る→最悪入院になる』というものだ。このプロセスを2~5日位かけて進んでいく。






現在、『喉がゴロゴロ』の段階にいる息子。今朝から熱も出だした。


毎回同じようなパターンに陥っているうちに考え出すのが、最初の『なんとなく鼻水が増えてる』段階で、その鼻水を取り払ってしまえば、そこから先のあれこれはなくなるんじゃないかということだ。


鼻が詰まろうと、痰がからもうと、それらをうまく外に出すことができない息子。たまに咳とともに口の中まで痰が上がってきても、それをまた飲んでしまう始末。見ているこっちがヤキモキして咳払いしたくなる事もしばしばだ。その、災いのもとな『鼻水と痰』をとっとと吸引してしまえば…という訳だ。


しかし、うちには吸引器がない。以前も手元に欲しいとは考えていたが、『やっぱいらないかな』という迷いもあり、結局そのままになっているのだが、ここへきてやはり、悪化を食い止める意味で吸引器だけは欲しいと考える母。


今後保育園に行きだせば、鼻が垂れる機会も増えるだろう。そのたびに毎回症状が悪化するのはぜひとも避けたい。お姉らは多少鼻が垂れてても無視しているうちに良くなったりもしていたが、息子の場合はどうだろう。たかが鼻水、されど鼻水だ。今後の長い人生を考えたら、多少高価でも手元に置くだけの価値があるんじゃないか…。


なんて考えてみても、今すぐ手に入る訳でもなく、そもそも勝手に購入(もしくはとりあえずのレンタル)しても良いのか、何かしらの段取りがあるのか、どの吸引器が良いのかもよく分からないので、主治医殿に相談してからになる訳で、とりあえず『今』を乗り越えるべくあれこれ試してみる母。


まぁ、あれこれ…と言っても、我が家にあるのは、フツーに売っている『ママとって』だかなんだかと言う名前の、『親の吸引力でおチビの鼻水を吸い上げる』というものしかない。←しかも、大姉の時に購入した10年もの。まだ家にあったのが奇跡に近い。


しかしこれの困った所は、『そこそこの強さと、持続的な吸引力が必要とされる』ことであり…



風船を膨らますことすらできない、老化がとまらない身体にムチうって、渾身の力を込めて『ママとって』を吸い上げては、目眩がする母ちゃんです(涙)





←春の祭りに向けて太鼓の練習な大姉&小姉。祭り好きゆえ、どんどんでしゃばる我が家。






負けないぞ~!!








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桜満開、大姉春休み(-_-メ

満開の桜を眺めながら、春休みが終わる日を心待ちに過ごしている今日この頃。そこに愛がない訳ではないが、身体のデカイ小学生が、昼過ぎまでパジャマでグダグダ過ごされるのは、全く心穏やかではない(涙)親子関係に亀裂が入るのも時間の問題だ。


さて、先日ついに保育園入園決定を手にいれた息子。


母は、息子が退院して一発目に保健師さんが家に来たときから、『復帰できるんだろうか?保育園には入れるんだろうか?』とゴネていた。それから、入園希望日の半年前には申し込みをしたり、何度も市役所で話したり、地域のソーシャルワーカーに相談したり、他市の保育園、そして他市の市役所でも散々『困っている』アピールをしてきた。


まだ復帰について漠然とした考えしかしていなかった頃は、『保育園に入ったら、同じクラスのお友だちのお母さん達はどう思うだろう。良く思わない人もいるんじゃないか…』なんてことを心配していたのだが、そんな心配より何より、『保育園に入る』事自体が、とんでもなく大変な事だったということを目の当たりにした訳で…。



そもそも、一度ダメと言われたら素直に引き下がれば良いものを、なんで母がここまでして復帰にこだわるのかと言えば…



最初の頃は、息子が産まれる前から『あーもう、働きたくねぇ!』と思った事は何度もある職場なのに、もう戻れないんだと思うと、どうしようもなく悲しかった。できれば復帰したいと思っていた。



そして月日が流れるうちに、『役所関係や病院のスタッフの中に、一人でもいいから当事者の方がいてくれたら、どんなに心強いか』と思う事が増えていった。



最初にそう思ったのは、NICUで初めて息子の脳障害の事を聞いた直後、呆然と息子を見つめていたら、看護師さんに『お母さん、あきらめないで下さい』と言われた時だ。あの時の母は、その言葉が正直腹立だしかった。


『お前に何がわかる。自分が一緒に暮らしていく訳でもないくせに。』と思ったのだ。


あきらめるとかあきらめないとかの前に、現実を受け入れる事すら出来ない状態だったのに、そんな経験もしたことない人に、いきなり今後の人生を諭られようで、悔しくて、みじめだった。


それからも、役所や病院でも、『しょせん他人事だよな』と感じる事は多く、そのたびに『1人でもいいから当事者がいてくれたら…』と感じていた。



そして思った。



自分が、『当事者である看護師』になってやると。



私は、自分の子が障害を負うことになってしまったお母さんの気持ちが、痛いほどわかる。自分がまさにそうだからだ。そんな人間が看護師として働いている事で、少しでも同じような境遇のお母さん達の力になれたらと思ったのだ。どこにも当事者の職員がいないなら、自分がなってやる。そう決めた。


なんて、偉そうなこと言ってみたところで、障害児のお母さん歴はまだ1年ちょいのひよっこなので、到底力が及ばないかも知れないが(涙)



神奈川の片田舎の総合病院で、やたらまとわりついてくる不審な看護師がいたら、それはワタシかも知れません。







『おはよう』の挨拶が、やたらアクロバティックな小姉と息子。←これ、我が家の日常(涙)






負けないぞ~!!







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