皆様、お立ち寄り頂きありがとうございます。
心理カウンセラーtomoです。
さて、このところ
比較的 日中は気温が高く、五月ごろの陽気のような日々が続いています。
ただし、そんなお天気ゆえ？花粉は毎日大量に飛んでいるらしく・・・
慢性的な鼻炎である私にとっても、この季節は、毎年トホホな状態を余儀なくされますね。
（今年は左のまぶたが腫れて、耳鼻科のみならず、皮膚科にもお世話になってます・・・）
花粉症の方々は、何かご自身で対策されてますか？
少しでも快適に過ごせる何かがないと、ちょっとしたことに「イライラ」したり「落ち込んだり」・・・そんなギアが簡単に入ってしまう季節かもしれませんね。
そして、これは季節にのみならず、ひょっとしたら
「あなたの中にあるインナーチャイルドが暴れだしているのかもしれない」のです。
私は心理カウンセラーとして、NLP、TA（交流分析）、インナーチャイルドの三本柱で、トレーナーから学びを受けたのですが、
やはり心理における最も、根が深いものはまさに「インナーチャイルド」だと確信しています。
例えるならば、人間の骨格を知るのがTA（交流分析）であり
その骨格の周りにある筋肉の使い方を、よりよく使えるようになるのがNLP
そしてインナーチャイルドは、そのもっともっと奥底にある、ある意味、命そのものと直結している根っこの部分のような気がしています。
これは自身の体験に基づくことと、クライアントさんのシェアからも気づかせていただく両方の側面があるのですが、
本日は、
「そもそも、インナーチャイルドって何？」というところから、
「またそれが暴れだすとどうなるか？」について、
簡単にお話させていただけたらと思います。
どうぞ、ご興味のある方、お気軽にお読みいただけたら嬉しいです。
まず、インナーチャイルドというのは、いろんな表現の仕方がありますが、簡単に申し上げると
「未完了の感情（感情が傷ついてしまったままの状態）」のことをいいます。
この感情は、生まれてからだいたい9歳、10歳ごろまでに、深く関わった方がた（ほぼ両親ですね。。。、または学校の先生、地域の人々など）により、形成されていくのですが、
その大事な成長期（特に脳の成長）において、
「本当はこうしてもらいたかった」とか
「やっぱりわたしは生まれてきてはいけない子だったんだ」とか
「自分よりも妹、弟のほうが大事にされてる」などといった
「認知の歪み」から生じる、その後の人生の生きづらさにつながるものです。
本来であれば保護者のはずである立場の大人から、悲しいことに「脳が知らない間に破壊されていく」のです。
先日、ご主人様がまさに「毒親に育てられた結果、いまだにインナーチャイルドに支配されているんです。」と話してくださる奥様（マダム）とお話させていただく機会がありました。
ご主人のご年齢は60歳近いのですが、いまだに深い影響力を持つお母様の存在があることに、奥様は驚愕のご様子でした。
また、都内に住んでいると、百貨店や家電量販店でよくみかける光景のひとつに「販売員を攻撃するお客様」がおいでになります。
（これはお客様が販売員に対するハラスメントとして ○○ハラのように呼ばれることもあるそうですが・・・）
そんな光景を目にするたびに「あぁ・・・この方・・・おかわいそうに・・インナーチャイルドが暴走しているよぉ・・・・」といたたまれなくなります。
ただ、残念なことに、ご本人の脳は、インナーチャイルドに支配されてますから、自動操縦・・・
そんなことには、もちろん気づきもできずにいます。
また、攻撃されている販売員も、どんな思いでいるかと思うとダブルで苦しいですよね。
本来ある「快適で安全な人間関係」とは程遠いものになります・・・
また、そこには悪感情しかありませんから、いい結果などは生まれるはずがありません。
あるのはストレスだけ・・・そして、また見えない力で脳が破壊されていく
負の連鎖で、ただただ落ちていく・・・逃れられずに・・・
そうなってしまう背景には
インナーチャイルドが、気づいてほしくて暴れている
という事実があるのですが。。。
残念ながら、ご自分では気づけないのです。
インナーチャイルドは、
癒されたいから
もう傷を持ったまま生きるのは、もうほとほと疲れた・・・コリゴリだよ・・・と
必死でメッセージを送っています。
ただ、そのメッセージが「認知の歪み」により、まさに「歪んだ状態で暴れる」ので、手当て（処方箋）が必要になります。
私自身、相当なインナーチャイルドがいました。（今もなお、時々顔を出します 苦笑）
それがインナーチャイルドだということを知り、、、時間をかけて、都度都度、癒していった結果、
それまで長い間抱えていた（感じていた）重たく、暗い生きづらさに、押しつぶされることなく、過去は過去として、傷むことなく眺めることができるようになり、結果、別世界へと、扉が開かれ、シフトしたのです。
表現がなんだか怪しいですが、（笑）これは体験してみないと分からないんですよね。。。
私自身、カウンセラーになるために、学びの他に、クライアントの立場も経験しました。
当時、お世話になった長年カウンセラーとして実績をお持ちの先生からは「今まで、私もいろんなクライアントさんのお話聞いてきたけど・・・・なかなかすごいね・・・」と言われるくらいの背景を生きてきた自負がございます。
だからこそ、「壮絶な人生であればあるほど、カウンセラーとして役に立ちます」
と、この道を生きると決めた時の言葉が、いつも脳裏にあります。
やはり、なんでも体験したもの勝ちですね。
頭だけではなく、体験を通して、身体を使って覚えたこと、感じたことは最強です。
なんだか、最近はですね、毎日が幸せで、愛と感謝が自然と溢れてきて、（頭が春のおめでたい人？）見事、後遺症を持った私の脳も、徐々にリセットできつつあるのかな？なんて思っています。
1965年～1975年代まで続いたベトナム戦争で、目の前で残虐な光景をみながらどうすることもできず、結果PTSDを患い、その後の日常生活がままならなくなっていった、心に傷を兵士たちを、回復させていったアメリカ生まれのメソッド
残念ながら、アニメという業界では、日本は世界のトップを走る先進国ですが、こと心理においては、まだまだ後進国です・・・
そんな後進国日本において、心理カウンセラーという仕事を、残りの第二の人生、命をかけてやる！と決めて過ごせているのも、やはり、クライアントさんと一緒になって、私自身も成長させていただける、気づかせていただける、感動させていただける
素敵な人と人の間に起きるケミカルリアクション（化学反応）が、たまらなく好きだから
そして、長年、子供たちにバレエを教えていた頃のように、「何か自分ができることで、人様に喜んでいただける」
お相手にとって、必要とされ、救いの担い手になれることが、ほんとうに嬉しいです。
私自身もまだまだ未熟です。
クライアントさんと一緒になって、学び、気づき、走り続けます。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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