M15 FINALE 波多野悦子 | Dance Unit W+I&S ~慶應義塾大学SFC 公認ダンスサークル~

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慶應義塾大学公認サークル Dance Unit W+I&S のブログです!

こんにちは!
この度FINALEを創作させていただいています波多野悦子です。

創作者ブログではありますが、自分の話をしたいと思います。


小中高大、どれが一番楽しかったか?
と聞かれて私は、迷わず断トツで大学が楽しい!と言うことができません。理由は1つですが、それはあとで話します。

私はこのサークルに悩みに悩んで入りました。理由はいくつかあります。1つはそれまでダンスを全くしたことがなかったから。よく聞かれますが、バレエや体操もしたことはありませんでした。2つめはここに入ったら確実に忙しくなることがわかっていたから。きっと犠牲にするものが他に出てくるだろうと思っていました。

3つめ。高校時代が楽しかったから。
私の通っていた高校は、(自称)日本一の体育祭と言うほど、公立にも関わらずお金と時間を行事にかけていました。体育祭の準備は1年前からはじめ、夜通し会議したりもして、高3の夏休みは毎日朝から夕方まで準備して、9月になったらクラスの半分が金髪になってる。みたいな。そんな全力な高校生活でした。

ダンスサークルが楽しいことは知っていました。お兄ちゃんがesに入っていたので。でも、ここは高校よりも楽しいところなのだろうか。それは過ごしてみないとわからないことでした。周りに全力で楽しんでいる仲間がいるのに、高校の時の方が楽しかった、なんて少しでも思いたくなかったんです。でも逆に、高校と同じくらいかそれ以上に楽しみたかったら、ここに入るしかない。そう思ってWに入ることを決めました。

Wでの生活は予想通りすごく楽しいものでした。先輩後輩12も、素敵な人に囲まれて。でも、やっぱり最初は高校の方が楽しかった、て引きずっていた時もあったと思います。それは自分たちで何かを創ったり、一つの目標に向かって団結したりする前。執行代になってしばらくまではそう思っていました。でも最初から気づいていたことがあって。執行代を終える先輩や引退する先輩が、自分が高3の時と重なる部分があったから、自分がその景色をまた見れるまでは絶対逃げ出さないようにしよう。そう思ってここまで続けてきました。

最初に、大学が断トツで一番楽しい!とは言えないと言いました。理由は簡単で、さっき長く書いた、私にはかけがえのない高校時代があったから。でもだからと言って、高校が断トツで一番だ!と言えません。それは、Wが私にとってかけがえのないものだからです。
無限ループです。もう決められないんです。どっちが1番とか。決める必要もないんですけど。でも、こうして迷えるくらい、とにかく楽しい大学時代を過ごせたことが何よりも嬉しいです。

確実に、人生の中で最も光り輝いた7年間でした。
この湘南の地で、誰にも負けないくらいキラキラした青春時代を過ごせて幸せでした。

だから感謝しています。
Wに。先輩に。後輩に。そして12に。
本当にありがとうございました。

今、Wがダンスが、少しでも楽しくないとか、それよりももっと楽しいものを見つけてしまった人がいるなら。今から書くことを読んで考えてみてほしいです。

大学生活での楽しいの絶頂はきっと今ではないです。周りに瞬間的に楽しめるものがあるなら、それはたぶんあまりパワーのないものです。本当の楽しさは、何かを超えた先にあるから。特にWでのその"何か"は大きいです。でもだからこそ、その先にある楽しさのパワーは計り知れないんだと思います。

何が言いたいかというと、執行代とか4年生を経験しないまま、Wがあまり楽しくなかったからという理由でやめるのはとってももったいない。あと、楽しいというのは受動的、楽しくなかったら、楽しんでください。楽しもうと思わなかったら楽しくないのは当たり前ですね^ ^

ダンスサークルて他にもあるじゃないですか。慶應にも他に3サークルありますよね。兄がesだったので、張り合ってどっちが良いサークルかみたいな話をすることがあります。私は何をとっても負ける気はしません。"練習環境" "公演" "学祭のステージ" そして "人" 兄は日吉民ですがJadeよりもRevolveよりも、Wに1番たくさんの知り合いがいます。みんな仲良くしてくれる。人が良いって、Wの人と踊ったり飲んだりが楽しいみたいです。

11のまさきさんやこの間盛り上げ通しに来てくれたかずさんがなぜesをやめてWに来たのか。esをやめたまさきさんがなぜ5年の秋祭に出てくれているのか。なぜさっちゃんがJadeをやめて、編入までしてWに来たのか。なぜBreakerが他サークルに行かないのか。

ここまで言えばきっと。答えは言わなくても伝わりますよね?笑


この長い文章で、わたしのWへの愛が伝わったかと思います。私がFINALEを創る理由。それは、FINALEが好き。もちろんそれは間違いないです。でも1番は、Wが大好きだから。FINALEを創作すれば、大好きなWの全員一人一人と関わることができるから。

FINALEに出てくれている140人のみなさん。
ありがとうございました。
1人残らず私の大切なコマ生です。

ありがとうの気持ちをダンスに変えて、伝えます。


おーわりっ( ´ ▽ ` )ノ
波多野悦子