私の管理しているコアリボンスタジオは、毎年12月にスタジオ前の小さな庭に太陽光によるイルミネーションをして、道行くお散歩人にちょっとした憩いのひと時を提供しています。
日照時間で言うと夏の方が適しているのですが、そこは木々の葉蔭になりそれほどきれいにイルミネーションは輝かないのです。
これから落ち葉になり、日光が直接当たると、日没から2時間程は綺麗に輝きます。
という事で、今年もやる気満々で既にデザインを考えて新しいライトも購入しました。
それに先立ち、昨日は庭木を剪定してもらうために職人さんが入りました。
この庭には梅の木やマンサク、萩、南天などが植ってますが、私が一番好きなのは冬の寒い季節に真っ白い花を咲かせる寒椿です。
この木は、長い間私が剪定してたのですが、職人さんによると枝が密になっているので間引く様に剪定した方が良いとのこと。そこで今年は剪定をお願いしました。
…すると、
剪定が始まってしばらくして庭に出ると、職人さんが椿の枝に徳利(トックリ)をつけて、クルクル回して楽しそうにしてるのです。
「それ、何ですか?もしかして、、、」
「そう、蜂の巣です。」
「この形は珍しいですよね?」
「私もこうして間近にみるのは初めてです。トックリ蜂の巣です。」
考えてみれば昨年は異常気象の影響で、例年真冬に咲く寒椿が10月末に咲いた。
その時、椿に小型のスズメ蜂と思われる蜂が群がっていた。
あれがトックリ🐝!
椿は現在、椿油のとれる実がたくさんついている。
蜂のおかげかな?
珍しいので、巣をお見せします。
トックリ蜂は穏やかで、スズメ蜂の様に攻撃性は高くない益虫です。
何かしない限り、刺すことはありません。
