娘が生まれて幸せなのは勿論ですが

赤ちゃんとはこうも火のついたように泣きこうも何事もなかったように寝るものなのかと不安に思いました

私のちちくびが気に入らないのかまったく吸おうとせず
作り物のゴム製ちちくび付き哺乳瓶を好んでおりましたので
娘がねむっているあいだも私は必死に哺乳瓶に母乳を絞っておりました

くわえてくれりゃ楽なのに...と早くも第一反抗期かよと将来が曇ってまいりました

娘と一緒の部屋になったのもつかの間絞られるのに慣れていない乳がパンパンに張り岩のように固くなり高熱が出始め娘はそそくさと赤ちゃん部屋に戻っていきました

寂しさと熱の苦しさで2日程泣いて過ごしやっと迎えに行きました

それからは優しく乳のご機嫌を伺いながらの作業で張ることもなく余裕すら感じていました...そして迎えたのです
いえ..気付いたのです
オニギリ頭なんて問題ぢゃなかった
娘の..
娘の....
かた..
かた....には..かたには...
肩毛がもっさり
はえてるぢゃないですか!!!!

この時ほど娘に詫びたことはありませんでした

《ごめんね...ママが毎日毎日剃ってあげるから
お年頃になったらエステで脱毛しようね...》と語り続けました

オイオイ泣いている私をみて白衣の天使は
何事かと心配し訳を話すと《赤ちゃんは皆そんなもんよニコニコドンドン薄くなっていくから心配しないで》と教えてくれましたが
周囲の赤ちゃん一人ずつ肌着をひっぺがして見て回ろうかと思うほど不安は消えませんでしたよ


トントンと悶々と日々は過ぎていき無事退院し1ヶ月検診の日にはすっかり肩毛はなくなっていました

人間は猿から進化したと言われていますから自然現象なんでしょうね

赤ちゃんの成長はすさまじいもので3ヶ月もたつと娘は体中を輪ゴムでくくったかのようにムチムチしはじめ髪は一心不乱に天へ天へ伸びて行きました


いったいどんな頭になるのかとカモフラージュのためリボンをつけていましたが全く似合わず..ショック!どんなに櫛で下へ下へととかしてもトロ↑ルの人形のよう逆立っていましたよ

いまでも寝起きはその名残が垣間見れます

何はともあれ人一人育てるのは簡単なことぢゃありません
けど
何にも変えられない喜びがそこにあるんです
チャッチャリラ~チャッチャリラ
ご清聴ありがとうございました