皆様

お立ち寄り頂きありがとうございます。

心理カウンセラーtomoです。ニコニコ

 

本日の記事は、前回に引き続き、やはり重たい内容の可能性があります。

ご興味のある方のみ、お読みいただければ幸いです。

 

最近、どうやら新しいステージに来たのか?

今まで、「すっかり私の中のインナーチャイルドは癒されて、解放されてる」と思っていたのが

 

ここ最近、特に朝、起きてからしばらくして、ふとこみ上げてくる涙の正体が、まさに「インナーチャイルドのかけら」のような気がしてならないのです。
(更年期の症状かもですが、ここではインナーチャイルドだと意味づけします)(笑)

 

最近、記事を通して、素敵なご縁を頂く機会に恵まれ、まさに「シンクロニシティ」だとしか思えず、本当にありがたい限りです。

 

その方からのメッセージが、私の中にあるインナーチャイルドに届くのだと自己分析しています。

 

私の育ての親は、母方の祖母でした。

 

その祖母は私が3~5歳くらい?(記憶がないくらい幼い)の時に突然、目の前から忽然と姿を消しました。

 

そのこと自体、当時の私は、なんの疑問も持てずに、気が付いたら、祖母のお葬式(おそらくお通夜)の様子を、遠くから眺めていたというのが事実です。

 

そして、幼い私の目の前を、母が何人もの人たちに担がれながら(一人で歩ける状態ではなかった)うなだれた姿で、通り過ぎたという光景が私の脳に長期記憶として残されています。

 

そして、そんな母の姿を目で追いながら、今度は知らない叔母さん(おそらく親戚筋の方)が私の視線の高さまで、膝をつき、こういいました。

 

「いいかい。これからは、あなたがお母さんを支えていかなきゃいけないよ」と

 

本当に断片的でしかないのですが、鮮明に覚えています。

 

前回の記事で触れたことがある記憶があるのですが、私の母はいわゆるネグレクト(育児放棄)でした。

聞いた話では、産後うつになったそうで、しばらく何もできない状態だったとか。

そんな私に、とにかく愛を降り注いでくれたのが祖母でした。

 

私が26歳の時、衝撃的な事実を知ることになります。

 

祖母の死因はずっと心臓発作だと聞かされて育ったのですが、祖父の後妻なる人物から

 

「祖母は車庫で首をつって亡くなった」

 

ことを告げられました。

 

後妻なる人物は、恐らくずっと母や祖父が守ってきた秘密を、いとも簡単に しかも慈悲の心など感じられない声のトーンで私に告げたのでした。

 

以来、私は朝、晩、毎日祖母に想いを馳せて、祈っています。
(宗教的なものには一切関わっていません。)

 

長い間、祖母は祖父からのDVに耐え切れず、娘である母に「病院に入院したい」とSOSの命の電話をかけました。

 

しかし、母が真面目に受け止めず、結果、祖母は自ら命を絶ってしまいました。

 

まさに悲劇です。

 

母には弟がいて、私にとっては叔父にあたる人物なのですが、のちに、叔父が祖母の第一発見者であったこと。

 

また車庫で首をつってしまった祖母の遺体を、叔父がおろして蘇生を試みたことなど、まだ肌のぬくもりがあったことなど、

 

私が知らなかった事実を知ることができました。

 

話を聞いた時、ただただ涙が止まりませんでした。

 

今も、こうして記事を書きながら、涙で文字がにじみます。

 

涙を流すこと自体が祖母の供養になると信じています。

 

その叔父も、東日本大震災のあった年、2011年3月28日に癌で亡くなりました。

 

享年57歳でした。

 

叔父の癌が発覚してから、私も毎日祈り、叔父も自分自身のことを祈り、

結果、癌発覚当初は余命三か月と言われてた命が、実際には三年延びて、叔父は本当に安らかに、苦しまず、眠るように成仏しました。

 

きっと今頃は祖母も叔父と再会できて喜んでいると思います。

 

祖母はお料理も、お裁縫も本当に上手で、私は祖母の作ったご飯が本当に大好きでした。

 

祖母が亡くなってから、しばらくして祖父が後妻をもうけ、その後妻が、キャベツときゅうりの塩もみが私の好物であることを、どこからか、聞きつけ作ってくれました。

 

が、しかし、美味しかった祖母の味には到底及ばず、正直塩気が強い、お世辞にも美味しいといえる出来栄えではありませんでした。

 

それでも当時の私は、(恐らく小学校高学年になったあたり)後妻に喜んでもらうために、自分が食べたいからではなく、後妻のために、無理して、がんばって全部食べていた姿がありました。結果、後妻は大変喜んでいました。

 

ふと、そんな子供の頃の、我慢してキャベツときゅうりの塩もみを食べている姿の自分が、鮮明に蘇り、「これは私の中にあるインナーチャイルドがまたひとつ顔を出して、癒しを求めている」と直感的に感じました。

 

そのことに気が付けたのは、すばらしいシンクロニシティによる出逢いからです。

本当に感謝しています。

 

「自分のことより第三者を優先に考える癖」が、幼い頃から刷り込まれていたので、ある意味、自動操縦に入ってしまうこのギアを緩めていくのは、本当に大変でした。

 

また、親子逆転劇を余儀なくされておりましたので、幼い頃から親の面倒をみることが、さらなるこのギアを強めていたとつくづく思います。

 

5年前に、脳科学(NLP)、交流分析、インナーチャイルド、量子力学等の学びを通して、日々の暮らしの中でコツコツ実践した結果、明らかに以前とは違う感覚があることを実感しています。

 

まさに「生きづらさからの解放」です。

 

それでも、人間は不完全であることが前提なので、まだまだ学びと成長は続きます。

 

改めて「自分をこよなく愛することの大切さ」 そして「自分を許すことの大事さ」 を深いところで感じています。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。